株式会社デュプロ様

実際の業務に合わせた機種選定で
以前と変わらない印刷環境を少ない台数で実現でき
効率的に大幅なコストダウンが図れた

株式会社デュプロ様 メイン画像

導入プラン:
エプソンのスマートチャージ

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導入機種

LX-10050MF LX-C4000 PX-M7080FX PX-S7090X 製品画像

<本社事業所>
LX-10050MF×1台 LX-C4000×4台
PX-M7080FX×3台 PX-S7090X×3台
<和歌山事業所>
LX-C4000×2台 PX-S7090X×7台

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導入ご担当者に聞きました

印刷機器のメーカーや機種、契約年数、消耗品の購入先に加え、社内の経費処理部門も機器毎にバラバラなため、全体でいくら使っているのかも把握できていなかった

約1年をかけて社内のIT環境の総点検調査を実施
印刷機器に関する多くの課題が露見して機器の入替を検討

株式会社デュプロ
営業本部 海外営業部 部長
肝付 俊之 様
(注)記載の各所属・役職は、取材のあった2025年2月時点のものです。(以下同)

株式会社デュプロ
営業本部 国内営業部 部長
髙階 久文 様

デュプロでは、2023年頃から社内のIT化・DX化を推進するプロジェクトが始まり、約1年をかけて社内のIT環境の総点検調査を実施しました。
印刷機器については、それまでは、印刷機器のメーカーや機種、台数、リース・保守契約の時期や契約先、消耗品の購入先なども機器毎に異なり、契約した社内の部署や、経費科目や予算項目もバラバラなため、全体でいくら使っているのかも把握できていませんでした。
しかし、この調査結果から、印刷機器に関する管理業務の煩雑さが露見すると共に、保守期間が切れていたり、壊れて放置しているのにリース費を払い続けている機器が存在することや、同じ消耗品を部署毎に別々に購入して在庫を抱えているケースがあるなど、無駄な支出や全体の効率が悪いことが分かりました。また、古い機種を使い続けていて故障も増えており、出荷する製品のラベルやマニュアル・保証書が突発的に印刷できなくなったり、保守対応期限が過ぎていて、故障しても修理部品が入手できないなどの課題も発生しており、無視できない状況になってきていました。
そこで、比較的多くの印刷機器のリース・保守の契約満了タイミングが重なっていた2025年1月に標準を合わせて、既存機器の入替検討を始めました。全体の効率化が機器入替における基本コンセプトだったので、まずは既存機の設置場所・使用機種・平均印刷枚数などの情報をエプソンに提供し、それに見合う印刷速度や性能を持った機器を選定してもらい、台数もある程度集約できるプランの提案を依頼しました。

実際の業務に合わせた機種選定で以前と変わらない印刷環境を少ない台数で実現でき
効率的に大幅なコストダウンが図れた

購入先・機種・消耗品や保守の窓口も1本化、会社全体でコスト調整ができる
オール・イン・ワンプランのグループ割引で検討

2022年9月にエプソン販売と業務提携したこともあり、インクジェットの独創的な技術に対する知識や理解も深まり、カラー高速印刷の高い生産性、低消費電力や消耗品削減に配慮した環境性能についても大きく評価していました。
また、実際にエプソン製品も取り扱うデュプロ販社の営業からお客様の評判を聞く中で、エプソン製品への信頼度は厚く、製品自体も気に入っていたため、機器の入替えについてはエプソン製品で統一しようと考えていました。
購入先を1本化して、機種もなるべく1つに揃え、消耗品や保守の窓口も1ヵ所にすれば、伝票処理や経理処理もまとめられて業務の軽減となり、トラブルの際も素早く対処できます。また、デュプロ販社からのアドバイスもあり、このメリットを最大限に活かすために、基本の契約枚数を複数台で分け合える、エプソンのスマートチャージ「オール・イン・ワンプラン」で検討を進めることにしました。
総点検調査の結果からは、部署毎の印刷枚数に開きが大きかったので、エプソンからも会社全体でコスト調整ができるグループ割引を薦められました。

生産部・生産技術部・テクニカルサポートグループがあるフロアに設置されたLX-10050MF

同フロア内の反対側に設置されたPX-S7090Xと
ディスク デュプリケーター

機能・スピードなどを最適化することで台数を削減に成功
効率的に大幅なコストダウンが図れた

2024年6月にエプソンから導入プランの提案を受け、8月には実機を見て導入を決めました。そして、2024年12月に、本社事業所に計11台、和歌山事業所に計9台を導入して運用を開始しました。
エプソンの高速カラーインクジェット複合機とプリンターに入替えたことで、それまで利用していたレーザー方式の複合機やプリンター類を集約することができました。この結果、本社事業所では今まで利用していた19台を8台削減して11台に、和歌山事業所では12台を3台削減して9台に集約することに成功しました。
実際の業務に合わせた機種選定で機能不足やオーバースペックな機器を選ばずに済み、以前と変わらない印刷環境を少ない台数で実現できたので、効率的に大幅なコストダウンが図れました。オール・イン・ワンプランでは、本体の利用料金に加え、インク・メンテナンスボックス・保守サービス(注1)まで料金に含んでおり、月々の定額費用だけで基本印刷枚数まではプリントし放題なので、コストを気にせずカラー印刷もできるようになりました。

(注1)通常保守時間外・休日の保守サービスなどをご希望される場合は、別途追加保守料金が発生します。

国内・海外営業部のフロアに設置されたLM-C4000
コンパクトで省スペース、低消費電力で稼働音も静か

カラー印刷やコピー、スキャン、ファクスと多様な用途で活用、さまざまな用紙が使えるので
イベントで配布するパンフレットやチラシ、カタログの校正用などにも活用している

使ってみての感想をお伺いしました

商品パンフレットやチラシ、マニュアル、保証書に加え、出荷製品のラベルや伝票などの印刷やコピー、スキャナーでの書類のPDF化やファクスなど、さまざまな用途で活用

レーザー方式と比較して、低消費電力で、静電気の帯電が少ない
ファーストプリントが早く、稼働音も静か

エプソンの高速カラーインクジェット複合機やプリンターは、部署毎やフロア内の複数部署で共用できるように設置していて、勤務する部署が変わっても同じ使い方で対応できるよう、プリンタードライバーやコピーパネルの設定は全て同じにしています。
席が離れていると実際に動いているか分からないほど、レーザー方式と比較して稼働音が静かなので、導入当初は何度か印刷をかけ直すことがありましたが、慣れてからはそれもなくなりました。
レーザー方式と比較して、低消費電力で、冬場の乾燥での静電気の帯電も少なく、女性職員からはとても好評です。
また、以前は朝や昼休みの後などで待機モードから立ち上がるのに時間がかかっていましたが、エプソンのインクジェット方式の複合機やプリンターは、ウォーミングアップが短いのでファーストプリントが早く、印刷時間も短時間で済むようになりました。
カラー印刷の画質もハッキリ鮮明で滲みもなく、写真などの発色も非常に良いと感じています。カラー印刷が手軽にできるようになって、カラーの印刷枚数は増えていますが、オール・イン・ワンプランなので気にせず使えています。

掲載された写真や文字も鮮明で発色が良いため商品パンフレットの配布用にも活用

イラストや写真の入ったA3サイズのパンフレットなどのカラー印刷が手軽にできる

印刷した用紙にペンで直接書き込めるので校正作業に便利
赤入れした書類はスキャンtoメール機能でそのまま送信もできる

印刷用途は多岐にわたります。お客様向けでは、商品パンフレットやチラシ、マニュアルや保証書を印刷しています。
社内向けでは、会議資料や報告書などの事務用途に加え、出荷製品のラベルや伝票印刷でも活用しています。用紙は以前と同じコピー用紙ですが、レーザー方式と違い、印刷したものにペンで直接書き込むことができます。ちょっとした違いですが、営業職は出張も多いため、外出先でも校正作業ができることで、とても助かっています。また、商品パンフレットやチラシでは厚手コート紙を使用したり、カタログの色校正用ではインクジェット専用紙を使用することもあります。用途に合わせてさまざまな用紙を利用できるインクジェットプリンターは、非常に利便性が高いと感じています。
スキャナーでは、スキャンtoフォルダー機能やスキャンtoメール機能をよく使っています。カタログなどの校正で赤入れした書類は、これらの機能を使うことで簡単にPDF化して保存・共有できるようになりました。お客様との注文書の受付や捺印済の注文書の送信などはなくせないので、ファクス送受信でも活用しています。受信書類はデータでボックス管理することも多くなりました。また、人に見られたくない書類ではパスワード印刷が便利です。総務の人事資料や経理の会計書類を印刷する際でも、複合機やプリンターにパスワードを入力するまで印刷されないのでセキュリティ面で安心です。

イベント告知などを行う機関誌もカラー印刷が当り前になった

イベントなどで配布する商品チラシもカラー印刷しており
高速なので大量印刷でもあっという間に印刷できる

イベントなどで配布する商品チラシも複合機でカラー印刷することが増えている

インクはなくなる前に自動的に届くので、保管スペースが不要になり、
在庫管理や発注業務、専任担当者も不要に

レーザー方式に比べて紙詰まりや故障も少ない

以前のレーザー複合機やプリンターを使用している際は、紙詰まりによる故障も多く、詰まった用紙を取り除く際にトナーが手に着いてしまうこともありました。
エプソンの複合機やプリンターは、導入から2ヶ月ほど経ちましたが、紙詰まりなどのトラブルは発生していません。
消耗品交換などのメンテナンスも簡単なので、パネルにお知らせが出たのを見て、イラストの説明を見ながら各自で行えるようになりました。
また、以前は備品庫の約三畳程度のスペースを消耗品の予備ストックや廃トナー回収までの一時保管スペースとして利用していました。エプソンのスマートチャージになってからは、インクはなくなる前に自動的に配送(注1)されるので、保管スペースが不要になり、台帳記入など在庫管理や発注業務もなくなったため、管理担当者を置かずに済むようになりました。

(注1)「エプソンのスマートチャージ」のリモートサービスの設定が必要です。

今後はグループ関連会社への導入も検討中

来年度には、グループ会社への導入も検討しており、これに向けた利用実態や必要台数を調べ始めています。
今後はさまざまな社内のシステム化やDX化も進めていきますが、それらと関連する新しい業務や作業でも、エプソンの複合機は大きく貢献してくれると思います。
また、営業部では、カタログやポスター制作、キャンペーンやインセンティブ企画、展示会企画なども手掛けているので、エプソンの大判プリンターを導入して、ポスターの自社制作などにもチャレンジしていきたいと思っています。

海外向け製品に同梱するマニュアルや保証書などにも活用している

写真や文字も鮮明で発色が良いため海外向けの商品パンフレットにも活用

まとめ

ご導入ポイント

  • 購入先・機種・消耗品や保守の窓口も1本化
    会社全体でコスト調整ができるオール・イン・ワンプランのグループ割引が効果的
  • 実際の業務に合わせた機種選定なので以前と変わらない印刷環境を少ない台数で実現でき、
    効率的に大幅なコストダウンが図れる

ご利用メリット

  • レーザー方式に比べて低消費電力、静電気の帯電が少なく、ファーストプリントが早く稼働音も静か、紙詰まりや故障も少ない
  • インクはなくなる前に自動的に届くので保管スペースが不要になり、在庫管理や発注業務、専任担当者も不要

株式会社デュプロ外観イメージ

お客様のご紹介

株式会社デュプロ様

株式会社デュプロ外観イメージ

所在地 <本社事業所>神奈川県相模原市中央区小山4-1-6
<和歌山事業所>和歌山県紀の川市西脇217-8
従業員数 239名(2023年12月31日現在)
ホームページ https://www.duplonet.co.jp/新規ウィンドウが開きます

印刷機の輸入販売会社として創業し、孔版印刷機の国内生産開始とともに1956年に設立。以降、オフィス印刷機器、デジタル印刷機、製本機、丁合機、紙折機、封入・封かん機から情報処理関連製品まで"ペーパーメディア"に関する省力化機器の開発・製造・販売を続けて来年で70周年を迎える。
国内メーカー3社、国内7社・海外7社の販売会社で構成されるデュプログループは「"ニーズ+α"の想いを形に。」をコンセプトに、確かな技術力を基盤に製品開発に取り組んでいる。保守・メンテナンスサービスまで万全の体制でお客様をサポートし、約170ヵ国の幅広い市場で、プリンティングおよびドキュメンテーション分野のビジネスを支える各種製品を提供している。
また、ISO9001と14001認証を取得し、両規格の品質方針と環境方針を統合した独自のDMS(デュプロマネジメントシステム)を2010年より運用。目的と行動指針を定めて事業計画をマネジメントし、各目標を達成することで「長く生き抜くためにあらゆる変化にも対応できる企業」を目指すとともに、「環境との調和」をスローガンに地球環境の保全と社会貢献活動を推進、「2R(Reduce・Recycle)の推進」にもグループ全体で取り組んでいる。

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