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導入事例トップ SurePress L-4033A 導入事例
デジタルのメリットを積極的に取り入れ、ユニークな提案と経験に裏打ちされた生産技術でお客様から信頼されるオンリーワン企業として成長する。

導入会社様のご紹介

創業80年。地域に根付く多種多様な産業のお客様の要望に応え、あらゆる形態のシール・ラベルを納め続ける老舗企業。

イメージ受付 イメージ社員が始めたおもてなしの為の
エントランスのディスプレイは
季節ごとに変更

株式会社中国シール印刷様は、1932年創業。「西山実費印刷」として活版印刷からスタートされ、1991年に株式会社中国シール印刷を設立されました。
高度成長時代(1955~73年)、タックラベルのライセンスに助けられてシール業界が躍進。創業者が興味を持ち、ラベル印刷機を導入した事がシール・ラベル印刷の出発となりました。
シール機を導入した当初は県内でラベル加工のできる企業がほとんどなく、地元の企業からの注文を一手に引き受けるようになりました。地域柄、食品以外に、鉄工・ゴム・アパレル・薬品・通信教育会社など、多種多様なシール・ラベルがあり、独自の加工技術を高め、お客様の要求に対応していらっしゃいます。
西山社長が就任されてからは人材育成を強化され、生産現場の技を磨く改革と同時に、デザイン提案のできる社員の育成にも力を注いでいます。
生産現場の士気を高める為にラベルコンテストに毎年出品し、海外からも高い評価を得ています。また、若い社員の取組みを活性化させるため、試作品を制作し、発表する場を設けるなどの取組みも積極的に行っています。

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導入の経緯と評価

SurePress導入検討のきっかけ

イメージ西山隆三郎社長

西山社長が最初にデジタル機の導入検討を始められたのは2010年頃。フレキソ機の導入を検討されており、同時にその校正の方法も検討されていました。フレキソ機の校正機は使いこなしの技術を必要とする為、他の手段も模索する中、シカゴのラベルエキスポでSurePressに出会い、デジタル機で校正ができるのでは?と考えられたのがきっかけでした。


SurePress導入決定のポイント

検討のきっかけはフレキソ機用の校正機でしたが、同時に既存設備のオフセット印刷機の校正も希望されていました。複数メーカーのデジタル機でカラーチャート出力などの評価を重ねた結果、SurePressの色再現能力であればフレキソ機、オフセット機共に、校正機として十分使用可能と判断されました。現在外注しているオフセット機の校正なども内製化が可能になり、コストメリットも大きいことから導入検討が加速しました。
また、可変情報の仕事が増えており、自社で保有しているラベルプリンターではラベルサイズ・デザインに限界を感じておられた為、校正専用機よりも用途が広いということでデジタル機を選択されました。国内のメーカーなのでトラブル発生時にも迅速に対応してもらえそうという心理的な安心感もSurePress導入決定の理由の1つだそうです。


SurePressを導入してみて

イメージクリーンルーム内のSurePressイメージSurePressの特性を活かした
A4サイズの社内POP、
バリエーション多彩な営業サンプル

SurePressはアナログ機を触った事のないDTPオペレーターが担当し、半年足らずで本稼動しています。「クリーンルームに設置したSurePressを見て使いたいという社員もいるんですよ。アナログ担当のオペレーターはあの機械の仕組みはどうなっているんだろう?使ってみたいと思うようです。」と西山社長はSurePress導入後の様子を話されます。
どうしてもオフセット印刷でなければならないジョブがあり、そのジョブはデザインが全く同じで、1000枚単位で一部分の文字のみ変更が必要でした。オフセット印刷機で1000枚単位の印刷は非常に効率が悪く不採算でしたが、ベース部分をオフセット印刷機でまとめて印刷し、文字の部分のみをSurePressで追い刷りすることで、トータルの作業効率が上がったそうです。オフセット印刷機の広い紙幅とSurePressの紙幅とが一致した事と、SurePress側でセンサーマークを読み追い刷りが出来る機能を活用して実現したデジタルならではの新しい活用事例として高い評価をしていただいています。
キャンペーンシール(少量・自社の販促用)などを手軽に作成できる事も大きなメリットと感じられています。工場見学に来た子供が持って帰れるように自社でデザインしたキャラクターシールを作成したり、社内POPを作成したり、とアイディアを出して活用されています。
デジタル後加工機(プロッタ方式のCENTRA)との組み合わせで、営業用のプレゼン資料も本物に近いものが都度作れる事で顧客満足度も高まっているそうです。
また、SurePressなら印刷結果の色ブレがないので、試作の段階で色にバリエーションをつけて提案すれば、リピートオーダー時に別の色を選んでいただいても試作と同じ色で納品ができ、お客様に好評のようです。

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今後の市場戦略

今後の展開

「お客様の要望の色にとことんこだわり、応えたい。そのためにデジタルは有効なツールになる」と、SurePressを含め社内の印刷機の色の標準化に取り組まれています。
各印刷機によって印刷する色が違うと、リピートジョブで前回と同じ機械が使えないと、色の調整に時間や手間がかってしまいます。これらを解決する為、各印刷機で印刷したチャートを測色し、色の標準化を進めていらっしゃいます。
SurePressで再現できる色域は樹脂凸版より広く、お客様に今まで印刷が難しかった色を提供できるようになるのは大きなメリット。SurePressで印刷した小ロットのジョブが大ロットに切り替わっても柔軟に対応できるように、樹脂凸版用広色域プロセスインキの採用も視野に入れ、他社にはないカラーマッチングフローの確立に向けた取組みを進めていらっしゃいます。


デジタル機を検討中の方へ西山社長からのメッセージ

デジタルはすべてが出来るわけではありません。
現在のデジタル機は一般的にインクが高いので既存の大ロットジョブを生産すると不採算になります。
しかしながら、小ロットが簡単に短時間で出来るメリットは非常に大きい。
地元の放送局のイベントでキャンペーンシールを少量にもかかわらず、短時間で納品でき、お客様に大変感謝され、その後も良好な関係を保つことが出来ています。SurePressとデジタル後加工機の組み合わせは急な対応に迅速に的確に対応することが出来るので、お客様との潤滑油になっています。
コストダウンを図る目的でデジタル機を導入してもそれだけでは儲かりません。
デジタル機の簡便に短時間で小ロットを印刷出来るという利点を活かしながら、これまで蓄積した加工技術で工夫し付加価値を高めた商品を提案することが重要だと思います。

会社情報

株式会社中国シール印刷
本社/〒700-0961
岡山県岡山市北区北長瀬本町23-1
創業1932年
社長:西山隆三郎
従業員数:78名
SurePress導入時期:2011年9月
http://www.c-seal.co.jp/index.html

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