トータルな高生産性を発揮

高画質と高生産性を両立したPrecisionCoreTFP プリントヘッド

従来比2倍(注1)の高密度ヘッド(PrecisionCoreTFP プリントヘッド)採用による印刷速度そのものの高速化に加え、スピンドルレス型ロールペーパーアダプタによる印刷前工程の省力化、高速ロータリーカッターの搭載による印刷後工程の省力化など、トータルな生産性の改善を実現しました。
また、紙送り機構の改良より、高速モードでの更なる画質向上を実現しました。

(注1) PX-9550/PX-7550の2007年モデルとの比較。

■PrecisionCoreとは

PrecisionCore テクノロジーは、オフィス分野から大容量・高速印刷が必要とされる商業・産業分野まで、さまざまな用途において、より高速で、より高画質な印刷を実現します。

詳しくはこちらをご覧ください。

PrecisionCore

高速化による生産性の向上

速いモード

光沢紙で素早く高画質な大判印刷ができる「速いモード」を搭載。高速でのフォト画質出力を可能にしました。

(注) 出力スピードの測定環境についてはこちらをご覧ください。

自動ノズルチェックシステム、タイマークリーニングにより、高品位で安定した出力を提供

自動ノズルチェックシステム、タイマークリーニングにより、高品位で安定した出力を提供

電源投入時、または印刷開始前、電圧制御により自動的にドット抜けをチェック。すべてのノズルのドット抜けをわずかな時間で検出します。ドット抜けを感知するとヘッドクリーニングを自動的に実施し、常に安定した高画質プリントを実現します。

(注) 本機能は100%ドット抜け防止を保証するものではありません。

PCレスで簡単印刷

オプションのHDD(320GB)の装着により、HDDに保存されたジョブをプリンターから直接印刷可能です。ポスターの増刷、写真プリントの焼き増しを行いたい場合、再度アプリケーションからのプリント指示が不要です。

PCレスで簡単印刷

キャリブレーションの自動化で、リモートプルーフを実現

キャリブレーションの自動化により、あらゆる出力環境で信頼性の高い色管理が可能となり、リモートプルーフの最大の課題であったプリンターの安定稼働を実現。市販のRIPソフトとの組み合わせで、プルーフの品質保証となる色認証システムや定期色管理までも提供し、リモートプルーフソリューションがついに現実のものになりました。

キャリブレーションの自動化で、リモートプルーフを実現

キャリブレーションの自動化で、リモートプルーフを実現

自動測色器の搭載で色管理工程を自動化

オプションの自動測色器を装着し、色管理工程を自動化できます。これまで手間と時間のかかっていた測定チャートとカラー認証ラベルも、この一台で作業できる(注1)ので、トータルスループットを削減します。また、サードパーティー製RIPとも連携できるので、利用環境に合わせたICCプロファイルの作成(注2)が可能です。

(注1) 各RIPでの測色器および測色機能の対応状況などの詳細につきましては、各メーカーにご確認ください。
(注2) ICCプロファイルはエプソンが提供する自動測色器だけでは作成できません。作成用ソフトウェアが別途必要です。

X-Rite社製高速測色センサーを採用

自動測色器には、エプソン専用X-Rite社製高速ライン測色センサーを採用した、分光光度計(ILS30EP)を採用しています。

M1対応の新しい測色器ILS30EP

ILS30EPは、測色スピード向上と新しい規格に対応する測色器です。ILS30EPは従来ILS20との測色スループット比で約2倍、測色パフォーマンスが向上しています。新しいM1基準に対応すると共に、対応RIPでの制御によりM0/M1/M2のモード切り替え可能です。将来的なM1基準対応ワークフローに備えつつ、従来の基準(M0:UVフィルタなし、M2:UVフィルタあり)にも対応できます。

2種類のバッキングを標準添付

バッキングは、ブラックとホワイトの2種類を同梱しているので、業務に合わせてご利用いただけます。

2種類のバッキングを標準添付