導入事例 株式会社西田惣染工場様

株式会社西田惣染工場様

ヘッドを熟知したメーカーの製品なので、信頼性が高く、使いやすい

株式会社西田惣染工場様

導入製品:
昇華転写プリンター SC-F9450/SC-F9450H

株式会社西田惣染工場様

導入機種

昇華転写プリンター SC-F9450/SC-F9450H

進化した独自技術が昇華転写プリントの信頼性と生産性を高めるハイエンドモデル。

昇華転写プリンター SC-F9450/SC-F9450H

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お客様のご紹介

SC-F9450/SC-F9450H画像

SC-F9450/SC-F9450H画像

SC-F9450/SC-F9450Hを用途に応じて使い分け。1.5L大容量インクタンクで長時間の連続プリントを実現。

株式会社西田惣染工場様

「お誂え商品」の染色工場として1933年京都に創業。
旗、幕、暖簾、のぼり、法被など、印染めのオーダーメイドオリジナル商品の製造販売を行っている。独自に深化した両面染めや、最新技術を活かした転写システムなど、小ロット多品種の一貫生産を得意としており、豊富な在庫の生地や素材に、サイズ・デザイン・納期・コストに合わせて5つの工法から最適なものを選んで製作。デザイン制作から縫製加工まで、「親切・丁寧・温故知新」をモットーに、専門会社として、お客様の様々なご要望やこだわりに細やかにお応えしている。
西田惣染工場様では、古き良き染物を守りつつも、お客様サービス向上のために技術革新と設備投資を繰り返し、新たな価値創造を目指して常に挑戦を続けている。新型コロナ禍の中でも、「のれんで景気回復プロジェクト」をテーマに中小企業庁の事業再構築補助金を申請して採択され、補助金を活用した様々な計画事業の一つとして、2023年1月にエプソンの昇華転写プリンターSC-F9450/SC-F9450Hを導入した。

●出力用途:旗、幕、暖簾、のぼり、法被の印刷 など
●利用ソフト:Adobe® Illustrator®、Adobe® Photoshop® など

株式会社西田惣染工場 代表取締役社長 西田 明子 氏

株式会社西田惣染工場
代表取締役社長
西田 明子 氏

株式会社西田惣染工場 取締役 統括工場長 大橋 洋平 氏

株式会社西田惣染工場
取締役 統括工場長
大橋 洋平 氏

西田惣染工場様では、古き良き染物を守りつつも、お客様サービス向上のために技術革新と設備投資を繰り返し、新たな価値創造を目指して常に挑戦を続けている。新型コロナ禍の中でも、「のれんで景気回復プロジェクト」をテーマに中小企業庁の事業再構築補助金を申請して採択され、補助金を活用した様々な計画事業の一つとして、2023年1月にエプソンの昇華転写プリンターSC-F9450/SC-F9450Hを導入した。

導入の背景

新型コロナ禍の影響で売上が減少、設備強化による
事業活性化を目指して事業再構築補助金を申請

「新型コロナ禍でお客様である各種店舗の出店が減り、暖簾やのぼりなどの発注も減って、当社の売上にも少なからず影響がありました。
また、昇華転写によるデジタル捺染は20年以上前から行っていましたが、近年デジタル印刷の割合が増加傾向にあり、設備強化によるデジタル印刷の生産性向上も課題となっていました。そこで中小企業庁の事業再構築補助金の申請をすることに決め、生産性向上、省力化、女性活用、働き方改革、販路拡大などをテーマに事業計画を策定。その中でエプソンの昇華転写プリンターSC-F9450/SC-F9450Hを導入しました。
印刷の高速化、用紙交換がし易いこと、エコパスポート認証など、カタログの訴求ポイントを基に申請用の資料作成もスムーズに進めることができ、2022年9月に補助金の採択が決定、導入に至りました。

SureColor SC-F9450シリーズを導入した理由

ヘッドで信頼性が高いメーカーだから安心して導入できた

「昇華転写プリンターは20年以上、他社製品も含めて使ってきました。
他社製品でもヘッドはエプソン製を採用していたため、これまでエプソンはプリンターヘッドのメーカーという認識でした。
しかし、以前より同業他社から、エプソンプリンターの色再現性が良い、用紙の搬送・巻取り精度が高いとの評判を聞いていたので、機器選定の中で自然に候補に挙がりました。SC-F9450Hという蛍光インクを搭載したモデルがあったことも、表現の幅を広げる上で魅力の一つでした。
また、事業計画のテーマとの親和性が良い点もメリットでした。
生産性が高く、初めての人でも使い易いということは大阪のショールームで実機を視察した際にも感じましたし、暖簾の新しい価値提案には、このモデルの、デジタル印刷ならではの多品種小ロットに対応した小回りの利く使い勝手の良さが適していると考えました。」

使用状況の詳細とご感想

機器操作や純正ソフトのRIPの色調整など、
初めてでも直感的に操作がし易く、誰にでも使い易い

純正ソフトのEpson Edge Print PROは、基本的な機能に加えて転写工程まで見据えた機能を組み込んでいる。

純正ソフトのEpson Edge Print PROは、基本的な機能に加えて転写工程まで見据えた機能を組み込んでいる。

事業計画の一環の京都芸術デザイン専門学校の学生達との共創活動により、様々な暖簾のアイデアが生まれた。

事業計画の一環の京都芸術デザイン専門学校の学生達との共創活動により、様々な暖簾のアイデアが生まれた。

本染め職人のイメージキャラクター「そめたろ」。

本染め職人のイメージキャラクター「そめたろ」。

「SC-F9450/SC-F9450Hは、印刷スピードなどの基本性能が高く、初めて使用する人でも直感的に操作ができ、とても使い易いです。
RIPソフトウェアは、エプソン純正のEpson Edge Print PROを使用していますが、こちらも誰にでも使い易いと思います。色調整も、これまではカスタマイズしたプロファイルなども多く使用していましたが、標準のプロファイルが充実しているので、色々使ってみているところです。
メンテナンスにおいても、必要な時に必要な作業をパネルで知らせてくれるので、業務の標準化が行えます。
誰でも簡単に、すぐに使えるようになる機器の導入によって、従来は熟練した職人にしかできなかった技術が、少ない労力で実現できるという点で働き方改革にも繋がっていると考えています。
また、事業再構築補助金の事業活動の一環として、産学連携で京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコースとのコラボ企画で半年間にわたり、暖簾のプロモーションをテーマにした授業を実施しました。
授業の中では、実際に学生達と一緒に、どうやったら暖簾が売れるのかを一緒に考えて、暖簾のサンプル製作や動画制作を行い、社会連携展「K展」などで展示紹介を行いましたが、これら学生との共創活動の中でも今回導入した製品が活躍してくれました。
グラフィックソフトウェアを使って自由にデザインした暖簾をそのまま再現することができ、新しい暖簾の価値提案のアイデアも生まれました。
従来の染色工法には特化したニーズがありますが、捺染自体は減少傾向にあります。一方、インクジェットでなければできない表現も多くあり、これからのテキスタイルにデジタル印刷は欠かせない必須条件です。
弊社ではその両方に対応しながら、さらなるお客様のご要望にお応えしていきたいと思っています。
今後は、新型コロナ禍が明けて増えてきたイベントやグッズニーズなどを見越して、WEBなども活用して暖簾の新しい提案を積極的に行っていきたいと考えています。」

お客様の評価ポイント

  • ヘッドを熟知したメーカーの製品なので信頼性が高い
  • 印刷スピードが速く印字も綺麗
  • 製品本体やRIP操作が直感的に使い易い

株式会社西田惣染工場

会社概要

株式会社 西田惣染工場

株式会社西田惣染工場

所在地 京都市南区上鳥羽菅田町67
最寄り駅 近鉄奈良線十条駅
ホームページ https://www.sometaro.co.jp/新規ウィンドウが開きます

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エプソン販売株式会社
昇華転写・捺染顔料(ガーメント)インク搭載大判プリンター インフォメンションセンター

050-3155-8380

月曜日~金曜日 9:00~17:30
(祝日・弊社指定休日を除く)

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