エプソンのスマートチャージ(プリンター・複合機)

佐賀県武雄市教育委員会様

佐賀県武雄市教育委員会様
業種:文教・教育
導入プラン:エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」
高速ラインインクジェット複合機/LX-10000F×16台,
LX-7000×2台
インクジェット複合機/PX-M7050FX×14台
PX-S7050×1台

機器統合化による管理の一元化がコスト削減を実現
印刷速度が速く、気軽にカラー印刷ができ利用シーンが拡大

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導入プラン

エプソンのスマートチャージ

ワークシート(教材)、学級・学校だより、時間割、校内掲示物、公開授業・研究発表・会議用の冊子資料などの用途に

エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」

■導入機種:LX-10000F×16台、LX-7000×2台、PX-M7050FX×14台、PX-S7050X×1台
■設置場所:各校の規模に合わせて職員室に2~3台づつ設置

お客様のご紹介

武雄市教育委員会様

武雄市新庁舎

武雄市新庁舎

武雄市立武雄小学校

LX-10000F×1台、PX-M7050FX×1台を導入
されている武雄市立武雄小学校

武雄市では、急速に移り変わる子ども達の現状を踏まえ「生きる力」を育むという基本理念のもとに教育委員会制度改革に着手。教育大綱「組む」を策定しこれを指針に教育の振興に取り組んできた。「ICT教育」を重点改革の1つとして掲げ、2014年度に全国初となる市内全小学校一人一台のタブレット導入やスマイル学習(タブレットを家庭に持ち帰っての予習学習)を開始し、翌年には全中学校にも展開。2017年度からは「Pepper 社会貢献プログラムスクールチャレンジ」の一環として市内全小中学校にソフトバンク社のPepper105台を配置するなど、ICT機器を活用した教育環境の整備・充実と、プログラミング教育の推進などを図りながら新しい教育スタイルへの変革を進めている。
「2019年日本ICT教育アワード」において、最優秀賞である「日本ICT教育アワード大賞」を受賞。これは、ICT教育の推進に積極的な自治体の首長が中心となって設立した「全国ICT教育首長協議会」が主催する「全国ICT教育首長サミット」において、先進的・特徴的な取り組みを実施する地方自治体等を表彰するものである。

導入校: 武雄市立武雄小学校様
所在地: 佐賀県武雄市武雄町大字富岡9159
児童数: 345人・15学級(2019/4/6現在、特別支援学級含む)
教職員数: 25人

導入ご担当者に聞きました

学校毎の判断で機器や消耗品を購入
メーカー・機種・台数もバラバラで管理が大変だった

これまで学校単位で予算を割り当てていた
各種機器の管理方法やコストなどを市全体として見直し

武雄市こども教育部 学校教育課 課長 竹内 智道 様

武雄市こども教育部
学校教育課 課長
竹内 智道 様

武雄市こども教育部 学校教育課学校教育係 副主幹 杉原 啓仁 様

武雄市こども教育部
学校教育課学校教育係 副主幹
杉原 啓仁 様

武雄市では、2014年度から全国初となる市内全小学校一人一台のタブレット導入やスマイル学習を開始するなど、早くから校内のICT改革に取り組んできました。一方、国が推進する「働き方改革」に向けた取り組みにも着手しており、教育委員会制度改革と共に、教職員の勤務時間の見直し、キッズウィークによる長期休業日の分散化など、学校現場の業務改善による対応も進めています。
今回、文部科学省の指針に合わせて、さらなるネットワークとセキュリティの強化を計画。2020年の完全運用に向けて武雄市小中学校のネットワーク更改と教職員校務用端末の入れ替えを進めており、これに合わせてコピー機や複合機、プリンターなどの見直しと入れ替えの検討を始めました。
これまでは年度毎に学校単位で予算を割り当て、学校毎の判断で各種機器の購入計画を行っていたため、メーカー・機種・台数・導入時期もバラバラでした。各校事務員が管理を担当していますが、保守・更新管理にも手間がかかり、インクなどの注文・ストック管理や印刷枚数の管理も大変でした。また、最近はカラー印刷への要望や需要も高まってきており、消耗品費の増加も課題となっていました。
ちょうどその頃、販売店からエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」という今までにない新しい提案をいただき、その多くのメリットに魅力を感じ、導入に向けての検討を始めました。2018年11月には、既にスマートチャージを導入していた東川登小学校、御船が丘小学校を視察して製品や稼働状況を確認。印刷速度、印刷品質、使い勝手などを確かめると共に、市内全小中学校の既存の導入機器や印刷枚数、インク発注数などを確認し、全体を試算してコストを比較検証しました。武雄市にて一括契約すれば、コスト的にも大きな削減効果が見込めると判断し、何よりカラー/モノクロが同じ費用で印刷できるところに大きなメリットを感じ、公募による入札・決定、予算科目変更や承認作業などを経て、2019年8月中旬より市内全小中学校に全33台を導入、運用を開始しました。

ご利用者の感想を聞いてみました

印刷速度が早く、気軽にカラーが使える
子ども達からも保護者からもとても好評

印刷スピードが速く、操作も簡単
丁合作業もなくなって冊子作成が大幅に楽になった

武雄市立武雄小学校 指導教諭(教務主任)野田 和美 様

武雄市立武雄小学校
指導教諭(教務主任)
野田 和美 様

LX-10000F×1台、PX-M7050FX×1台を導入している武雄市立武雄小学校にお話しを伺いました。
2台は職員室に設置して使用しています。以前はモノクロ複合機1台、カラー複合機1台、プリンター数台、印刷機1台などを使用していました。印刷コストを考えて、通常はモノクロ印刷、必要な場合のみカラー印刷、枚数の多い印刷物や冊子制作などはデジタル印刷機と使い分けていましたが、導入によって、今では2台だけで全ての作業が済んでいます。
実際に使ってみて、印刷スピードが速くて驚きました。教師のデスクのPCから印刷指示するだけですぐに出力され、授業の合間に次の授業の教材などを印刷できるなど、大変重宝しています。また、両面印刷やソート機能のおかげで、今まで多くの人手で何時間もかかっていた丁合作業が不要になり、冊子作成が大幅に楽になりました。少ないページ数なら事務室に頼まなくても済むので、事務室の負担も減り、別の作業ができるようになっています。
片面・両面印刷や倍率変更などの操作も簡単、水性顔料インクなので両面印刷時の裏写りも少ないです。紙詰まりも少なく、トラブルや操作で困った時にも、対応手順を判り易くパネル上の動画で解説してくれるので安心です。インクカートリッジも供用なので消耗品管理もシンプルになり、機器も含めて設置スペースも省スペース化されました。
印刷の手間や時間、ストレスが軽減でき、教材作成にかける時間や、先生方が話し合える時間にも余裕ができ、これまでよりさらに質の高い授業が目指せます。

カラー写真や文字は鮮明で美しい
配布物もより判り易い内容で提供することができる

用途としては、主に授業用のワークシート(教材)や、学級だより・学校だより、時間割、校内掲示物、公開授業・研究発表・会議用の冊子資料などの印刷に使用しています。コストを気にせず気軽にカラーが使えるようになったので、カラーでの印刷物が今までより大幅に増えました。カラーの写真や文字は鮮明で美しく、従来より判り易い内容で提供できるようになりました。例えば、ワークシートではカラーの線が使えるようになったので、判り易いと児童からの評判も上々です。
 また、学校だよりなども、カラー化によって保護者の方に今までよりしっかり読んでもらえるようになりました。これまで児童や保護者への配布物は、モノクロ印刷でしか提供してきませんでしたが、カラー印刷にすることで、運動会やバザーなどのイベント報告などでも、写真が綺麗になって、見易くなったと大好評です。

消耗品の管理もシンプルになり、保管スペースも省スペース化

導入ご担当者に聞きました

アカデミックプラン導入で様々な課題が解決
新たな経費をかけずにカラー印刷が可能に

機器の集約化、管理の一元化、コスト削減などが図れ
教職員の印刷にかかる負担も大きく軽減

これまでは、コピー機や複合機などは職員室、印刷機は印刷室に設置していました。教室で使うワークシート(教材)などの印刷とコピー作業は、主に枚数が少ない場合は担任教師が、量が多い場合や冊子作成が必要な場合は事務員が行っていました。冊子作成の場合は、印刷の待ち時間と共に丁合作業も必要で、非常に手間と時間がかかっていました。また、インクコストが高いため、ほとんどがモノクロ主体でカラーはあまり積極的に使用することができませんでした。
これらの課題がエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」導入で大幅な改善が出来ました。
現在、印刷関連機器は全て職員室に設置され、校務用のネットワークに接続されています。先生のPCから直接印刷操作できて印刷スピードも早く、機器まで取りに行くだけなので、急ぎのプリントにも即対応できます。両面印刷やソート機能で、今まで多くの人手で何時間もかかっていた冊子の丁合作業も不要になりとても楽になりました。教師や事務員の印刷業務も大幅に削減することができ、働き方改革にも繋がっています。
コピーや倍率変更機能、ADF※スキャナーやFAXも装備しているため、これまでいくつもあった機器を僅か2~3台に集約化することができました。また、インクジェットのカラー/モノクロ印刷コストが同じ価格で大量印刷も可能なので、カラー印刷が当たり前になり、印刷機もほとんど使わなくなりました。今まで使っていたコピー機やレーザー複合機、孔版印刷機などは随時撤去していく予定で、それによって空いたスペースも今後有効活用していくつもりです。
また、基本使用料が定額で、機器費用、保守費用、インク等の消耗品費が含まれており、購入やリースではない機器賃貸借型の契約なので、更新手続の手間も最小限で済み、契約形態・保守管理の一元化で学校毎の経費を平準化することもでき、武雄市内全体でのコストダウンも図れました。まだ導入から3カ月程度ですが、まずは現在の導入状況の中で、コスト削減の費用対効果を確認しながら、さらに有効活用を行っていきたいと思います。

(注)ADF=オートドキュメントフィーダー

エプソンの「アカデミックプラン」で解決!

ご利用者の感想を聞いてみました

校内掲示物にもカラープリントが増えた
カラー化によって新しい利用シーンが拡がる

児童が作る研究ポスターなどの掲示物や
通知表、賞状、封筒、卒業文集などにも利用

また、児童が作る研究ポスターなど、学校内の掲示物にもカラープリントが多く使われるようになってきています。とにかく気軽にカラー印刷が使えるようになったことが何より大変ありがたいです。これからは利用シーンもどんどん拡がっていくことと思います。
まだ導入したばかりであまり使いこなせていませんが、今後は、通知表、賞状、封筒、卒業文集などの製作も試していきたいですし、運動会などでのイベント利用や長尺出力などにもチャレンジしてみたいと考えています。
エプソンには、今後共ご相談や保守・サポートをお願いしたいと思います。

校内掲示物にもカタ―写真やカラー印刷物が大幅に増えた

まとめ

ご導入効果
  • 機種統一化と保守料や消耗品費の包括により管理の一元化とコスト削減を実現
  • 一括契約により学校毎の経費を平準化
  • 教職員の印刷業務を削減し働き方改革に寄与
  • 高速印刷、両面印刷、ソート機能などにより印刷と丁合作業などにかけていた手間と時間、業務負担を大幅に軽減
  • カラー印刷が気軽に利用できるようになり、利用シーンや利用用途が大幅に拡大

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