SurePress

導入事例 大光印刷株式会社様

大光印刷株式会社様

多くの製薬メーカーの厳しい要求に対応した作業環境を構築。画像検査機、バックナンバリング機などメディカル業界ならではの設備も充実。高い開発力を活かして特許品、意匠登録品、実用新案品も数多く保有している。環境対応にも力を入れており、リサイクル素材のラベル、剥離フィルムの資源循環プロジェクトなど環境配慮型の提案を行っている。

大光印刷株式会社様

■SurePress 導入実績
L-4733A/L-4733AW

大光印刷株式会社様

導入事例を動画でご紹介

SurePress導入事例 大光印刷株式会社様

導入製品

L-4733A/L-4733AW

L-4733A/L-4733AW

小ロット・多品種化する市場のニーズに対応。
商品価値を高める表現力・幅広い基材対応力・ワークフローを変革

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版が不要で印刷機の調整に時間と手間がかからず、
多品種小ロットジョブでも、効率的な運用ができる。

導入の経緯

大光印刷様の業務について

主に医薬品と化粧品関係に特化したラベルを生産しており、最近はさらにお酒のラベルにも少しずつ力を入れています。
医薬品ラベルには厳しい品質基準があり、処方箋の薬や入院薬はラベルの色が変わると患者さんが不安になるということや、現場での取り違いによる事故防止の観点から安定した色を維持するために厳しく管理しています。

設備と品質管理について

工場には防虫対策として窓がなく、作業服を着用し、エアシャワーを浴び、毛髪やほこりなどが入らないような対策をしています。
また、製品は印刷後、ピンホール・文字つぶれ・インク飛びなどについてを検査装置で全数チェックをしています。
印刷用設備は、間欠輪転機、オフセット輪転機、シルク印刷機、SurePressを含むデジタル機を保有し仕事内容に合わせて使い分けています。
後加工は、コールド箔、ホットスタンプなどの特殊加工機を幅広く備えており、印刷技術の組み合わせで、自社で出来る範囲が多いのが強みです。特に化粧品のシールに好まれる、意匠性が高く、加工が難しい付加価値ラベルを得意としています。

環境への取り組みについて

会社として環境対応にも注力しており、最近ではリサイクルセパの使用を一部の企業と共に取り組んでいます。また、環境に対する取り組みについてのお問い合わせが増えており、環境配慮型の材料も積極的に取り入れています。

小ロットでアナログ機だと非効率なジョブが多く解決したかった

小ロットでアナログ機で生産すると非効率なジョブが多く、それを解決したいと考えていた時に、同業者がSurePressを導入しているのを知り検討を始めました。
お客様からの依頼では、ラベルサイズが同じで印刷内容が異なる多品種小ロットジョブが多くあります。
アナログ機では版が必要で、印刷機の調整に時間と手間がかかっていましたが、SurePressなら版が不要で、調整に時間もかかりません。また、330mm幅に複数のジョブを面付して効率的な運用ができます。
これにより、小ロットのジョブにも短納期で対応することができるようになり、コストでのメリットも出せるので、お客様にも大変喜んでいただいています。

SurePress作業イメージ 1

SurePress作業イメージ 2

SurePress作業イメージ 3

SurePress作業イメージ 4

導入後の感想

特色指定のあるリピートジョブでも色ブレなく生産できる

機器操作の習得は1週間程度で対応でき、機械を動かせるようになって使いこなすまでには1年位はかかりました。作業では、ジョブチェンジの時間はデータ作成から実際に印刷するところまでで50分位かかっています。
導入後は、安定した色再現性で特色指定のあるリピートジョブでも色ブレなく生産でき、色合わせも特別な準備が不要で、調整用の損紙も削減されました。お客様と色についてのトラブルもありません。また、QRコードの可変の仕事が増えており、そういった仕事にも柔軟に対応できます。

オペレーターイメージ

色合わせイメージ

SurePressを活用した今後の展開

SurePressを活用した今後の展開として、大きく2点を考えています。

生産効率を向上するためにデジタル化を推進する

1つはデジタル化の推進です。
デジタル機は複数台を一人で稼働させることも可能なので、工場の省人化を進め、究極は自動稼働と無人化を目指したいと考えています。
入門機としてSurePressを入れたことでデジタルのノウハウが蓄積され、将来の省人化に活かせると確信しています。

人の技術に頼らないモノづくり

2番目は人の技術に頼らないモノづくりです。
工程の標準化を進め、個人のスキルに頼る部分を減らし、将来的にはパートさんの活用も検討しています。面付などのPCで出来る作業についてはリモートワークも取り入れるなど、人材不足を補うために多様な働き方を支援したいと考えています。

デジタル機を検討中の方へのメッセージ

中村常務

中村常務

デジタルの活用はお互いにメリットが多くあります。将来的にはデジタルが一般化すると考えられていますが、その時を待たずに、使いやすい入門機でノウハウを貯めていくことが大切だと思います。

まとめ

まとめ

大光印刷株式会社

会社概要

大光印刷株式会社様

大光印刷株式会社

所在地 〒604-8481 京都市中京区西ノ京冷泉町22番地
設立 昭和22年3月
従業員数 約160名(グループ合計)
ホームぺージ https://www.daik.co.jp/company/新規ウィンドウが開きます

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