<環境貢献の輪が広がる世界へ>
省電力・資源循環を追求するエプソンの商品とサービス

  • 省資源・資源循環
  • 廃棄物削減
  • 水資源保全
  • 共創
PaperLabがお客さま同士をつなぎ環境貢献の輪が広がる世界

オフィスからはじめる企業の環境経営

エプソンは、「持続可能でこころ豊かな社会の実現」を目指し、環境に配慮した製品やサービスのラインアップを強化してきました。特にBtoB向けのオフィス領域の製品やサービスを提供する中で、環境負荷低減に向けた対策として、空調や照明を低消費電力の商品に切り替える企業が増えている一方、さらなる環境負荷低減への取り組みに課題を抱える企業も多いことがわかってきました。そのような課題への新たなアプローチとして、熱を使わずにインクを吐出するHeat-Free Technologyの搭載により、レーザープリンターに比べて低消費電力と省資源化を実現したエプソンのビジネスインクジェットプリンターがお客様から非常に好評を得ています。エプソンでは製品の切り替えをご提案するだけではなく、プリンターや複合機の出力環境を無償で分析・評価する「出力環境アセスメントサービス」を通じて、お客様に最適なプリンターの台数や配置も提案できる体制を整えています。

また、紙へのプリントに深く関わってきたエプソンは、オフィスでの資源循環にも着目しており、紙資源の有効活用を推進しています。その一環として、独自の技術を活かした次世代の製品を開発してきました。

オフィスでの紙資源の循環を実現する「PaperLab(ペーパーラボ)」

オフィスで発生する古紙を「資源」として利活用する乾式オフィス製紙機「PaperLab」は、オフィスや紙に長年向き合ってきたエプソンならではの製品です。PaperLabは、使用済みの紙からほとんど水を使わず(注1)、新たな紙を生み出すことができます。導入された企業では、紙を再生するだけでなく、PaperLabの操作やアップサイクル品の作成を通じて、「新たな雇用機会の創出」や、「地域貢献」として自治体への再生紙ノートの寄付など、多角的な観点から社会課題の解決に活用されています。

  • (注1)機器内の湿度を保つために少量の水を使用します。

共同利用で広がる紙資源の循環

福岡県北九州市において北九州SDGsクラブのプロジェクトとして発足した「KAMIKURU」プロジェクト新規ウィンドウが開きますは、自治体をはじめ、学校や民間企業・団体などが一体となって協力しあう「紙の循環から始める地域共創プロジェクト」の愛称です。同プロジェクトではPaperLabの活用を通じて、産官学で発生する古紙の利活用について、みんなでアイデアを共創し、アップサイクルして地域に還元しています。

また、エプソンが入居するJR新宿ミライナタワーにオフィスを構える、辻・本郷 税理士法人とのPaperLabの共同利用を2022年より開始し、企業間での紙資源の循環も実現しました。

これらの取り組みや、PaperLabのユーザーからのフィードバックをもとに、今後環境貢献の輪をさらに広げていくために、エプソンはPaperLabの2つの新型機を開発しています。

1.新型PaperLab/専用シュレッダー
特長は、「本体サイズの小型化」、「専用シュレッダーの導入」、「紙の繰り返し循環」の3つです。その中で1番の特長は「専用シュレッダーの導入」です。専用シュレッダーを導入することで、本体が近くに無くとも、機密性を担保しながら、さまざまな場所から安心して古紙を回収し、再生できます。
2024年秋に発売予定です。

新型PaperLab

2.PaperLab A-8000 リフレッシュモデル
特長は、製紙可能サイズの追加など、現行モデルをご利用いただいているお客様の声をもとに、ユーザビリティを向上させました。
2024年春に発売予定です。

このように、お客様の使い方に合わせたラインアップの強化を図りました。

PaperLab A-8000 リフレッシュモデル

活用シーンが広がるラインアップ

古紙をそのまま本体で処理するA-8000リフレッシュモデルと、専用シュレッダーにより離れたさまざまなところから、シュレッダー片として古紙を回収する新型PaperLabでのラインアップ化により、従来よりも幅広いお客様の要望や課題解決につなげることができます。
さらに、両モデル共通の機能として、「環境貢献量の見える化」を搭載、本体パネルやPC/スマートフォン上で確認でき、より環境貢献を実感いただけるようになります。

無理のないペーパーレス化の実現。PaperLabとインクジェットプリンターで効果を最大化

紙は本来、社内のコミュニケーションを促すツールの1つとして欠かせない存在です。環境負荷の低減だけではなく、業務効率化のためにも、従来のコミュニケーションの質を維持しつつ、紙の使用を無理なく減らすことが重要です。エプソンは、ペーパーレス化に向けた紙帳票の仕分けや電子化の判断、その手段などを提案できる体制を整えています。ペーパーレス化を実施した上で、必要となる紙は、低消費電力のインクジェットプリンターで印刷し、使用後はPaperLabで再生することで、環境負荷低減の効果を最大化できます。

「環境貢献の輪が広がる世界」をみんなで目指す

エプソンは、一人ひとりがすぐにでも取り組める「環境アクション」を宣言し、環境に配慮した行動を社会の常識にすることを目指す活動「今日から始める環境アクション」を行っています。今後も、環境貢献の輪が広がる世界の実現を目指し、お客様との双方向のコミュニケーションを大切にしながら、活動を推進していきます。

活動の詳細はこちら|エプソン(epson.jp)新規ウィンドウが開きます