文化堂印刷株式会社様
Epson Edge Print PROを使って濃度調整をしながら簡単に高速印刷
導入製品:SC-T5750D
導入機種
印刷スピードと高画質を両立。
レッドインク採用によりPOP・ポスターに求められる鮮やかな赤を再現。
SC-T6色機 全色顔料 ポスター/POP/CAD/Adobe PostScript 対応モデル
SC-T5750D
お客様のご紹介
文化堂印刷株式会社様
CDS部 湘南制作課 次長
萩野 義浩 氏
CDS部 湘南制作課 課長代理
芥川 篤志 氏
神奈川県小田原市に2つの大規模工場を持ち、高精細印刷機、大判オフセット輪転機・枚葉機、オンデマンド機、大判プリンター、3Dプリンターなど幅広い印刷加工設備をラインナップ。
カタログ・折込チラシなどの商業印刷から、紙以外の素材の印刷まで、豊富なスタッフと充実した設備による自社一貫体制でお客様のニーズにお応えし、企画・デザイン・撮影・プリプレス・印刷・製本・加工までを行う総合印刷会社。
また、デジタル・イラスト・クリエイティブの力を融合した新プロジェクト"デジストレイティブプロジェクト"を推進しており、デジタル・情報産業へも参入し、新たな価値の創造を広げている。
●出力用途:折込チラシなどのレイアウト・文字校正
●利用ソフト:Adobe Illustrator、Adobe Photoshopなど
導入の背景
全国展開する折込チラシの制作では、急な修正対応と迅速な確認作業で、校正用に月500枚前後の大量出力が必要
「弊社では、全国展開するホームセンターの折込チラシなどを多く制作しています。さまざまな商品が掲載される紙面では、急な修正対応が多く、迅速な確認作業のためには、校正用に月500枚前後の大量出力が必要です。以前使用していたサーマルインクジェットプリンターは、購入から10年以上経過して、紙詰まりや版抜け、電源が入らないなどの故障が多発していて、ヘッドの交換も、保有期限が過ぎていて部品調達が難しく、また、サプライ品も国内では非常に入手しにくくなってきたため、機器の買い替えを検討し始めました。
その後継機種の問い合わせをするとともに、"大判プリンターならエプソン"と考え代理店に依頼をして、エプソンのインクジェットプリンターでも候補を選び、ショールームに足を運んでテスト印刷なども行い、価格・サービス・サポート面などを含めて比較検討をしました。」
SureColor SC-T5750Dを導入した理由
エプソンの大判プリンターは、他の部署で使用していて
紙詰まりや故障が少なく壊れにくい点を評価していた
「印刷量が多いため、機種選定では、耐久性を最も重視しました。エプソンの大判プリンターについては、CTPの刷版を行う他の部署で、面付け校正用にSC-T7250を2台、10年以上使用していて、紙詰まりや故障が少なく壊れにくい点をとても評価していました。
使用用途はレイアウトの確認や文字校正用なので、色数が少なくインク代が低コストなものが良く、最初は4色機で想定していましたが、PostScript対応にしたい、出力時に色調整できるようにしたいという意向もありました。例えば、印刷が鮮やかだと校正時に確認しにくいため、濃度を70%に下げて出力するにはソフトウェアRIPのEpson Edge Print PROが必要で、それに対応する機種で印刷サイズが大きく、本体価格が手頃なものを選んだ結果、6色機のエプソンのSC-T5750Dを導入することになりました。CDS部では、レイアウトや文字校正はSC-T5750D、色校正はインクジェットカラープルーファーと使い分けて使用しています。以前もRIPソフトを使用していたのでワークフローの変化はなく、スムーズに置き換えることができました。」
文化堂印刷様 湘南工場の大判プリンター使用用途(プリプレス)
- CTP刷版部
面付け校正:SC-T7250(44インチ/5色)×2台 - CDS部
レイアウト・文字校正:SC-T5750D(36インチ/6色)×2台
色校正:インクジェットカラープルーファー×2台
使用状況の詳細とご感想
印刷スピードが速く、作動音も静か
自動給紙設定によりボタンを押すだけで用紙セットが完了
「初めてSC-T5750Dを見た際には、スタイリッシュで家具のようなデザインが素晴らしく、また、印刷スピードに驚かされました。以前は印刷をかけてから出力するまでに時間がかかりましたが、今はプリンターまで歩いていく間に出力されていて全くストレスがありません。感覚的には3倍位速くなったように感じています。
また、以前の機器は作動音と振動が激しかったのですが、この製品は作動音も静かなので作業に集中ができます。用紙は薄手マットコート紙を使用、主にチラシ全面はB2、面付けはB3サイズで出力しています。ダブルロールタイプですが、今は1本のみをセットして使用しています。
用紙交換では、以前は紙の端を手で差し込んでセットしていたため、少しでも曲がっているとエラーになって何度もやり直していましたが、SC-T5750Dは、自動給紙設定によりボタンを押すだけで、本体内蔵のモーターが自動的に用紙の斜行を調整してたるみを巻き取り、セットが完了できるようになっているのでとても便利です。
フロントオペレーションなのでインク交換も簡単で、予備のインクをストレージスペースに入れておけるので場所もとりません。インクの価格も若干安く、インク消費量も以前より少なく長持ちに感じます。また、ヘッド交換の必要がないので、メンテナンス費が安く済み、交換時のダウンタイムもなくなりました。稼働状況を遠隔監視してくれるEpson Cloud Solution PORTについては、エラーや故障時のエプソンの対応が早くなる点にメリットを感じてアプリの登録も行いました。」
省スペースでスタイリッシュなデザイン、A0サイズで約32秒の高速印刷が可能。
フロントオペレーションなのでインク交換も簡単で、筐体内にストレージスペースも完備。
Epson Edge Print PROを使い、ホットフォルダを作成して、データをドラッグするだけで出力できるようにしている
「SC-T5750Dは有線接続で接続し、通常の作業は、Epson Edge Print PROを使い、ネットワーク上に2台のプリンター毎にホットフォルダを作成して、それに各作業者のPCから印刷するデータをドラッグするだけで出力できるようにしています。また、面付けやネスティング(連続配置)作業の場合は、Epson Edge Print PRO で加工してから出力しています。
SC-T5750DとEpson Edge Print PROのセット運用はとても扱いやすく、刷版の部署で使っている面付け校正用のSC-T7250も古くなってきたので、今後、機会をみて更新しようかと考えています。」
校正作業がしやすいようEpson Edge Print PROを使って印刷濃度を70%にコントロールして印刷している
Epson Edge Print PROを使い、2台の印刷機毎にホットフォルダを作成して、印刷データをドラッグするだけで出力が可能
70%の印刷濃度でも、色調はそれほど変わらないためレイアウトや文字校正がスムーズに行える
お客様の評価ポイント
- Epson Edge Print PROと組み合わせて使える
- 印刷スピードが速く、作動音も静か
- 自動給紙設定によりボタンを押すだけでセットが完了
導入事例PDFダウンロード
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(祝日・弊社指定休日を除く)
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