導入事例 中野区立中野東図書館 様

中野区立中野東図書館 様

子どもたちが興味を持って楽しめる臨場感のある読み聞かせ実現に、高輝度プロジェクターが活躍。

中野区立中野東図書館 様

導入製品:EB-L1490U、ELPLX02、EV-100

中野区立中野東図書館 様

導入事例を動画でご紹介

プロジェクター導入事例:中野区立中野東図書館 様 読み聞かせ

導入製品

EB-L1490U

型番:EB-L1490U(注1)
価格:オープンプライス
明るさ:9,000lm
スクリーン解像度:4K(注2)

詳細はこちら

ELPLX02

型番:ELPLX02(注1)
価格:オープンプライス
固定焦点:F:1.9、f:8.0mm
投写距離比:0.35

詳細はこちら

EV-100

型番:EV-100(注1)
価格:オープンプライス
明るさ:2,000lm
スクリーン解像度:WXGA

詳細はこちら

(注1)現行商品ラインアップは「詳細はこちら」のリンク先をご参照ください。
(注2)シフト技術を採用した4K相当の解像度となります。

導入課題

  • 子どもたちの目に優しく、眩しくない投写にしたい
  • 外光が入っても鑑賞できる十分な明るさが必要
  • 職員の多くが簡単に管理・使用できるようにしたい

導入効果

  • ゼロオフセットレンズ使用で光が直接目に入りにくい
  • 外光や室内灯に負けない明るく色鮮やかな投写が可能
  • コンテンツ切り替えなどの操作が簡単で管理しやすい

「明るく臨場感のある映像が、子どもたちの集中力アップに繋がっています」

導入背景:子どもたちが興味を持って楽しめる、読み聞かせスペースを目指しました

中野区立中野東図書館は、これまでにないコンセプトの下に創られる、新しく大規模な図書館ということで、所管する中野区教育委員会では、当館のシンボルとなるような設備を作りたいと考えていたといいます。そうした中で、実際に3つの設備の設置が実現しました。1つは、吹抜コーナー。もう1つは、こどもフロアに設置されたログハウスです。そして、3つめとして設置されたのが、子ども向けの読み聞かせスペース「こどものへや」です。

中野区立中野東図書館 館長 図書館司書 平田陽一さん

中野区立中野東図書館
館長 図書館司書
平田陽一さん

株式会社ヴィアックス 管理本部システム統括部 部長代理 森本智之さん

株式会社ヴィアックス
管理本部システム統括部 部長代理
森本智之さん

NECネクサスソリューションズ株式会社 公共第二ソリューション事業部 エキスパート 萩元章次さん

NECネクサスソリューションズ株式会社
公共第二ソリューション事業部
エキスパート
萩元章次さん

中野区教育委員会には、このスペースにプロジェクションマッピング対応の臨場感の高い映像設備を導入することで、子どもたちが楽しく読み聞かせに参加できるようになるのではないかというアイデアがあったといいます。そこで、本件のシステム導入に携わった萩元さんは、プロジェクターの導入を前提に実現可能性・課題・解決方法などを、エプソン販売と共に検討し今回のシステムを提案。導入実現にいたりました。

吹抜コーナー

吹抜コーナー

子どもたちが楽しみながら本が読めるログハウス

子どもたちが楽しみながら本が読めるログハウス

選定理由:子どもたちの目の安全を第一に機材やシステムを提案

機種選定はエプソン販売と共に設置環境や用途に適した製品とシステムを提案するかたちで行われました。その際に最も留意したのは、「こどものへや」内で本を読んだり遊んだりする子どもの目に直接光が当たらないようにすることや、スクリーンの近くで読み聞かせをする人が眩しくないようにすることです。その点は、中野区教育委員会からも、特にご評価いただけたようです。これらに加え「こどものへや」は、室内灯だけでなく窓からの外光も入るため、それに耐えうる高輝度タイプの機材を選定しました。

子どもたちの目の安全を第一に機材やシステムを提案

子どもたちの目の安全を第一に機材やシステムを提案

子どもたちの目の安全を第一に機材やシステムを提案

高輝度なEB-L1490Uに超短焦点ゼロオフセットレンズを組み合わせ、近距離での投写を実現(左と中央の写真)。機材を天井から吊るすことで、スクリーン付近で子どもたちが遊びまわっても光が目に直接入らず、壁面付近で読み聞かせを行う場合も眩しくないように工夫した(右のイラスト)。人物の影ができにくいため、投写した映像を背景にして記念写真を撮るといったことも可能だ。

導入効果:子どもたちのおはなし会への興味や集中力を高めることに成功

開館後のプロジェクターの用途や導入効果について、平田館長に伺いました。2022年2月時点では、おはなし会の導入時に映像を流して子どもたちが物語の世界に入りやすくする、雰囲気作りのための使い方が中心です。これにより、おはなし会への子どもたちの興味や集中力が高められ、スムーズに本編(読み聞かせ)に入れるといった効果が出ています。このほか、館の企画展示とリンクした映像を流し、「こどものへや」内で企画内容を楽しんでいただくなどの取り組みも行っています。こうしたシステムは、多くの職員が簡単に使えることも重要ですが、試しに私が使ってみただけでも簡単だと感じました。映像は色再現性に優れ、色鮮やか。明るさも十分で、室内灯や外光が入る条件でも視認できます。電源のON、OFFやコンテンツの切り替えなども素早くでき、快適に操作や管理が行えます。
次に、投写するコンテンツについて、森本さんに伺いました。このプロジェクターは投写される映像が安定していて、イメージどおりのコンテンツ提供ができています。システムも融通が利き、パソコンのプレゼンテーションツール(ソフト)で制作したデータなどもそのまま投写可能です。そのため文字情報や画像の投写などなら、図書館の職員など、専門職以外の方が素早くコンテンツ制作するといったことも可能です。本格的な映像コンテンツからライトな文字情報まで柔軟に対応できるのは、本システムの強みの1つだと感じます。

『ロシアの人たちが描いた新美南吉のお話「てぶくろをかいに」絵本表紙展』に合わせた映像

EV-100は床面投写のほか、プロジェクションマッピング的な使用法も可能

おはなし会で使用のほか、特別展やイベントなどに合わせたコンテンツも投写。取材時は、『ロシアの人たちが描いた新美南吉のお話「てぶくろをかいに」絵本表紙展』に合わせた映像が投写されていた(左の写真)。EV-100は床面投写のほか、プロジェクションマッピング的な使用法も可能(右の写真)。

今後の展望:アイデア次第でイベントなどでの強い味方になると期待しています

今後の展望について、平田館長に伺いました。現時点(2022年2月時点)では、開館して間もないこともあり、慌ただしい状況が続いています。そのため、まだプロジェクターを活用しきれてはいないのですが、今後余裕が出てくれば、アイデア次第で柔軟に活用でき、使い勝手にも優れたプロジェクターの存在は、イベントなどでの強い味方になってくれると考えています。とはいえ、従来の図書館にはこうした設備はなく、プロジェクターの使用経験がある職員も少ないのが実情です。まずは、皆でよく話し合いながら、どのようなイベントが実施でき、どのようにプロジェクターを活用できるのか、検討したいと思います。個人的には、子ども向けのおはなし会だけでなく、親子で参加できるイベントや、大人向けのイベントなども実施できるのではないかと考えており、そうした中でプロジェクターを活用した魅力的なコンテンツも展開できたらと思います。また、これらの取り組みにより、コロナ禍後の来館促進などにも、威力を発揮するのではないかと期待しています。

中野区立中野東図書館 様

会社概要

中野区立中野東図書館

中野区立中野東図書館 様

所在地 東京都中野区中央1-41-2
最寄駅 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 中野坂上駅 A1出口より徒歩2分
ホームぺージ https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp/facility/nakanohigashi.html

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