ビジネスインクジェットプリンターテクノロジー

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定期交換部品が少なく、オフィスのダウンタイムを低減

ページプリンターに比べて構造がシンプルなインクジェットプリンターは、定期交換部品が少ないため、メンテナンスの手間と時間が省略でき、コスト削減につながります。

ビジネスインクジェットプリンターの優位性

印刷方式として、プリントヘッドからインクを吐出するだけのビジネスインクジェットプリンターは構造が極めてシンプルです。定期交換部品は、基本的にインクカートリッジ、メンテンナンスボックス、給紙ローラーの3点(注)。インク交換も簡単でスピーディに行なえます。プリンターのメンテナンスにかかる手間や時間を省き、オフィスのダウンタイムを削減できます。

(注)エプソンのスマートチャージ対応モデルPX-S7070X,PX-M7070FXの場合

ページプリンターの場合

ページプリンターは印字プロセスの仕組み上、消耗品のトナーカートリッジの他に、感光体や現像ユニット、転写ユニット、定着ユニットなど、数多くの部品交換を要し、その交換方法も複雑なものが多いです。しかも、これらの消耗品や定期交換部品は寿命が異なり、それぞれの交換時期がずれるため、交換頻度も多くなります。

インクパックを交換する際は使用済みインクパックを押して、引き上げ、新しいインクパックを挿入するだけです。

大容量インクパックで、手間を省き、コストも削減

ビジネスユース用に新たに大容量のインクパックを開発。
インク交換の回数を減らし、業務効率とコストパフォーマンスをアップさせます。

75,000枚印刷するために必要なインクとトナーの比較

新開発の大容量インクパックを搭載するエプソンのスマートチャージ対応モデルPX-S7070X,PX-M7070FXなら、消耗品の交換をせずに75,000枚の印刷が可能です。(注2)

(注1) 当社A3カラーページ複合機LP-M8170のトナー消費量。
(注2)イールド枚数(各色での印刷可能枚数)は、ISO/IEC24711(測定方法)を参照し、ISO/IEC24712(測定画像)を使用してエプソンが算出したシミュレート値です。

ビジネスインクジェットプリンターの優位性

液体インクは、同じ画像を生成するために必要なインクの容量が、粉末状のトナーの半分以下ですみます。このインクジェットならではの特性を活かし、さらなるインクの大容量化を実現するために、従来のカートリッジ形式とは異なる新型のインクパックを開発しました。品質の保存性能を維持しつつ、大容量のインク搭載が可能に。この新型インクパックにより、消耗品の交換回数を劇的に減らし、メンテナンスコストを大幅に削減。あわせて廃棄物の極小化も実現しています。

ページプリンターの場合

液体インクとトナーを比べると、トナーはすき間に空気を多く含むため、同じ枚数を印刷するのに2倍以上の容積が必要になります。これをカートリッジ化したもので比べると、必要な容量差はさらに大きくなります。このため、インクジェットプリンターに比べ、消耗品であるトナーカートリッジをより頻繁に交換する必要が生じます。

低消費電力で、ランニングコストを削減

印字プロセスに熱を使わないインクジェットプリンターは、ページプリンターに比べて圧倒的に消費電力が少なく、オフィスのランニングコストを抑制します。

消費電力量の比較

(注)国際エネルギースタープログラム測定方法のTEC基準に基づき、エプソン独自で算出(測定条件はこちら)。消費電力量はお客様のプリンター使用状況により異なります。

(注)TECとは「Typical Electricity Consumption」の略で、オフィスにおける標準的なプリンターの使用を想定した1週間の消費電力量(稼働とスリープ/オフが繰り返される
   5日間+スリープ/オフ状態の2日間)を指します。

ビジネスインクジェットプリンターの優位性

インクジェットプリンターは、インクを紙に吐出するだけのシンプルな方式。レーザープリンターのように印刷プロセスに熱を必要としない省エネ設計です。日々の業務にかかるエネルギーコストを抑えるとともに、環境負荷の低減に寄与します。

ページプリンターの場合

トナーを加熱して定着させるレーザー方式は、機構上多くの電力を消費します。特に、休止状態から復帰する際、定着ユニットを加熱するウォームアップに大きな電力を使います。少量の部数を断続的に頻繁に印刷するオフィスでは、休止・復帰を繰り返すたびにヒーターの加熱が必要となり、消費電力が増大します。

消費電力の差

消耗品の資源を削減し、環境負荷の低減に寄与

大容量インクパックによる廃棄物の極小化は、コストを抑えるだけでなく、環境負荷低減にも大きく寄与します。

温暖化負荷比較(CO2換算)

消耗品および消耗品の梱包材の地球温暖負荷の比較です。エプソンのスマートチャージ対応モデルPX-M7070FXで75,000枚(注1)印刷時に必要な消耗品(パック、メンテナンスボックス)と、LP-M8170で同数印刷する場合の消耗品(カートリッジ、感光体、廃トナーボックス)を比較しています(注2)。エプソンの評価条件に基づき、消耗品の素材・部品製造に伴う地球温暖化負荷をCO2排出量として算出しています(インクやトナーは含まず、素材のリサイクル効果(注3)を含む)。地球温暖化負荷はお客様のプリンターの使用状況により異なります。

(注1)イールド枚数(各色での印刷可能枚数)は、ISO/IEC24711(測定方法)を参照し、ISO/IEC24712(測定画像)を使用してエプソンが算出したシミュレーション値
    です。
(注2)印刷枚数に応じて個数を接分して算出しています。
(注3)リサイクルによるCO2削減量です。