塾と家庭を紙でつなげる学習サービス「StudyOne」｜Next START：環境・共創活動｜企業情報

デジタルと紙を融合させた新しい家庭学習をサポート

教育のデジタル化や学習スタイルの多様化が進む中、家庭でも質の高い学びを継続できる環境づくりがますます重要になっています。そうした背景を受けて誕生したのが、エプソンの遠隔印刷・スキャン技術と、株式会社スタディラボの学習管理システム（LMS：Learning Management System）を融合させた新しい家庭学習支援サービス「StudyOne（スタディワン）」です。このサービスの最大の特長は、デジタルと紙の良さを組み合わせることで、家庭にいながら効率的で継続性のある学習環境を実現できる点にあります。保護者や塾の先生は、子どもたちの学習状況をリモートで簡単に把握・管理でき、個別の進捗に応じたサポートが可能になります。「StudyOne」は、忙しいご家庭や教育現場にとって、学習効果の最大化と負担軽減を両立する新たなソリューションです。

デジタル技術を活用して学習意欲を喚起

「StudyOne」は、先生が好きなタイミングで、確認テストや演習プリントを生徒のプリンターへ直接送ることができます。さらに、紙教材の課題提出までのやりとりを学習管理システム（LMS）によって記録することで、先生が生徒の学習過程全体を把握でき、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行う環境を提供します。

高度な学習管理技術で、紙のメリットを引き出す

「StudyOne」の利用により、塾で学ぶ生徒は、紙に「書く」ことで、記憶に残りやすく、学びが深まります。また、解答の過程も把握できるため、より的確な指導が可能となり、学習の質の向上が期待できます。また、データがプリンターだけでなく、クラウドサーバーにも残らないため、教材データの権利を守りながらパーソナライズされた学習管理が可能となりました。このように、塾で学ぶ生徒をはじめ、塾や教材の提供社など教育に関わる関係者に価値を提供しています。

塾と自宅を紙でつなげてオンライン授業を効率化
＜導入例＞会員制難関受験専門塾エリオ恵比寿校

エリオ副代表斉藤隆之さん（写真・左）／エリオ恵比寿校室長前川真慶さん（写真・右）

「宿題の回収率を向上させたい」「ご家庭で学習への関心を向上させたい」などの課題をもつ同校にStudyOneを導入。結果として、宿題の回収率がほぼ100％に向上し、オンライン授業が効率化。さらには、ご家庭の保護者様が宿題を目にする機会が増えて、関心度が向上するなどの効果が出ています。

＜導入例＞浜学園Webスクール

浜学園Web事業推進部肥塚賀行さん（写真・左）／浜学園Web事業推進部部長長谷川毅さん（写真・右）

中学受験専門塾の浜学園では、オンライン指導サービス「浜学園Webスクール」にて、「StudyOne」を導入。プリント配信サービス「Hama-Pri（ハマプリ）」として、復習テストや副教材を家庭のプリンターへ直接配信しています。従来の郵送では教材の遅延や職員の負担が課題でしたが、StudyOneにより、授業のタイミングに合わせた自動印刷が可能となり、授業参加率が向上。保護者の目にも触れやすくなり、家庭での学習意識も高まりました。今後は、答案のスキャン送信や個別最適化されたプリント配信など、双方向の学習支援を強化していく予定です。