TRUME

TRUME's STORY 目指すのは、最先端技術で
アナログウオッチを極めるブランド。
”TRUME”を紐解く9つのストーリー。

07 素材選びや製法のすべてに理由あり
極めたものを生み出すために、つくり方から考えた

多彩な機能を凝縮したTRUMEのファーストモデル。その心臓部となるセンシング機能をしっかりと守りつつ、装着感を向上させているのが、流麗なフォルムのケースとベルトだ。

ケースの素材はチタン合金。チタン特有の軽さや強度、耐食性といった特性は、ジェットエンジンのパーツにも使われるなど信頼性に優れる。チタン合金の難点は、製造に手間が掛かること。そこでTRUMEは、熱間鍛造製法の導入によりその難題をクリアした。丸い棒状のチタン合金を、まずは約800℃まで加熱。そこから高圧のプレス機で一気に成型していく。その後、表面に付いた“スケール”と呼ばれる焦げた部分を複数の切削工程を経て削り取る。熱間鍛造に関する設備も、エプソンは社内に完備する。

ケース製造の最終段階では、技能者が丹念なヘアライン加工で、細かい直線的なラインをケース表面に削り込むほか、部分的に鏡面研磨作業を行い、深みのある美しい輝きを生み出していく。その上で、ケース表面には、薄くてキズに強いプロテクトコーティングを施すという念の入れようだ。

デザイナーのこだわりや、色と仕上げ分けによる美しさを実現するために、シンボリックなチタン合金製の“アーマーオーナメント”は、ケースとは別体に製造した。その分、ケースへの高い組み込み精度が求められることになったが、ケースと同様の製造プロセスを踏むことで、難問をクリア。さらに、均一の精度を確保するために、複数まとめて熱間鍛造する新たな加工法を考案・導入した。このアーマーオーナメントひとつとってみても、作り手たちのこだわりがふんだんに詰まっていることがお分かりいただけるはずだ。

TRUMEの象徴であるアーマーオーナメントは、ケースと同様、高い加工精度により製造されているため、精緻にケースと一体化し、美しい仕上げを実現している

このほか、チタン製のベルトは、ヘアライン処理を施した本体の中央に、鏡面研磨の別パーツを一体化するという凝った仕上げ。ケースと同様、表面にはプロテクトコーティングを施す。また、ベゼルに採用しているセラミックは、ステンレスよりも3倍硬く、加工に手間が掛かるが、エプソンが持つ豊富なノウハウを活かし、レーザー加工で表面に数字を削り込み、そこに白い専用塗料を塗ることで視認性を高めている。

チタン合金、チタン、セラミックはすべて、磁気を帯びないのが特長。こうした素材選びにも、繊細なセンシング機能に影響を与えないための配慮が行き届いている。

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