ホームシアターを始めたい

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ホームシアターを 始めたい start a home theater!

気軽に始められるホームシアターから
本格的なものまで、
必要な機器や
配線も含めた情報をご紹介します。

INDEX
01.

いま作りたい
「ホームシアター」の魅力

映画鑑賞は、趣味の枠を超え、世界的な文化と言っても過言ではないでしょう。劇場に行くのはもちろん、家庭で楽しむ「ホームシアター」もライフスタイルの1つとして注目されています。特に昨今は、「ステイホーム」により新しい生活様式を模索する時代。外出せず、家で楽しめるエンターテイメントとしてのホームシアターをこの機会に充実させてみてはいかがでしょうか?

最新ホームシアターの魅力とは? 実は、映画館よりも快適なんですよ!

誰にも邪魔されない自分だけ・家族だけの
空間でリラックス

映画館では、隣席が気になりがちです。移動や会話は論外ですが、生理現象、飲食の音や香りなどで映像の世界から現実に引き戻されることもしばしば。最近ではスマートフォンの明かりや音などで困らされる場合もあるでしょう。
その点「ホームシアター」は、誰にも邪魔されない、自分だけあるいは家族だけの空間。周囲に気兼ねなくリラックスして過ごせるのも大きな魅力です。自由な服装と姿勢で、時には手足を伸ばしたり、あくびをしたり、スマホをいじったり、飲食を楽しんだり。お子さんが騒ぎ出しても慌てる必要はありません。
リラックスして楽しむのが、これからの映画鑑賞スタイルです。

映画、ドラマ、テレビ、スポーツ、
好きなコンテンツを好きな時間に

ホームシアターなら、好きなコンテンツを好きな時に大画面で楽しむことができます。近年はAmazonビデオやNetflixなど、月額定額で見放題のネット配信サービスが充実し、コンテンツの入手も非常に手軽に。
自宅に居ながら好きな時に好きなコンテンツを視聴し、一時停止して休憩したり後で続きを見たりと自由自在です。

実は画質も音質も映画館以上?

4K画質のUltra HD Blu-ray Disc™や配信コンテンツが急増中です。これらは音声も高音質なサラウンドフォーマットで収録されていますから、機材を揃えれば、映画館のクオリティーを超えることも可能なんです。
映画館では常に一番いい席で楽しめるとは限らないもの。でもホームシアターなら、お気に入りの作品を、常に特等席で高画質&高音質で体験できます。これは何よりの楽しみと言って良いでしょう。

02.

ホームシアターに
必要なものって?

「ホームシアター」と聞くと、「お金持ちの豪邸」を想像する方も多いのではないでしょうか。確かに、テレビ番組の有名人邸宅紹介などでは、必ずといってよいほど、「ホームシアター」が象徴的に登場しますので、そうしたイメージがあるかもしれません。
しかし、実際のところ、「ホームシアター」にルールはありません。予算や希望に合わせて、機器の構成やグレードは柔軟に選択が可能。リビングのテレビにスピーカーを追加するだけでも良いんですよ。
とは言え、「ホームシアター」と呼ぶに相応しい基準を示すとすれば、ポイントは以下の2つです。

1. 映画館のように視野を覆う大画面
2. 包み込まれるようなサラウンドサウンド

スピーカー

ホームシアターのスピーカーと言えば、5.1chと呼ばれる、視聴ポイントを取り囲む5つのスピーカー(サテライトスピーカー)と、重低音を再生するサブウーファー(低音は音の成分が少ないので0.1と数える)が基本です。この派生で、2.1ch、3.1ch、7.1ch、9.1chといったパターンや、天井にもスピーカーを加える、5.1.4(天井)、7.2.4などもあります。これらの違いは、主に部屋の広さの違いに対応するもので、一般的なリビングシアターの場合、2.1ch~5.1chと考えて良いでしょう。スピーカーの数が多いほど良好なサラウンドサウンドが得られるエリア(スイートスポット)も広くなり、複数人数での視聴に適します。
なお、このように複数のスピーカーを鳴らすためには、複数のアンプ(音声増幅機)を内蔵したAVアンプ(AVレシーバー、AVセンターとも呼ぶ)も必要です。

もっと手軽な方法としては「サウンドバー」を選ぶことが挙げられます。主にテレビと組み合わせるリビングシアターで人気です。サウンドバーはスピーカーとアンプを一体化したもので、テレビ前のスペースで完結。配線や設定も手軽です。
音の立体効果も侮れません。スイートスポットは限定的ですが、バーチャルサラウンドと呼ばれる疑似立体化技術を用い、前方のスピーカーのみで、後方や天井にもスピーカーを設置したかのような効果が得ることができます。部屋のスペースが限られ、一度に視聴するのが1~2人と少人数なら、サウンドバーは良い選択です。

リアル5.1chとサウンドバーの中間的な、「ホームシアターセット」も発売されていますので、併せてご検討を!

映像装置、
「テレビ」と「プロジェクター」どっちがいいの?

映画館の大きな魅力のひとつは、間違いなく視野を覆う大画面。近年はテレビも大型化が進み、75型といった大画面も手軽に購入できるようになりました。
ホームシアターで映画館気分を味わうなら、やはり100インチ以上がお勧め。プロジェクターなら、100インチは当たり前で、投写距離を長く取れば120インチや140インチも可能。プロジェクターのメリットは、テレビよりもコンパクトで、狭い部屋でも気軽に導入できるところです。

特に最近では、バッテリー内蔵で手の平に乗る超コンパクトな「モバイルプロジェクター」が人気。映像の明るさや画質(解像度)は限定的ですが、完全な暗室を作れば100インチ画面も夢ではなく、手軽に超大画面を始めてみたい方に適しています。

映像のクオリティーを重視するなら、やはりコンセントに接続する本格タイプがお勧め。映像が明るく、製品によっては日中のリビングでも綺麗な大画面映像を観ることができます。販売されている製品が多く、予算や目的に応じて選べるのも魅力です。
#ホームシアターのある生活

スクリーン

映画館は「スクリーン」が主役ですが、家庭なら白い壁に投写することで低予算でスタートするのも良いでしょう。もちろん、画質を重視するならスクリーンがおすすめ。平滑で映像に歪みがなく、色味の再現が正確なのがメリットです。また、部屋の光環境に応じて、より明るく見える特殊タイプを選ぶこともできます。

03.

ホームシアターを
設置する時の手順

「ホームシアターを作りたいけど、いざ始めようとすると、何をどのようにすればよいのか分からない……」という相談をよく受けます。確かにホームシアターは、使用するAV機器が多く接続や設置も複雑というイメージがあるかもしれません。
しかしご安心を!今の接続は、映像と音が1本で済む「HDMI®」が主流で、非常に簡単になっています。ケースごとに、設置と配線の手順をご紹介しましょう。

サウンドバー&テレビなら
HDMI®ケーブルたった1本で完結

最も簡単なのは、テレビとサウンドバーをHDMI®ケーブルで接続する方法。(注: テレビがHDMI® ARC機能に対応している必要があります。)テレビのスピーカーから出力される音を、全てHDMI®ケーブルを経由してサウンドバーから鳴らすことができます。
HDMI®の接続を利用すると、CECと呼ぶコントロール信号も伝送できるので、例えばテレビのリモコンでサウンドバーの音量を調整することもできます。(注: テレビがCEC機能に対応している必要があります。)
配線が簡単でスッキリすることに加え、操作性も良いのでお勧めです。

サウンドバーやAVアンプがあれば
ゲーム機なども接続可能

レコーダーやゲーム機など、テレビには繋ぎきれないほどのソース機器をお持ちの場合は、一旦ソース機器をサウンドバーやAVアンプに接続し、そこから映像をHDMI®ケーブルでテレビやプロジェクターに送るのが一般的です。
最新のHDMI®の接続では、ARC(オーディオ・リターン・チャンネル)という機能が利用できるので、テレビの音声をサウンドバーやAVアンプに「戻す」ことができ、これも配線を少なくできるようになった理由です。HDMI®の接続を最大限に活用するのが、最新のホームシアターなのです。

余談ですが、HDMI®ケーブルは5mが最長とされていた時期がありますが、現在は、HDMI®光ケーブルが登場し、数十mと長い距離も伝送することができます。ケーブルも安価です。プロジェクターを天吊り設置する際のキーワードとして覚えておくと良いでしょう。

ごちゃつきがちなスピーカーケーブル、平型や
ワイヤレスモデルを選ぶのも手

スピーカーの数が5~9個と多くなりがちなホームシアターでは、その数と距離に応じた長さのスピーカーケーブルが必須です。新築やリフォームの際は、壁や天井に埋設すると美しいホームシアターを作ることができますが、個人で配線する場合は配線を隠すモールなどの利用が現実的でしょう。
裏技としては、薄く平らなケーブルを選び、カーペットの下を通して配線することもできますよ。
どうしてもスピーカーケーブルがあると困るという方は、前方で完結するサウンドバーや、ホームシアターセットの活用を。こうした機器はサブウーファーを追加する場合もワイヤレス接続が主流なので、コンセントさえ届けば利用できるよう進化しています。

04.

ホームシアターに
掛かる費用ってどれくらい?

ホームシアターは、予算に応じて
自由に作ることができます。
以下、代表例と費用の目安は、概ね以下の通りです。

最もお手軽!手持ちのテレビ+サウンドバー
(3万円~)

サウンドバーはお手軽なモデルから高品位なものまで製品が沢山ありますが、概ね2万円~10万円程度で入手できます。できるだけ費用を抑えつつ「ホームシアター」の良さを体感するなら、3万円前後以上の製品を選ぶことをおすすめします。

お客様にも自慢したくなる、本格「ホームシアター」
(30万円~50万円)

このクラスを目指すなら、プロジェクター(10~30万円)、スクリーン(3~10万円)、AVアンプ(5~10万円)、5.1chスピーカー一式(15万円~30万円)、トータルで30万円~50万円が目安と言えるでしょう。

最新&最高峰を目指すなら上限なし!

最新&最高峰と言えば、4K/HDR映像と、天井にもスピーカーを設置するイマーシブサラウンド。
プロジェクター(50万円~)、スクリーン(15万円~)、AVアンプ(15万円~)、5.1chスピーカー一式(50万円~)、トータルで130万円~が1つの目安と言えるでしょう。もちろん、こだわり次第で価格に上限はありません!

05.

ホームシアターを楽しむ
部屋作りのコツ

「ホームシアター」と聞くと、少し構えてしまう方も多いと思いますが、実のところ、部屋の広さは4畳半でもOKですし、6畳もあれば充分始めることができます。設置の面では、壁や天井に穴を開けることが許されない賃貸住宅の場合、何かと制約がつきまといますが、これも工夫次第で克服することができます。もちろん、広くて自由にできる空間があれば、映画館を小さくしたかのようなミニシアター、プライベートシアターも実現可能です。
つまり、住まいや予算に合った「ホームシアター」を計画し、それにあった知恵を駆使するのが失敗しない秘訣です。
ここでは、住まいの形態別に、ホームシアターづくり、部屋作りのコツをご紹介しましょう。成功への近道を見つけてください!

一人暮らしに最適なホームシアターの作り方

一人暮らしの場合、空いた時間にホームシアターを楽しみたいという方が多いようです。ホームシアターに興味を持つ比較的若い年代の場合、住まいは賃貸のワンルームマンションやアパートが多いもの。間取りは4畳半~8畳が大半を占めることでしょう。
賃貸住宅の場合、原則、壁や天井に穴を開けることが許されません。また、近隣への音漏れにも注意が必要など制約は多いものです。しかし、誰にも干渉されず、好きな時に好きなコンテンツを楽しむことができるという点では、最高のホームシアター環境かもしれません。

映像装置はテレビも良いですが、一人暮らしの場合は、外光の採り入れや照明も思い通りにできるので、意外とプロジェクターが好相性。設置場所選びもそれほど難しくないものです。ちなみに6畳間でもプロジェクターによる100インチ大画面が可能です!2.5m~3mの投射距離で100インチ投射できる製品が多いのです。
設置スペースの観点では、コンパクトなポータブルプロジェクターや、投射距離が数十センチと短くて済む超短焦点プロジェクターなどにご注目を。

オーディオは、配線がシンプルに完結するサウンドバーが良いでしょう。壁や天井に穴を開ける必要がないことに加え、引っ越しの際も手間が掛かからないのもメリットです。音量が控えめなら、クオリティーの面でも満足できるはずです。
また、深夜派の場合は、ヘッドホンの活用もご検討を。近隣への音漏れを心配せず、大迫力で楽しむことができます。「バーチャルサラウンド」に対応したヘッドホンなら、包み込まれるように立体的なサウンドを楽しむこともできますよ。

ほか、賃貸住宅でホームシアターを本格的に実践したいなら、階下に住人が居ない1階や、階下が駐車場や商店になっている2階の物件を選ぶと、サブウーファーの振動が気になりづらいでしょう。角部屋を選び、お隣からなるべく遠い位置に機材を設置するなどもポイントです。もちろん、事前の声掛け、適度な音量や時間帯の確認など、配慮もお忘れなく!

本格的なホームシアタールームの作り方

マンションや戸建て住宅を問わず、10畳程度以上の広いスペースで、思い通りのホームシアター作りに憧れる人は多いことでしょう。
本格的なホームシアターとして考えられるのは、大きく分けて2タイプ。リビングとシアタールームを兼用する「リビングシアター」と、「ホームシアター専用室」です。

「リビングシアター」は家族団らんやコミュニケーションの場として多目的に利用できるのがメリットですが、照明や生活音も紛れ込むのでクオリティーを追い込むことに限界がありますし、集中力を維持しにくいというデメリットもあります。
「ホームシアター専用室」は、映像と音のクオリティーを追求するのに適していますが、部屋に籠ってしまうため家族とのコミュニケーションが断絶しがちです。
小さなお子さんがいるご家庭では「リビングシアター」、お子さんが成長して家を出た時は、空き部屋を「シアター専用室」に改装するようなイメージをしておくと失敗が少ないでしょう。

機材ですが、映像は4K/HDR対応プロジェクターを選ぶと、映画館に匹敵する視野を覆う大画面&高画質を楽しむことができます。リビングシアターの場合、普段テレビ番組を見る「テレビ」と、その前に巻き取り式の「スクリーン」を設置し、プロジェクターとテレビを適宜使い分けられる2ウェイシアターが実用的かつ人気ですよ。
#4K大画面のある生活

テレビの前に巻き取り式スクリーンを配置し、
プロジェクターとテレビを使い分けられる2ウェイシアターは実用的で人気の方式です。

オーディオは、少なくとも5.1ch、できれば7.1chやそれ以上をお勧めします。理由は、スペースが広くなるとスピーカー同士の距離も長くなるので、数を増やすと音の繋がりが良くなるためです。また、良好なサラウンドサウンドを体感できるスイートスポットを広くするためにも、バーチャル方式ではなく、スピーカーを複数用いた「リアル」なサラウンドシステムがお勧めです。


設置や配線に関して自信が無い方は、ホームシアター専門の「ホームシアターインストーラー」と呼ばれるプロに任せることができます。リフォームをリフォーム専門業者に依頼するのと同じですね。
ホームシアターインストーラーは、部屋の間取りや構造、予算に応じて機材をコーディネートしたり、防音や配線の隠蔽工事、コントロールシステムの構築なども依頼したりすることができます。ワンタッチでスクリーンが自動的に降りて映像が映し出される……そんなスマートなホームシアターを楽しんでいる方も少なくありません。余談ですが、新築時なら事前に相談すると、費用も抑えることができます。

06.

初心者におすすめ。
手軽に作れる入門ホームシアター

「ホームシアターって難しそう」、という声が聞こえてきそうですが、実際のところ、そんなことはありません。今では機材が豊富になり、扱い易く価格もリーズナブルに進化中。その気になれば、壁面を覆う超大画面シアターを、意外なほど簡単に作れてしまうんです。

例えば、最近話題の「モバイルプロジェクター」は、バッテリー内蔵で手のひらに乗る小型軽量がポイント。さらにWi-Fi®機能とネット動画再生機能を搭載し、完全ワイヤレスで大画面投射が可能。しかも価格も3万円前後からとお手頃です。映像の明るさや画質は限定的ですが、テレビだと高価で設置も大変な80型~100型の大画面映像を、簡単に映し出すことができます。好きなコンテンツ、俳優やアーティストを等身大以上で見られるのは、ファンとしてはこの上ない悦びでしょう。大画面ならではの魅力と言えます。
ここでは、初心者にピッタリのアイテムと始め方をご紹介しましょう。

意外に簡単!
これだけあれば始められる基本アイテム

最も低予算かつ手軽に始めたいなら、最近続々と登場している「モバイルプロジェクター」がお勧めです。何と、たったコレ1つで、100インチホームシアターをはじめることができるからです。
製品にもよりますが、「モバイルプロジェクター」は、映像を映すプロジェクターとしての機能の他にも、バッテリーを内蔵しておりコンセントが不要で、さらにWi-Fi® 機能や、YouTube™/Netflixといった各種ネット配信サービスの再生にも対応しています。加えて、スピーカーも内蔵。つまり、ホームシアターに必要な全てが小さなボディに凝縮されていて、“完全ワイヤレス”で映像と音を楽しむことができるのです。また、ボディが小型軽量なので、好きな場所に持ち運び、映像を壁や天井に映し出すのも楽々。こうした手軽さが受けて、注目を集めています。

モバイルプロジェクターで満足できない人にお勧めしたいのが、コンパクトな据置型のプロジェクター。常時コンセントに接続するタイプで、その分映像が明るく、鮮明な画質で楽しむことができます。プロジェクターの映像は、部屋の照明や外光が明るい場合、コントラストが弱く色も薄くなりがちです。しかし、プロジェクターの明るさ性能が充分に高く、スペック値で2,000lmクラスになると、日中でも鮮明な大画面映像を映し出すことができます(ちなみにモバイルプロジェクターは200lm前後の製品が多いです。画面を小さくするか、暗室での利用が想定されているためです)。

また、このクラスのプロジェクターはスピーカーももちろん内蔵。HDMI® 入力端子も標準搭載しているので、Amazon Fire TV Stick 4K(実売価格7,000円前後)を追加すると、ワイヤレス接続でネット動画も楽しめるようになります。

製品例 その1 EH-TW5750

明るさのスペックは2,500lmと高く、明かりの残るリビングなどでも100インチ級の大画面を鮮明な映像で楽しむことができます。解像度はフルHDで、高精細で滑らかな映像も嬉しいポイントです。
また、エプソン独自の3LCD方式により、チラツキを感じない安定した美しいカラー映像も特徴。小さなお子さんは視覚の感度が高く、大人よりもチラツキに敏感と言われているので、ファミリーユースにもおすすめです。
スピーカーを内蔵しているので、スティック型の配信端末を接続するだけで手軽にホームシアターを始めることができます。また、Bluetooth®トランスミッター機能も内蔵しているので、音声をお手持ちのBluetooth®機器(イヤホン、ヘッドホン、スピーカー、ステレオシステム、ホームシアターシステム)に飛ばすことも可能です。
#EH-TW5750のある生活

製品例 その2 EF-100

インテリア性も重視した、リビングにもマッチさせ易い新しいプロジェクターです。カラーは白と黒が選べ、直方体のスッキリとしたデザインが斬新です。
レーザー光源を採用し、コンパクトながら2,000lmの明るい映像を実現しています。
特徴は、スティック型の配信端末を格納するスペースを設け、電源供給用のUSBケーブルを備えていること。配線が少なく、見た目もスッキリと美しく使用することができます。
また、Android TV™対応のメディアストリーミング端末が付属したモデルもラインナップ。手軽に始めたい初心者にもピッタリです。
#EF-100のある生活

スクリーンがなくても「壁」に映せば大丈夫!

プロジェクターによる大画面映像に触れてきましたが、初心者の場合、何が必要でどれくらいの費用が掛かるかは不安になるものです。しかし、せっかく興味を持ったなら、あれこれ悩むよりもまず始めてみることをお勧めします!自宅で映画館のような大画面映像を体験してみると、それまでの悩みはいっきに楽しみへと変わるかもしれないからです。

ここでは、初心者が疑問に感じがちな「スクリーン」についてお話ししましょう。
プロジェクターの映像を最高にキレイに見るには、やはり映画館と同様、スクリーンは大切です。ピンと張りつめたスクリーンに映し出される、平滑で色と明るさもムラの無い映像は、プロジェクターの画質力を最大限に引き出してくれるでしょう。しかしながら、安価なモバイルプロジェクターや、10万円前後の比較的手軽な据置型プロジェクターと組み合わせる場合、費用におけるスクリーンの価格比率が高くなるのが気になりがちです。

そこでおすすめしたいのは「壁面投射」。一般的な無地の白系壁紙なら、スクリーンに近い高画質で楽しむことができますよ。賃貸住宅の場合は概ねこれに相当し、壁のスイッチや汚れた部分を避ければ立派なスクリーンに!もちろん、壁に映像を映したからといって、プロジェクター本体が故障したり、壁紙が傷むこともありませんのでご安心を。

また、壁紙に柄があるのは困りますが、薄い色ならプロジェクター側の映像調整で中和して、本来の色味に近く補正することも可能なんです。壁紙の色を選択するだけで自動補正してくれる機能を持った製品もありますし、そうでなくても、壁紙の色がベージュやピンクなど暖色系なら、プロジェクターの色温度設定を「高」に、逆に、壁紙の色がブルー系なら色温度設定は「低」にすると、映像の白色は、見た目に白に近く補正することができます。

壁紙に色柄があったり、壁一面がモノで埋まってしまっている場合は? この場合は、スクリーンの使用が最も簡単な解決方法です。紙製の安価なモノやタペストリータイプなど、ネットで探せば、簡易式のスクリーンが適価で見つかるはずですよ。

07.

映えるインテリアの一部にも。
おしゃれに作るホームシアター

ホームシアターに憧れるものの、機材や配線が増えて、こだわりのインテリアが台無しになりそう……そんな心配をされている方も多いことでしょう。
しかし、最新のホームシアター機材を活用したり、ひと工夫すれば、そんな悩みも吹き飛ばすことができます。

その最たる例が、新しい「超短焦点プロジェクター」の活用。製品にもよりますが、僅か数十センチの投射距離で、80型~100型もの大画面を実現できることから、注目を集めています。

「超短焦点プロジェクター」の利点は、大画面テレビと同様に壁寄せしたテレビラックの上に設置できることに加え、「テレビ」のような大型の物体を室内に置かなくて済むこと。最近は75型の大画面液晶テレビも価格が手頃になりましたが、その面積はなんと広げた新聞紙(A0)の4倍弱もあります。見ていないときテレビは「黒い物体」化してかなりの存在感を出すので、当然、インテリア面で考慮すべきポイントと言えます。特に、スペースの制約がつきまとう都会の住宅なら、なおさらです。

ここでお勧めしたいのが、エプソンの超短焦点プロジェクター「EH-LS500」。僅か50cmの投射距離で80インチもの大画面を実現。配線は音も含めて前方で完結。本体はコンパクトで直方体を基調としたスッキリデザイン。色もホワイトとブラックから選べ、前面のスピーカーグリル部はファブリック素材なので、インテリアにも合わせやすいのは何よりです。プロジェクターとしての性能も高く、4K解像度に加え、レーザー光源による4,000lmもの明るさで日中も鮮明な大画面映像が楽しめ、スピーカーも内蔵しているので、テレビのような使い方も可能です。

映像を映し出さないときはだだのコンパクトな箱、映像を映し出せば壁一面に好きなコンテンツを投射。あるいは、海や森などの環境映像を流しておけば、「動く壁紙」として空間をおしゃれに彩ることができます。

エプソンの超短焦点プロジェクター「EH-LS500」は、テレビと同じくボードの上に置いておくだけで壁に大画面を投写できるのが大きな魅力。使っていないときも、テレビほど存在感がなくインテリアを邪魔しません

余談ですが、プロジェクターで壁面に投射すると、テレビよりも視聴距離を長く取れるので、映像の圧迫感も少なく、同じ空間でより大画面を楽しめるのも利点です。

ホームシアターインテリアの実例

棚の上や中に設置するのも良い方法。
見た目が美しいことはもちろん、普段の生活の邪魔にもなりません。

空間を最大限に活用したいなら、プロジェクターは「天吊り」設置がお勧めです。エアコンの室内機と同様、天井空間を利用すれば、スペースを有効活用できるからです。「ホームシアターインストーラー」のような専門業者に依頼すれば、天吊り設置で心配な、安全性や配線の隠蔽も任せることができます。一般的なご家庭の場合、壁紙は白色が多いですから、プロジェクターも「ホワイト」を選ぶと、目立ちにくくできます。

賃貸住宅などで天吊り設置が難しい場合や、もっと気軽に自分で設置したいなら「棚の上に置く」のが良いでしょう。
一般的なプロジェクターはレンズがズーム式(拡大縮小が自在)になっていて、製品にもよりますが、同じ100インチ画面でも2.5m~6mくらいの間で投写距離を自在に設定できます。これは、部屋の広さに置き換えると4畳半の長手~12畳の長手をカバーすることが可能。投射したい壁面の対面に背が高めの本棚をなど配置し、その上にプロジェクターを設置すると、スッキリと美しく、また生活導線も妨げない、スマートな設置が可能です。

専用スクリーンがなくても、壁やロールスクリーンに映せば大丈夫!
一般的な無地の白系壁紙なら、スクリーンに近い高画質で楽しめます。

気になるのが映像の高さですが、「レンズシフト機能」を活用すると、映像歪むことなく、希望の位置までスライドさせることが可能です。プロジェクターの角度も調整した場合は、映像が台形に変形しますが、「台形補正機能」で修正することができ、自動調整機能を備えた製品もあります。

インテリアを重視し、さらにプロジェクターを常設ではなく、使いたい時だけ設置することも可能です。プロジェクターはテレビと比べて本体が小型軽量だからこそ実現できるメリットと言えます。普段のインテリアや家具の配置を優先するとプロジェクターを設置できる場所が限定されがちですが、これも心配いりません。エプソンのプロジェクターは、斜め横から投射して映像が台形に変形しても、補正が可能です。

余談ですが、比較的安価なDLPプロジェクターは、映像が上方に投射される製品が多く、棚の上に置くと映像が天井に映ってしまい、この場合、天吊りの設置のように上下を反転させる必要があります。また、レンズシフトが上下のみで範囲も狭く、横方向の台形補正には対応しない製品も多いので、購入時はチェックをお忘れなく。

スピーカーも工事が可能であれば、天井や壁に埋め込むことができます。もう少し手軽にしたいなら、コンパクトなスピーカーを天井や壁に取り付けてもOKです。

インテリアに美しく溶け込ませる設置方法

インテリアを最大限に重視する場合、少し費用が掛かってしまいますが、機材を全て隠してしまうという手があります。プロジェクターは、ホームシアターインストーラーに依頼すると、天井に格納され、使用すう時だけ降下してくるという「昇降」も可能です。

住宅の工事を避けたい場合は、オーダー家具という手があります。戸棚にプロジェクター専用の収納スペースを設け、使用するときだけ扉を開くイメージです。

DIYが得意で費用も抑えたいなら、「DIAWALL」(ディアウォール https://www.wakaisangyo.co.jp/diawall/ ) や「LABRICO」(ラブリコ https://labrico.jp/ )にご注目を。これらは2x4など、ホームセンターなどでも入手し易く比較的安価な建材を有効活用する手軽なDIY用品として、おしゃれ志向の若者を中心に人気を集めています。ホームシアターに応用する方も多く、木材にペイントを施せば自分好みに仕上げることが可能。プロジェクターやスクリーンの固定には、その用途に開発された便利で安心な製品もありますが、大抵は金属製のポールでインテリアに馴染みにくいもの。「DIAWALL」や「LABRICO」を利用する際は、耐荷重や安全性への注意が必要ですが、ホームシアターをインテリアの一部として積極的に楽しむこともできるでしょう。

配線問題も、近年はワイヤレス技術で解決できます。映像の元となるソース機器とプロジェクターの間の配線はHDMI®が主流ですが、エプソンではワイヤレス対応モデルを用意。ソース機器側にトランスミッターを接続すると、プロジェクターまで映像をワイヤレスで飛ばすことができます。

また近年は、NetflixやAmazonビデオといったサブスクリプション方式でコンテンツを楽しむスタイルが増えていて、この場合、スティック形状のコンパクトなWi-Fi®対応トリーミング端末をプロジェクターに接続しておくと、映像用の配線は不要に。コンセントは、プロジェクターの設置位置に近い場所から取ればOKなので、自由度は飛躍的に高まります。

オーダー家具が難しくても、「DIAWALL」や「LABRICO」などを活用すれば、インテリアを邪魔せず美しく設置することができます。

08.

ホームシアターで映画や
Netflixを楽しもう

少し前まで、映画と言えばDVDやブルーレイ™が主流。ディスクのレンタルサービスも活況でした。
インターネット通信網が発達したいま、映画、ドラマ、その他、映像コンテンツはネット配信が主流に。YouTubeなど無料サービスはもちろん、映画やドラマなどの優良コンテンツも、サブスクリプションと呼ばれる月額1,000円~1,500円程度で見放題のサービスが充実し、利用者は急増しています。
こうしたサービスはスマホやタブレットで利用している方も多いと思いますが、実は、テレビやプロジェクターでも視聴が可能。ディスクのように借りに出かける手間が無く、貸し出し中で借りられないとか、延滞料金の心配も一切ない「サブスク」は、ホームシアターをより便利で楽しくしてくれます。
ここでは、サブスクの利用方法を解説しましょう。

動画配信サービスを使って楽しもう

最近のテレビは、動画配信サービスに対応した製品が増えました。古い製品の場合、ソフトウェアのアップデートに対応できなくなるなどの事例もありますが、放送に加えて動画配信も主要なコンテンツになったと言えるでしょう。自分が持っているのは対応していない機器だ……としても、心配ありません。Google社のChromecast™やAmazonの Fire TV Stickといったコンパクトなメディアストリーミング端末を映像装置のHDMI®端末に接続するだけで、簡単にネット映像を楽しめるようになるんです。

これらの端末は原則、YouTube™をはじめ、各種配信サービスにも対応しているので、好みによって様々なコンテンツを視聴することができます。配信サービスおよびコンテンツと、メディアストリーミング端末の両方が4Kに対応していて、ネット回線スピードが常時30Mbps程度と高速で安定している場合、4K画質で楽しむこともでき、ある意味放送番組よりも高画質で楽しむことができるチャンスも多くなっています。

また、配信サービスの中には、コマーシャルが流れる代わりに無料で利用できるサービスもあり。特に「GYAO!」(https://gyao.yahoo.co.jp/ )は、映画、アニメ、音楽、韓流ドラマが充実していておすすめです。
スポーツなら「DAZN」(有料 https://www.dazn.com/ja-JP/home )が人気。テレビで放送されていないゲームをリアルタイムで視聴できるチャンスが広がりました。
なお、こうしたネットサービスを安定した高画質で視聴するには、高速なネット回線とWi-Fi®環境が必要です。映像が止まる、カクカクする、画質が低下するなどの症状があれば、ネット回線やWi-Fi®の通信状態などをチェックしましょう。他、ネット回線の混雑が影響することもあります。放送やディスクとは異なる部分ですので、ご注意を。

テレビ番組をホームシアターで見るには

テレビにあってプロジェクターに無いモノといえば「チューナー」が代表的。でも心配は不要です。テレビチューナーを内蔵していないプロジェクターでテレビを見るには、単体チューナーかチューナー内蔵のレコーダーを用意すればOK。レコーダーを用意すれば、放送中の番組に加え、録画番組・DVD・ブルーレイディスク™も視聴できるのでお勧めです。新しいレコーダーの多くはネット動画再生機能も搭載していますので、接続や操作もシンプルでスマートにできます。

ほか、ネット配信端末を利用してテレビ放送番組を視聴することも可能。テレビ放送の見逃しサービス(Paravi)を利用したり、DLNA機能を利用して、レコーダーの映像をLAN経由で視聴したりすることもできます。

ワイヤレスおよび機器同士の接続には少し知識や設定が必要ですが、接続ケーブルが少なくスッキリできるのはメリット。好みのスタイル、用途や頻度に応じて選ぶと良いでしょう。

Audio&Visual評論家 鴻池 賢三

Audio&Visual評論家

鴻池 賢三

Kenzo Konoike

国内AV機器メーカーで商品企画に携わったのち独立。日本人として初めて、映画館やAV機器の品質認証を行う米「THX」のホームシアターインストーラー資格を取得。また、映像機器の調整技術者に対する米「ISF」認証を日本人で初めて取得する。
現在はISF II/THX II認証ホームシアターデザイナー/家電アドバイザーとして、良質な映像と音響が融合するスマートなライフスタイルを提案。国内最大級を誇るオーディオ・ビジュアル機器の総合アワード「VGP」審査副委員長およびライフスタイル分科会 座長も務める。