画像処理機能(スキャナードライバー)

スキャナードライバー「Epson Scan 2」は、ドキュメントを効率的にデータ化する多彩な機能を搭載しています。

原稿を自動判別し、最適カラーでスキャンする「イメージタイプ自動判別」機能

原稿の色を自動的に判別して画像を生成。カラー/グレー/白黒が混在している原稿のスキャンも、カラー原稿はカラーで、グレー原稿はグレースケールで、白黒原稿は
モノクロ2値でスキャン、と自動的に適した条件で読み取れます。

  • (注)自動判別の内容は、設定画面にて「カラー/モノクロ」、「カラー/グレー」、「カラー/グレー/モノクロ」のいずれかを選択してください。
原稿を自動判別し、最適カラーでスキャンする「イメージタイプ自動判別」機能

文字の視認性を高める「文字くっきり」機能

文字が薄かったり、裏写りなどで文字が読みにくい原稿や、背景に色が敷かれている原稿でも、鮮明にスキャンできます。文字を強調したり、背景の網点を除去したりして可読性を向上させます。

カラーまたはグレースケールでスキャンするとき

薄い文字の原稿では文字を強調し、網点が目立つ原稿では網点を除去します。

  • (注)PCレス機能では使用できません。

モノクロでスキャンするとき

薄い文字はかすれを減らして強調したり、裏写りや背景色を除去したりします。また、再生紙などをスキャンしたときに散在する黒い点を除去して、読みやすくします。

カラー/グレーでのスキャン例
モノクロ2値でのスキャン例①
モノクロ2値でのスキャン例②

原稿のダメージをきれいに加工する「エッジ補正」機能

用紙の角やフチに破れや折れがあったり、画像のフチに影が映ったりしているスキャン画像を、周囲の色を用いて補正し、きれいな見た目に加工します。

原稿のダメージをきれいに加工する「エッジ補正」機能

ファイルも書類も見栄えよくスキャン「パンチ穴除去」機能

ファイリング用のパンチ穴が開いた原稿を読み取りする際、パンチ穴が黒く残ってしまいます。「パンチ穴除去機能」を利用すれば、周辺の色を用いてパンチ穴を消すことが可能です。

<除去可能なパンチ穴種類>
丸型:穴径5.0mm~8.0mm
角型:H5.5mm×W4.0mm、H8.0mm×W3mm

  • (注)スキャンサイズが10cm×10cm未満の場合は適用しません。
ファイルも書類も見栄えよくスキャン「パンチ穴除去」機能

e-文書法に対応した「e-文書モード」を用意

スキャナードライバーEpson Scan 2の「お気に入り設定」に『e-文書(カラー)』『e-文書(グレー)』モードを用意。それを選択してスキャンすることで以下のe-文書法および電子帳簿保存法の要件を満たした設定でスキャンできます。

e-文書法に対応した「e-文書モード」を用意

OCRの読み取り制度を向上させる「マルチドロップアウトカラー」機能

読み取ったカラードキュメントをデータ化するOCRの精度を高めるために、色や罫線、赤字の書き込みなどを削除できます。黒以外を削除、指定した色以外を削除など、 ドキュメントに合わせて選択できます。(モノクロ/8bitグレースキャン時のみ)

  • (注)Windows®のみ対応。

同時に2つのイメージを出力する「ダブルイメージ出力」機能

一度のスキャンで2つのイメージデータの出力が可能。マルチドロップアウトカラーと併用して、モノクロ2値とカラーで出力し、モノクロはOCR処理用に、カラーはモニターからの閲覧用に利用できます。

  • (注)Windows®のみ対応。

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