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フォトコンテスト
エプソンフォトグランプリ
伯方島に生きる
阿部 高嗣
愛媛県今治市にある、伯方島の生活をリアルに捉えた作品です。造船所の島として有名な伯方島だけあって、造船所の人々などの様子が描かれていますが、その一方で島に暮らすネコや自然なども捉えられていて、動きや変化の感じられる作品になっています。何より、子供たちの生き生きとした表情を捉えた写真が魅力的です。枚数が36枚と比較的多いのですが、似たような内容の写真がほとんどなく、ストーリーの広がりが感じられる構成になっています。島ならではの、見たことのないシーンも多く、幸せな島の生活が伝わってくる魅力的な作品です。
ようこそ！ホーリー祭へ
松田 マキコ
着色された粉を塗り合うなどして、お祝いをするインドの祭り、「ホーリー祭」に参加する人々を撮影した作品です。この日にしか撮れない、現実離れした祭りの様子をダイレクトに捉えることで、迫力があって面白い作品に仕上がっています。いずれもインパクトの強いシーンを捉えていますが、中でも人物を縦位置で撮影した写真に惹かれました。撮影者とモデルの人たちのテンションの高まりにより、良い写真が撮れているのだと感じます。
三年ぶりの花火大会
林 巧
画面中央に扇型に上がった花火が美しく、色鮮やかな印象の作品です。それを見ている家族の様子も、座っている銀色のシートに光が反射して明るく照らしたことで、印象的に再現されています。湖面に映り込んだ花火も美しく、画面奥にいる人々までシャープに描写され、広がりの感じられる作品になっています。花火の色の再現は難しいものですが、本作は花火のひとつひとつの色がはっきりとプリントされているのも、素晴らしいと感じました。
散歩の途中で
髙木 博規
作者の奥さまを14年間に渡って撮り続け、時系列に沿って編集された作品です。ご自宅の近所を散歩するときに撮りためたとのことですが、初心に戻って撮り続けているようで新鮮な印象。光の使い方が上手く、どのシーンも映画のスチール写真のようで、愛情を向けて撮っているのが伝わってきます。写真のセレクトも上手く、周りの風景や季節など、さまざまな要素が写り込んでいて、2人の貴重なメモリーになっていると感じます。
Midnight Hiker
三浦 奈津美
本作は、北海道の阿寒岳で御来光登山をしたときに撮影した作品とのこと。月明りを頼りに登山している様子が、リアルに伝わってくる1枚です。空の配分や月の入れ方、オリオン座の入り方など、十分に計算して撮られています。人物の配置や大きさも申し分なく、ヘッドランプの明かりがいいアクセントになっています。雲のディテールが柔らかく、かつシャープにプリントされているなど、細部まで丁寧に仕上げられているのも魅力的です。
熱狂！
平野 敏幸
ドクターイエローが
やって来たっ！
白鳥 健
ぼくらのめせん
山口県立下松高等学校
（代表：國本 未菜実）
島の営み
篠原 孝司
島への渡し船
岡本 早苗
泣かないで
小笠原 義人
浮上
荒木 忠義
十年一昔
伊藤 邦美
連れられて
榎本 隆志
冬越前海鳴の聴こえる湊町
たなべ 弘年
いとしご
藤原 茂夫
愛情を注ぐ
田中 恵子
ペット（犬）と共に
川上 源重
無音街道
荒井 道彦
3年ぶりの月見祭
奥谷 裕
天空に住む
中村 光雄
ボロロの女
高橋 朝彦
視線
武本 幸代
光なびかせ
堀出 明広
祭りっ子
百﨑 礼治
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写真展、イベント情報などをお届けします。
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