
ゼロトラスト・フルクラウド×
Chromebook™ ×エプソンの入出力環境で、
学びの質向上と業務効率化を同時に実現
エプソンのスマートチャージ導入事例
- 業種
文教・教育
- 目的・成果
業務効率化
- テーマ
コスト削減、働き方改革
- 導入プラン
アカデミックプラン
- 導入製品
LX-10050M×63台
記載内容は2026年1月取材時点のものです。
- ネットワーク統合を前提とした環境で、Chromebook™ を軸とした印刷環境が必要
- 消耗品の発注業務や毎月の請求伝票処理が負担
- 自由にカラー印刷できる環境がなかった
- Chromebook™ からの印刷を実現、スキャンデータをクラウドへ保存も可能
- 印刷機器管理の一元化で業務負担を軽減、インクが無くなる前に自動で届く
(注)エプソンのリモートサービスが必要です。 - コストを気にせずカラー印刷でき、一人ひとりに合わせた分かりやすい資料が提供可能
校務系・学習系ネットワークを統合して端末をChromebook™ に統一
ゼロトラスト・フルクラウド環境でChromebook™ からの印刷を実現
校務系・学習系ネットワーク統合を前提とした環境で、Chromebook™ を基軸に運用できる印刷環境の整備が必要だった

教育研修課 課長
齋藤 亮一 様
福島市は2017年度からWindows® による校務系ネットワークの本格運用を開始。2019年度には教員用学習指導端末としてWindows® 搭載タブレット、2020年度には校内Wi-Fi® 環境と学習系ネットワークを整備し、児童生徒1人1台のiPadを配備して授業を行ってきました。
しかし、校務用・指導用で端末2台持ちとなり、シームレスに仕事ができない、ファイル移動には上長の決裁が必要、職員室の校務系ネットワークからしか印刷できないなど多くの課題がありました。また、文部科学省からNEXT GIGAが発表され、児童生徒用端末の更新については、コスト面からChromebook™ へ変更を検討。
併せて教員用端末もChromebook™ への変更を検討するも、設置していたモノクロレーザープリンター・孔版印刷機・モノクロコピー機では、Chromebook™ からの無線印刷に対応していませんでした。
そのため対応機器の選定と印刷方法の検証を進め、結果を踏まえて必要な性能要件を整理しました。一括入札を実施した結果、エプソンの高速カラーインクジェット複合機をアカデミックプランで導入することになりました。
教員用Chromebook™ から無線接続でカラー印刷が可能
複合機でスキャンしたデータをクラウドへ保存も可能に

教育研修課 学校ICT推進係 主任
菅野 玄徳 様
以前はモノクロの印刷やコピーしかできませんでしたが、エプソンの高速カラーインクジェット複合機を導入したことで、ゼロトラスト・フルクラウド環境で、教員用Chromebook™ から、無線接続でネットワーク上のLX-10050Mにカラー/モノクロ印刷できるようになりました。
教員は校務用も指導用も1台の端末で業務が行え、端末の使い分けや場所による制約も解消。
また、複合機でスキャンしたデータをクラウドへ保存できる仕組みをEpson Connectで実現したことで、校務系データはMicrosoft® SharePoint® に保存でき、クラウドに保存された画像や資料などの書類もいつでもスムーズに印刷できるようになりました。
デジタル主体の時代ですが、記憶の定着では紙のほうが優位に感じます。ペーパーレス化やフルクラウド化など、時代は変化し続けており、どちらに転んでも対応していけるよう準備が必要です。
個別最適な学びにおいては、子どもによっても適性が違い、選択肢を多く用意して個々に合わせて対応していく事が重要で、その中でアカデミックプランは非常に優れた選択肢の一つだと感じています。


エプソンのスマートチャージアカデミックプランなら月額定額制で
消耗品や保守も含めて一括管理でき、事務業務が一気に効率化
トナーなどの消耗品は市教委で発注、発注業務や毎月の請求伝票処理、年度末の予算調整が大変だった
これまで使っていたモノクロ印刷機器は市教委で導入したものですが、トナーの在庫が切れた時は各学校から連絡がきて市教委で取りまとめ、その都度業者へ注文しており、発注業務や毎月の請求伝票処理が負担になっていました。
年度末になると、トナー代で予算が逼迫し、予算残額の頻繁な確認や、市教委から学校へトナーの発注を少なくするようお願いしたり、予算流用の手続き(財政部門への説明と事務処理)をしたりと、ただでさえ忙しい時期に悩みの種が尽きませんでした。
また、カラープリンターは、各校独自に学校予算で調達していましたが、家庭用で印刷スピードも遅く、インク代も全て各校が負担していました。スキャナーもないため、画像の取り込みや書類をデータ保存することはできず、スキャナーへの要望も多く挙がっていました。
複合機1台に集約し、市内全校の印刷機器管理を一元化
自動的にインクも届き、事務業務が一気に効率化
以前は各校に印刷機器が3~4台ずつ設置されていましたが、LX-10050M導入により、これらを1台に集約することができました。さらに、ネットワーク整備やコピー機の廃止を進めたことで、5年間総額では確実なコストダウンが見込めると判断しました。これが財政部門にも認められて導入が実現しました。
アカデミックプランならインクなどの消耗品も保守も契約に含まれているので、規定枚数までカラーもモノクロもコストを気にせず印刷でき、印刷枚数も全体で分け合えるので、予算残額を心配する必要もなくなりました。また、インクが大容量なので交換頻度も少なく、かつ無くなる前に自動的に届く(注1)ので、学校からの注文の連絡や、市教委での電話対応・発注・請求伝票処理の全てが無くなり、事務業務が一気に効率化、働き方改革に繋がっています。
先生方はとても忙しく、毎日のスケジュールも詰まっていて、時間と余裕がない状況です。業務効率化で子どもたちと向き合う時間が長くとれれば互いの信頼関係も深まり、家族との時間や介護・子育ての時間もできて、心にも余裕が生まれ笑顔も増えてきます。アカデミックプランは省力化によって、そういった良い学校環境づくりに貢献していると思います。
ネットワークや端末、印刷機器など学校全体を見直す必要がある状況では、単純な更新だけでは費用が積み上がり無駄が生じます。そのためスクラップ&ビルドで新しい体制を構築する必要がありますが、今回はそれらを一気に進めることができ、とても良かったと思っています。
- (注1)エプソンのリモートサービスが必要です。
カラー複合機の導入でどの児童にも分かりやすい授業を実現
手軽にカラー印刷できるので授業の幅やバリエーションが広がる
カラーが自由に使えないため資料作りに手間がかかり、印刷にも時間が必要、資料を使うのを諦めることも多かった

校長
穂積 浩 様
カラー印刷したい要望が多く、本校には学校予算で購入した家庭用のカラーインクジェットプリンターがありましたが、画質もあまり良くなく、ランニングコストを考えて、なるべくカラーは使用しないようにしていました。
算数科の図形の授業では、カラーが使えないため斜線を書き入れてモノクロでも分かりやすくする手間に加え、印刷の待ち時間も長く早めに出勤したり放課後に残って印刷する必要がありました。こうした負担が重なり、大量の印刷物に限らず、資料自体の使用を諦めてしまうことも少なくありませんでした。
また、スキャナーがなかったため、授業での黒板掲示物や配布資料を作るのにも不便でした。
カラー印刷、コピー、スキャナー機能が1台に集約
カラーもモノクロも高速でインク代を気にせず印刷できる
今回の導入でカラー印刷、コピー、スキャナー機能が1台に集約されたため、職員室内の環境整備ができて印刷機器の使い分けも必要なくなりました。
インクジェット方式だと印刷には時間がかかると思っていましたが、予想以上に高速でカラー印刷ができるので、びっくりしています。カラーもモノクロも規定枚数までインク代を気にせず印刷ができ、写真の画質も鮮明なので、子どもたちの様子を撮影して校内や教室の掲示物に活用することも増えました。
また、スキャナー機能で教科書の挿絵や図表などを拡大して印刷し、授業で黒板に貼って提示資料として活用しています。
クラウドに保存もできるので、学校に届く大量の書類をデータ化して、PDFで保管・共有もしています。教職員からの評判も良く、保護者の方々も「子どもに学びやすい環境で学習させたい」という思いから、校内の掲示物がカラーで華やかになったことを喜んでくださっています。
エプソンのカラーインクジェット複合機の導入でUD(ユニバーサルデザイン)視点での授業改善が実現できた
本校の教育目標は、「進んで学習する子ども 思いやりのある子ども 元気な子ども」の育成です。特に「進んで学習する子ども」では、学力向上のため日々の授業の充実を掲げ、分かる授業・できる授業を目指して全教員で指導の工夫に取り組んでおります。特にどの児童にとっても分かりやすい授業となるようUD(ユニバーサルデザイン)視点での指導改善を目指しています。
今回のカラー複合機の導入で、分かりやすい資料や問題の提示→カラー化による視覚化→子どもたちが興味を持てる授業の流れが実現できました。
個別最適な学びには視覚化が重要で、特に特別支援学級の子どもたちには必須です。カラー複合機はそれができる点で非常に素晴らしいと感じています。
授業ではデジタルも紙もバランスが大事です。
これからの時代、デジタルは当たり前ですが必要なところでは書くことも大切です。学習内容に合わせて、デジタルと紙をバランスよく使い分けることが重要だと考えています。
本年4月からは、子どもたちも教員と同じようにChromebook™ を使えるようになるので、さらに効果的に指導ができると思います。新しい端末導入のため最初は不安ですが、子どもたちをしっかりサポートしながらこれまで以上に活用し、カラー複合機とも連携しながら、子どもたち自身で学習の成果を発表・表現できるようにしていきたいと思っています。



やりたい授業を具現化し、思考過程も子どもの気付きもすぐに共有できる教室へ

教諭
横山 淳平 様
以前は、カラー印刷が使用できないことにストレスやもやもやを感じていましたが、カラー印刷が自由にできるようになって、社会が子どもたちを応援してくれるように感じ、とてもうれしいです。
導入した複合機もデフォルト設定がカラーになっており、今ではほとんどのものがカラー印刷になりました。
授業で黒板に貼る図や資料、学級活動や行事での子どもたちの写真、子どもたちが作った成果物の掲示などさまざまに活用しており、感覚的にはカラー印刷が以前より50倍ぐらいに増えているように感じます。
鮮明にスピーディーに印刷でき、数分あればあっという間に資料が揃うので、ためらうことなくどんどん活用していて、本当にやりたい授業を具現化できる頻度が増えました。例えば、算数科の色のついた部分の面積・体積を求める問題や、社会科の帯グラフ・円グラフを読み取る学習などでは、カラー印刷のおかげでとても見やすく分かりやすくなりました。
デジタルのモニターでは画面を切り替えると視界に残りませんが、プリントなら途中経過を黒板に多数貼っていけるので、特に思考過程やまとめの説明がしやすいと感じています。
また、1時間目の授業で子どもが素晴らしい気付きを見せた時、「この子のノートをみんなに見せたい」という瞬間があります。そうした場面でも、エプソンの複合機なら、休み時間に素早くコピーして全員へ配ることができるのでおおいに役立っています。
6年生全員が"紙がいい"と回答。視覚的理解が深まり、学習意欲が高まる。紙の学びが記憶と対話を育てる


今までは最低限のものしか準備できませんでしたが、手軽にカラー印刷ができるようになって、今はさまざまなパターンをたくさん準備しておき、授業で子どもたちの反応を見ながらそれに合わせて提示ができるので、授業の幅やバリエーションが広がっています。
視覚からの理解が優位な子が多く、目で見て分かるようになったので、子どもたちもやる気が出て生き生きしており、学習意欲も高まっているように感じます。
試しに6年生全員に「デジタルと紙とどちらが良いか」を聞いてみると、全員紙との回答でした。
小学校段階では、多少の不便さはあっても、紙の手触りやにおい、重さなど、五感を使って学ぶことが大切で、それが記憶や思い出になっていきます。
また、それらの体験を共有することで、相手との関わり合いや話し合いなど、コミュニケーションできることが大切なので、授業の場面ではどちらを使う方が良いかを見極めて、必要に応じて使い分けていきたいと思います。
現在は、まだ校務系・学習系ネットワークのWi-Fi® のエリアが分かれていて、教室から直接複合機へ印刷することはできませんが、今後、無線環境の整備が進めば、教室からの印刷でも活用していきたいと思っています。
福島市教育委員会様

- 所在地
- 福島市五老内町3-1
- 規模
- 小学校1,079人、中学校556人、義務教育学校65人、特別支援学校76人
(2025年5月現在、特別支援学級含む)
- 端末・ネットワーク統合:教員・児童生徒端末をChromebook™ に統一し、Windows 365® とMicrosoft 365® A5で校務系・学習系を統合管理。ゼロトラスト・フルクラウド環境を構築。
- 印刷・スキャンの最適化:各校の職員室にLX-10050Mを設置。Chromebook™ から無線でカラー/モノクロ印刷が可能に。スキャンはEpson Connect経由でSharePoint® のクラウドへ保存。
- 2025年8月教員用Chromebook™ 配備完了。2026年4月から児童生徒用Chromebook™ 導入予定。
福島市立福島第一小学校様

- 所在地
- 福島県福島市杉妻町1-24
- 規模
- 8学級 90人
- 教職員数
- 27人(2025年5月現在、特別支援学校を含む)

- 導入機種
エプソンのスマートチャージ対応モデル
LX-10050MF×63台 - 設置場所
全校にLX-10050MFを各1台、教育研修課・学校教育課に各1台設置
- 用途
-
Chromebook™ から授業教材、ワークシート、テスト、学校・学年・学級だより、保健・給食・各種たより、校内掲示物、行事のしおり、会議・研修資料、封筒やはがきなどを印刷。複合機からのスキャンデータをクラウドサービスへ保存など
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