ビジネスインクジェットプリンターテクノロジー

ビジネスインクジェットプリンターの優位性

エプソンが採用しているピエゾ方式は、インクの吐出を機械的な圧力で行い、熱をほとんど使いません。レーザープリンターのように定着ユニットを予熱する必要がなく、ウォームアップ時間が省けます。そのため、休止状態からの復帰が圧倒的に早く、1枚目から高速印刷が可能です。特に、少ない枚数を頻繁に印刷する「少量・多ジョブ」型のオフィスの印刷ニーズに、高いパフォーマンスで応えます。

ページプリンターの場合

ページプリンターは、トナーを紙に定着させる際に熱を使います。そのため立ち上がり時に定着ユニットに蓄熱するためのウォームアップ時間が必要になります。さらに、ページプリンターの印字プロセスでは、データ展開から印字までを1ページ単位で画像処理するため、1ページ分のデータ処理が完了するまで印刷は開始されません。その分、印刷指示を出してから1枚目を出力するまでの待ち時間が長くなります。