階調性や黒濃度が向上

UltraChrome HDインクテクノロジー搭載

UltraChrome HDインクのブラックインクは顔料粒子の色材配合が従来機種比約1.5倍(注1)。従来のPX-K3インクに比べ用紙の表面付近に定着しやすく(注2)、ダイナミックレンジも拡大。さらに重厚感のある「黒」の表現が可能になりました。エプソン純正用紙はもちろん、幅広いメディアに対応し表現の自由度が広がります。

UltraChrome HDインクテクノロジー搭載

UltraChrome HDインクテクノロジーについて詳しくはこちら

(注1) フォトブラック
(注2) マットブラック

黒濃度の向上、ダイナミックレンジの拡大

黒濃度の向上、ダイナミックレンジの拡大
(注) 黒濃度=OD値(Optical Density(光学濃度))の略で黒の濃さを示す指標
(注) ダイナミックレンジ:黒色及びカラーでの色の明度表現できる幅を指します

樹脂コーティング層の改良により、ブロンジングを低減

UltraChrome HDインクでは、各色の光沢度のバラツキを抑えることで、作品を鑑賞する際の角度によって色が変化してみえる「ブロンジング」(注1)を低減しています。飾る場所や光源の影響を抑え、作品そのものの美しさを伝えることができます。

樹脂コーティング層の改良により、ブロンジングを低減
(注1) ブロンジング:見える角度や光源環境によって虹色に反射して見える現象

広い色再現領域、忠実な色再現性

ビビッドマゼンタインクの採用

ビビッドマゼンタの採用により、Japan Color 2011をはるかに凌駕する広い色再現領域を実現しています。
UltraChrome HDインクにより、色転びの少ないオリジナルに忠実な色再現性を実現。プルーフ現場のカラーマネジメント業務に適したインク構成を採用しました。

広い色再現領域

UltraChrome HDインクテクノロジーについて詳しくはこちら

安定した色再現コントロール

ビビッドマゼンタ・ビビッドライトマゼンタ搭載

ビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタインクの採用で、深海ブルーや特殊なピンクなど、青やマゼンタの色再現領域を拡大しています。特殊色(RGB)を必要としないシンプルなカラーマネジメントによって、容易で安定した色再現のコントロールを実現しています。

光源依存性(カラーインコンスタンシー)の低減

光源依存性(カラーインコンスタンシー)の低減

光源依存性(カラーインコンスタンシー)を低減し、異なった環境下(注1)でも安定した色を保ち、常に高品位な出力を可能にします。

(注1)D50光源に対するA光源/F11光源での測定結果となります。

SC-P6050 インクセットパターン

切換インク 固定インク
マットブラック フォトブラック グレー ライトグレー シアン ライトシアン ビビッドマゼンタ ビビッドライトマゼンタ イエロー
(注) 製品出荷時に全9色(フォトブラック、マットブラック、グレー、ライトグレー、シアン、ラインシアン、ビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタ、イエロー各110ml)のインクカートリッジが標準同梱されます。
(注) フォトブラック、マットブラック同時搭載で、用紙種類に合わせて切り替え可能です。

カラーキャリブレーション

Epson Color Calibration Utilityによる安定した色再現内蔵のマルチセンサーを使用し、経時変化により生じる色の変化を補正することができます。従来機は、用紙ごとにキャリブレーションを行い、補正値は出力用PCごとに適用させる必要がありましたが、「 Epson Color Calibration Utility」では、代表的なメディアをキャリブレーションすることで他メディアにも補正値を適応させることが可能となりました。また、補正値はプリンター本体に保存されるため、どのPCからも安定した色味でプリントできます。

ドライバー画面のカスタマイズ
(注) 補正データは、標準プリンタードライバーおよびCPSソフトリッパーからの印刷にのみ適用されます。他社製ソフトウェアRIPからの印刷では適用されません。