会計ソフト導入事例 株式会社 千乃コーポレーション様

現在、4つの銀行（計10口座）で「Weplat 自動仕訳サービス」を利用し金融連携を行なっています。仕訳ボリュームとしては全体の7、8割にあたります。導入当初は、銀行ごとにワンタイムパスワードなどのログイン設定の仕方が異なることなど、戸惑う場面もありましたが、サポートセンターに問い合わせ、アドバイスをいただいたことで、いまはスムーズに業務を行えるようになっています。取引明細を仕訳として取り込むので手入力するよりも速度が速いのに加えて、学習機能が搭載されているため定型仕訳の確認スピードも大幅に向上しました。また、入力ミスによって通帳残高が合致しないといったトラブルもありません。入力業務が滞るケースが格段に減ったことで、従来であれば5営業日ほど掛かっていた入力・確認の作業が2日程度で完了できるようになりました。

月次試算表や四半期合計試算表を早く出せるようになったことで、役員にいち早く報告ができるようになったのも大きいです。経営判断のスピードアップはもとより、経理担当の社員が経営企画や予算組みの会議に出席して、財務面から社内コンサルタントのような役割を果たすことができるようになってきました。試算表は金融機関に提出する機会も少なくないので、とても助かっています。

昨今の新型コロナウイルスの影響などを受けて、特定の場所にとらわれることなく仕事ができるよう、クラウドサービス導入に向けた検討を進めています。個人情報の取り扱いや情報漏洩対策、ウイルス対策など、情報セキュリティを強化しながら、在宅での作業もできるようにしていきたいと思っています。

財務アプリケーションの機能に関していえば、複合機でスキャンしたPDF資料を仕訳に添付できる機能をもう少し手軽に使えるようになればいいなと思っています。それから、税務申告のみならず、社会保険をはじめとするさまざまな行政手続きの書類作成から電子申告までを一気通貫で行うことのできるアプリケーションの開発を進めてほしいです。こうしたアプリケーションができれば圧倒的な業務効率化が可能になると思います。