インクジェットで環境対策 省エネ大賞受賞!

エプソンが進化させた、インクジェット技術。省エネ大賞受賞。資源エネルギー庁長官賞。消費電力量は、レーザー方式の約1/8。レーザー方式を圧倒する高速プリント 100枚/分。消耗品や定期交換部品の交換回数および質量約1/2。これからのオフィスに、これからの環境性能。

エプソンはインクジェットイノベーションを通して、オフィスの省エネ化に取り組んで参りました。その技術を進化させ、オフィスで求められる生産性と高画質の両立を実現したLXシリーズの環境性能が下記の通り認められ、平成30年度省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞いたしました。
今後も、高まる環境意識へ対応する革新的な商品やサービスの提供を目指し、努力して参ります。

受賞理由

 本製品は、プリンターメーカーである同社がこれまで培ったインクジェット技術を進化させ、レーザー方式と比較して高速印刷性能や品質面で課題のあった点を克服し、省エネ性能の高い製品を完成させたオフィス向け高性能複合機である。
本製品の開発に当たって同社は、高速/高品位印刷を可能とするラインヘッド及び高速ヘッドメンテナンス機構の開発、静電吸着ベルト紙搬送の開発等に取り組み、商品化を行った。
これらの独自開発技術により、国際エネルギースタープログラムの適合基準の1/28となるTEC値1.2kWhを達成することで、100ppmにおいて既存のレーザー方式平均に対し約1/8の1枚当たりの電力量を実現、同時に消耗品や定期交換部品の交換頻度を約1/2に低減、低い印刷コストなどを実現した。

省エネ性能を備えたエプソンのインクジェット技術。

オフィスにおける電力消費のうちプリンター類の割合は約10%を占めており、既存のオフィス複合機を置き換えることによりオフィスの省エネ活動に貢献できます。
国際エネルギースタープログラムのTEC値(注4)をベースに、異なる速度の製品を比較する際の目安として1枚当たりの消費電力量に換算すると、一般的なオフィスで普及しているレーザー方式のA3カラー複合機の平均値と比べ、エプソンのLX-10000Fシリーズの消費電力量は約1/8(注1)となり、その高い省エネ性能を示しています。

オフィスにおける
  用途別電力消費の内訳(注5)

オフィスにおける用途別電力消費の内訳
  • (注)当社調べ。SOMPOリスケアマネジメント株式会社への委託調査に基づく(2018年3月)

1枚印刷あたりの
消費電力量(Wh)

1枚印刷あたりの消費電力量(Wh)グラフ
平均0.4Wh/枚
約1/8
LX-10000Fシリーズ 0.05Wh/枚

インクジェット技術の優位性

インクジェット技術は非接触で熱を使わないシンプルな構造のため、省エネ・省資源達成に高いポテンシャルを持っています。

インクジェットプリンター
レーザープリンター
インクジェットプリンターとレーザープリンターの比較
微細なインク滴を紙に
吹き付けるだけの非接触印刷方式
トナーを紙に接触させて転写し
熱と圧力で定着する印刷方式
  • 加熱しないから省電力

    トナーを紙に定着させる際に加熱処理が必要なレーザープリンターと比べて、インクジェットでは加熱工程がないため消費電力を大幅に低減。

  • 紙に触れずに高速印刷

    インクジェットは印字ヘッドが紙に触れない非接触型。
    電気制御による独自のピエゾ方式で、100枚/分(注2)の高速印刷と同時に、高画質を実現。

  • 構造が極めてシンプル

    インクジェットは印字ヘッドからインクを紙に直接「吐出」するシンプルな構造。
    メンテナンスの手間と時間を省け、さらに省資源化に貢献。

製品特長1 高速印刷と低消費電力を両立

一般的にレーザープリンターは印刷速度が速くなればなるほど熱を必要とするため、最大消費電力も大きくなる傾向にありますが、インクジェットプリンターは速度が速くなっても消費電力を低く抑えることが可能です。
LX-10000Fの最大消費電力は320Wと優れた低消費電力を実現しています。したがって、災害時における限られた電源環境においても負荷をかけることなく、100V電源で稼働できます。
稼働時での消費電力だけでなく、待機時も含めたトータルの消費電力量を示すTEC値(注4)も低く、国際エネルギースタープログラムを高水準で適合しています。

  • TEC値1.2kWh

    LX-10000F
    シリーズ

  • ENERGY STAR

最大消費電力

最大消費電力比較グラフ
  • (注)A3カラーレーザー複合機45枚/分以上の12機種の最大消費電力を表示。
    オフィスプリンター市場における各スピード帯での販売台数上位機種を選択(IDC/CY16参照)。数値は日本における各社公開情報を参照。

製品特長2 高速印刷と高画質を両立

高速印刷を可能にするため、A3ノビ用紙幅のラインヘッドを開発。
ノズルを高密度化した新開発のPrecisionCoreマイクロTFPプリントチップを斜めに配列することで高速印刷と600×1200dpiの高画質を両立しました。
さらに、高速搬送でも用紙がぴったり吸着して搬送される静電吸着ベルトを搭載し、インクの着弾精度を高め、高速印刷と高画質の両立を支えています。

新開発PrecisionCoreラインヘッド / 静電気による吸着を利用した紙搬送の仕組み

製品特長3 低頻度のメンテナンスと省資源化

LXシリーズは大容量インクカートリッジと少ない<定期交換部品により、メンテナンスの手間と時間を省略でき、省資源にも貢献します。
その結果、部品交換回数と必要な消耗品使用量を
一般的なカラーレーザー複合機の約1/2(注3)
に低減できます。

消耗品や定期交換部品の交換回数および質量(注3)

  • (注1):LX-10000Fシリーズの場合。1枚あたりの電力量の比較シミュレーション。A3カラー複合機45-55枚/分クラス10機種を販売台数上位より選択(2016年の出荷台数出典:IDC’s Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker 2017Q3)し、各機種における印刷1枚あたりの消費電力量の平均値との比較。TEC値は energystar.jp/に登録されている値(2017年11月現在)を採用し、TEC値算出条件を用いてエプソンにて算出。
  • (注2):LX-10000FシリーズA4横片面の場合。測定基準:ISO/IEC24734 印刷スピード算出方法についてはこちら。
  • (注3):エプソンの委託を受けて、調査を行ったKeypoint Intelligence-Buyers Labによる同等クラスのカラーレーザー複合機(65-70ppm)2機種との比較評価結果。100万枚印刷時に必要な消耗品と定期交換部品の交換頻度および質量。 本製品をご使用いただいているお客様の平均的な5年間の印刷枚数を100万枚として評価。印刷パターンはISO/IEC24712を使用。算出方法については こちら
  • (注4):オフィスでの使用を想定した1週間の平均消費電力量。国際エネルギースタープログラムVer.2.0で定められた測定法による数値。
  • (注5):エプソン調べ。SOMPOリスケアマネジメント株式会社への委託調査に基づく(2018年3月)

インクジェットで環境対策ページに記載の商標について

(注): YouTubeは、Google Inc. の商標です。