ビジネスプロジェクター

導入事例 熊本大学医学部附属病院 様

ビジネス向けプロジェクター導入事例: 熊本大学医学部附属病院 様  机上のボードを囲む会議スタイルにエプソンのインタラクティブプロジェクターを導入、情報活用の効率化を図る

導入モデル

EB-485WT

(注)販売終了製品

さらなる短焦点化を実現。電子黒板機能も使いやすくなった壁掛け対応・超短焦点モデル

EB-485WT(販売終了)

現行製品:EB-685WT

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導入病院様のご紹介

熊本大学医学部附属病院

外観写真

多数の関連病院・診療所と緊密に連携する地域医療ネットワークの中核を成し、多くの医療スタッフを育成する教育拠点でもある熊本大学医学部附属病院。同院のICU「高次救急集中治療部」は、会議における情報共有の効率化とより活発で有意義な討議の場づくりを目指し、エプソンのインタラクティブプロジェクター「EB-485WT」を導入した。そこで、同部署を統括する木下順弘教授に、「EB-485WT」の導入検討から運用までを伺った。

ニーズ・問題

  • カンファレンスではスクリーン、デスクサイドのパソコンモニター(電子カルテやバイタルデータ)、手書きのホワイトボードなど、多数の情報を参照するため都度視線を大きく動かさなくてはならず、これが進行の妨げとなっていた。
  • 机を囲むスタイルなので、座る位置によってはホワイトボードが見づらい。また、手書きのホワイトボードは保存できず、書き出す情報にも限界があった。

導入後

  • EB-485WTを机に投写することで視線の移動が少なくストレスが低減し、議論が集中的に行えるようになった。
  • プロジェクターのテーブル投写、スクリーン投写を併用することで、皆がスムーズに情報共有できるようになった。
  • ワープロソフトで作成した資料を投写することで、データの保存や再利用ができ、毎回書き直す必要がなくなった。
  • 電子黒板の多彩な描画ツールで、図解なども簡単に取り入れるようになった。

導入背景

アナログのホワイトボードを電子黒板に変え、よりスムーズな会議の場を目指す

木下 順弘教授

熊本大学医学部附属病院
高次救急集中治療部
木下 順弘教授

木下教授が統括するICU「高次救急集中治療部」は、救急搬送処置後や術後の患者など年間約400~500人もの重篤な疾患をもつ患者を受け入れ、高い医療技術をもって各科の医師たちと連携しつつ、24時間体制で治療に取り組んでいる。

毎朝、同部では前夜のICU担当医から当日の担当医に患者の治療を引き継ぐが、ICUのチーフドクター、各患者の前夜の担当ドクター、主治医が一同に介して、木下教授と共に今後の治療方針を検討する「朝カンファレンス」を行っている。その際に、電子カルテのデータをモニターで確認しながら、机上に各患者の情報を書き込んだホワイトボードを持ち込み、それを取り囲むようにして討議を進めていた。

また、木下教授は、研修医の教育用にも、ホワイトボードを使った講義を行っていた。「10名以内の少人数であれば、机上での板書が討議しやすい。電子黒板ならもっと利便性が高まるのでは、と以前より関心がありました」(木下教授)。

選定理由

机上に投映できるのなら、電子カルテなどさまざまなデータを会議で活用できる

ICUの「朝カンファレンス」では、1人ひとりの患者について、各種検査結果のデータ、治療と経過の情報、CT画像、バイタルサインのチャート、病歴や現在の症状の詳細など、共有する情報量が非常に多く、2つのモニター画面と壁面に投映するプロジェクター、机上のホワイトボードを交互に見比べての討議となる。

従来は、各患者について要点等をホワイトボードに書きまとめたものを毎回用意し、それを主軸に、前夜のICU担当医師が経過をひと通り説明した後に、皆で今後の治療方針について検討していた。しかし、ホワイトボードの情報はスペースの都合により、毎回消されてしまうので、同じ患者の情報を再び書いたり、その場で書き込まれたコメントも、後でノートに書き写すなど、手間が重なり非効率であった。壁面に投映するプロジェクターも併用していたが、机上を囲むスタイルなので壁面が見えづらい位置に座る医師もいた。

木下教授は、以前電子黒板を知る機会があり、ICUのカンファレンスに活用したいと考えていたのだと言う。「昨年、プロジェクター買い替えの際に、エプソンに電子黒板機能があるプロジェクターがあると知り、すぐに検討を始めました。机上に投写できるところが、われわれのカンファレンスのスタイルに合っており、これが決め手でした」(木下教授)。

病院での活用

会議前の準備もラクになり、肌を囲んでの話し合いもスムーズに

「EB-485WT」は、集中治療部のナースステーションにあるカンファレンス用のテーブルに設置した。これまではホワイトボードに手書きで用意されていた情報が、いまはワープロソフトでまとめ、それをノートパソコンから「EB-485WT」で壁面スクリーンと机上のホワイトボードに投映し説明する。都度、話し合われた内容は、その場でワープロソフトに記録され、再利用できるデータとして保存できる。

必要に応じて電子カルテのデータに切り替えて投写することもできるので、参加者全員が即座に画面上で必要な情報を確認できるようになり、カンファレンスの運用がスムーズに運ぶ。壁面のスクリーンが見づらい人も、机上にも同じ情報が投写されるので、座る位置に関係なく参加できるようになった。人数が多いときなど机まわりから遠い人は壁面のスクリーンを見れば良い。

また、研修医教育の場でも電子黒板は活躍しており、豊富な描画ツールがわかりやすいと評判だ。「表現力が豊富になり、わかりやすくなったと思います。図解も、動脈は赤、静脈は青、筋肉は茶色、などと色分けもできますし、ペンの太さも選べ、マーカーも使える。学生のプレゼン資料を机上に投写して、その上に電子ペンで書き込みながら討議するなど、非常に有効に利用しています。音も静かで、画面も十分に明るく見やすくていいですね」(木下教授)。

広いテーブルのサイドに設置された「EB-485WT」。机を囲むICUでのカンファレンスにマッチした設置方法。

広いテーブルのサイドに設置された「EB-485WT」。机を囲むICUでのカンファレンスにマッチした設置方法。

机上と壁面に投写された情報を、参加者各人が見やすい方を参照している。

机上と壁面に投写された情報を、参加者各人が見やすい方を参照している。

電子カルテやバイタルのチャートなど、関連データを同時に机上のモニターでも参照。

電子カルテやバイタルのチャートなど、関連データを同時に机上のモニターでも参照。

今後の展望

電子ペンを積極活用して、討議内容の理解をより深めたい

現在、ICUのカンファレンスでは、ワープロソフトで作成した患者毎のデータは投映して見せるだけに留まっている。木下教授は、「ワープロソフトのアプリでも、マウスやキーボードの操作を損なうことなく、同時に電子ペンが使えることがわかったので、今後は、電子ペンを積極的に活用したい。参加者が、机上で重要な箇所に赤で囲んだり、言葉ではわかりにくい事柄を手書きで図解すれば、もっと互いの理解が深まる。そのままデータ化すれば、後で書き写すなどの手間も省けて効率的です」と今後の期待を語った。

病院概要

熊本大学医学部附属病院

熊本県熊本市中央区本荘1-1-1
最寄駅:市電「九品寺交差点」停留所
御担当者:木下順弘教授

URL:http://www.kuh.kumamoto-u.ac.jp/index.html

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2013.10.31現在
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【2016年3月7日(月)以降の新住所】
〒160-8801 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 29階