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導入事例トップ SurePress L-4033A 導入事例
顧客の要望に応える為に、設備投資を継続しマルチな生産が可能に。SurePressを追加し、大から小ロットまでの柔軟なロット対応と新製品の開発で顧客の満足度を上げる。

導入会社様のご紹介

「ヒントはお客様先にある」というポリシーのもと、お客様のニーズにきめ細かく応える為にデジタルテクノロジーを活用する。

イメージ明るく整理整頓の行き届いた工場 イメージ通路が広く立会いのお客様も迎えやすい

株式会社ヒロミ産業様は昭和44年、札幌市でラベル印刷専業の企業としてスタートされました。北海道には工業メーカーの工場がほとんどない為、シールラベルの仕事は食品系が中心となりますが、ヒロミ産業様は設立当時から主要顧客を通して北海道以外の地域からも受注し、幅広い業種向けのラベルを生産されていらっしゃいます。
携帯電話のバッテリーに貼るラベルなどの工業向けラベルや、流通用のフォーム印刷にも対応できる設備を所有されており、厳しい大手メーカーの要求品質を満たす為に画像検査装置も複数設備されていらっしゃいます。
生産量の多さや、生産するラベルのジャンルの広さだけでなく、製品の品質の高さにもこだわりをもたれており、長期にわたりお付き合いのあるブランドオーナー様も多く、顧客から厚い信頼がよせられています。

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導入の経緯と評価

SurePress導入のきっかけ

イメージ専務取締役 大和繁樹様

数年前から「小ロット・多品種」の需要が増加しており、それを積極的に取り込む為にデジタル機を検討されていました。機種を選定する際の条件は顧客要求の高い「ラミ・箔」などに対応する為に「ロールtoロール対応」である事、現在使っている材料を有効活用できるように「材料を選ばない事」でした。加えて、小ロットジョブの中でも既存のジョブの追加生産などに対応できるように、既存の間欠機と似た風合いでありかつ、高画質である事も重要な条件であると考えられていました。
2008年、デジタル機の情報収集のため、東京の展示会に参加した際に、SurePressのプロトタイプに興味をもたれ、製品化されたSurePressを展示会で見学し、その後エプソンのデモルームで画質・生産性のテストを繰り返し、導入を決定されました。


SurePressを導入してみて

イメージ工場内のSurePressイメージSurePressの隣に設置されている
デジタル後加工機

食品・工業ラベルは価格競争が激しくなっており、SurePressを活用し新規分野の開拓に注力されています。
サイズが大きいPOPやステッカーは従来手法ではコスト高になっていましたが、SurePressで制作すると材料のロスも少なく利益率が改善されたそうです。
SurePressと所有するデジタル後加工機との組み合わせで版・刃型が不要になる為、柔軟に製品の試作ができるようになり、提案型の営業が可能になりました。客先で「こんなラベルできないか?」という声があれば、営業と生産現場がアイディアを出し合いながら製品開発を行なっているそうです。結果、新規の商談獲得にもつながり売上を伸ばしているそうです。
また、SurePressを導入したことで極小ロットにも柔軟に対応できるようになり、ジョブあたりの注文価格を抑えることができるようになりました。「100枚1万円ならやってみようか?」と発注の際の顧客の心理的ハードルを下げることで受注の機会が増え、それが大ロットに発展するケースも増えているそうです。具体的には、「ギフトの撮影用に製品と同じラベルを5枚ずつ数種欲しい。本印刷は注文するから、無料で何とか頼めないか?」という要望があり、従来は対応できませんでしたが、SurePressを使う事で実現できたそうです。顧客の要望に柔軟に対応する事で信頼関係が強くなり、やり取りが活発になるのもデジタルを活用するメリットだと実感されているそうです。

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今後の市場戦略

今後の展開

小ロット対応や、複数の色バリエーションの印刷を実現するなど、顧客要求に柔軟に対応し受注機会が増えています。その中からヒット商品がうまれ、大ロット化した場合は、効率よく生産するためアナログ印刷機で印刷します。その際、SurePressと全く同じ風合いにならない場合もあり「SurePressでの小ロットが大ロット化すると、何が変わるのかを説明するのが大変」というのが営業の悩みでした。
今年に入り、初回の受注時から生産が大ロット化した場合を見越し、デジタル・アナログのそれぞれの印刷機で印刷したサンプルを使い顧客に特徴を理解してもらう活動を開始されました。
既存の顧客からアナログ機のジョブが入った際に同じデータをSurePressで印刷しておき、特徴を説明するのに使っているそうです。説明には数枚のラベルがあればよく、アナログ用の材料の残りを使用し効率よく作成します。このように、必要なものがタイムリーに印刷できるのはデジタルの強みです。
市場でのデジタル印刷の台数がまだまだ少ない為、「デジタル機の特徴の理解促進が重要」と考え積極的に顧客への説明に取り組まれています。
デジタル化が進めば、競合他社とハードで大きな差別化が出来なくなるため、いかに顧客の必要とする商品に近いものが提案できるかが売上を左右します。デジタル機導入会社がまだ少ない今から、他社に先駆けてデジタルの使いこなしノウハウを構築し、将来を見越した仕組みづくりをおこなっています。


デジタル機を検討中の方へ大和専務からのメッセージ

SurePressのスピードについて「遅い」という声をよく耳にします。スピードを求めるのであれば、アナログ機か、デジタルでもUV機を選択するという手段もあります。
色合わせが必要な小ロットジョブならアナログでは1日5点が限度。SurePressなら数時間で完了します。このようなジョブをSurePressに振り分け、アナログ印刷機では大ロットをしっかり回すのが当社の方針。小ロットは個々のジョブの売上額が小さくなります。ですからアナログ機では生産性が著しく低下する小ロットに煩わされず、大ロットをしっかり回す事で売上を確保することも大切です。これによって全体採算が向上します。デジタル機は機能・スピードなどをアナログ機と横並びに考えていては使いこなせません。それぞれの特徴を活かした運用をすることが重要だと考えています。

会社情報

株式会社ヒロミ産業
本社/〒063-0834
北海道札幌市西区発寒14条2丁目2番21号
TEL:011-666-3323/FAX:011-666-3930
創業1969年
社長:大和誠
SurePress導入時期:2011年9月
http://www.hiromisangyo.jp/index.html

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