永くご使用
いただくために
目に見えない磁気に気を付ける
TRUMEは多種のステッピングモーター、センサーを搭載した超精密なウオッチです。そのため、強い磁気を発生する磁気製品、電化製品に近づけると、一時的に止まり、遅れ、進みが生じることがありますが、磁気から遠ざければ精度はもとに戻り正常に作動します。

磁気を発生する製品 | ウオッチとの距離 | ||||
---|---|---|---|---|---|
0cm | 5cm | 10cm | |||
スマートフォン スピーカー部分 | × | ○ | ○ | ||
携帯電話 スピーカー部分 | × | ○ | ○ | ||
携帯オーディオ機器 | × | ○ | ○ | ||
携帯ラジオ スピーカー部分 | × | ○ | ○ | ||
タブレット端末 | × | ○ | ○ | ||
タブレット端末カバー | × | × | ○ | ||
ノートPC スピーカー部分 | × | ○ | ○ | ||
磁気ネックレス | × | × | ○ | ||
肩こり用磁気製品 | × | × | ○ | ||
ハンドバッグのマグネット留め具 | × | ○ | ○ | ||
(注)製品によって磁界の強さは異なります |
[耐磁性能] 磁気から5~10cm離す
身の回りにはスマートフォン、携帯電話、バッグ(マグネット留め具)、磁気ネックレス、交流電気かみそり、電磁調理器など磁気を発生する製品が数多くあります。これらの製品から5~10cm以上離しておけば磁気の影響はほとんど受けなくなります。

防水仕様でも、入浴はNG
TRUMEは、日常生活用強化防水Ⅱ(10気圧防水)です。
水上スポーツ(水泳、ヨット、釣りなどや水仕事、空気ボンベを使用しないスキンダイビング)などは可能です。
しかし、入浴する時やシャワーを浴びる時は必ずウオッチを外してください。サウナも同様です。高温になりますし、シャンプーや石けんを使うとパッキン類の劣化を早め、本来の防水性を維持できなくなります。
また、水中や濡れた状態でりゅうずやボタン操作はしないでください。

GPS衛星で時刻を合わせるしくみ
GPS衛星からの信号には、衛星に搭載された原子時計(誤差10万年に1秒の精度)に基づく時刻情報が含まれています。TRUMEはGPS衛星からの電波を受信して以下の情報をもとに時刻合わせを行います。
- 原子時計に基づく正確な時刻・日付情報(1基の衛星からの受信)
- 今いる場所のタイムゾーンの情報(4基以上の衛星からの受信)

GPS電波の受信しやすい場所、受信できない場所
○受信しやすい場所 | ビルや樹木など視界を遮るものがなく、空がよく見えて視界が広い屋外 |
---|---|
△受信しにくい場所 |
空の見える範囲が狭い場所
|
×受信できない場所 |
|
GPSとは
GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)とは、米国国防省が管理する衛星測位システムのことです。
本来は軍事目的のシステムでしたが、現在は情報の一部が民生用途に開放されており、カーナビゲーションやスマートフォンなどに利用されています。

バンドのお手入れ
TRUMEのメタル部分の材質はチタンです。チタンは、ステンレスよりもさらに錆びにくく、また、金属アレルギーに対しても安心な素材です。
しかし、腕時計は肌に直接触れるため汗や汚れが溜まりやすくなります。汚れの蓄積は衣類の袖口を汚し、かぶれの原因にもなりかねません。
時計を外したら、乾いた柔らかい布でケースや裏蓋、バンドをふくだけでも汚れの蓄積は防げます。バンドは指一本入る程度に余裕を持たせて腕につけ、通気を良くしてお使いください。
(注)TRUMEを拭く際、タオルなど毛足の長い布は「りゅうず」部に繊維が引っかかりやすいため、メガネ拭きやセーム革のご使用をおすすめします。

金属バンドのお手入れ
バンドの隙間に溜まった汚れは、乾いた柔らかい歯ブラシなどで定期的に取り除きます。表面に傷が付く場合があるため、必ず目立たない部分で試してから行ってください。
バンドを洗う場合は、時計本体をキッチン用ラップでくるみ、水がかからないようにします。洗った後はバンドの隙間に水分が残らないように拭き取り、通気の良い場所でしっかり乾燥させます。
革バンドのお手入れ
皮革製のバンドは金属製より水や汗、直射日光に弱く、摩擦や変形、変色など経年劣化が起こります。
水や汗が定着したら、こすらず、吸い取るように軽く拭き取ります。強くこすると色が落ちたり、ツヤが無くなる場合があります。湿った状態で放置するとシミや色落ちの原因になります。