導入事例 春日井市立高森台中学校様

春日井市立高森台中学校様

自分なりの学びを進めていく中で
子ども達は常設された複合機を自由に活用

春日井市立高森台中学校様

【導入製品】
・A4カラーインクジェット複合機:
PX-M791FT

春日井市立高森台中学校様

導入機種

 PX-M791FT

授業教材、ワークシート、Webページ、計画表や予定表、レポートや作品、ポスターや校内掲示物、研究会資料冊子の印刷、教科書・資料・ノートのコピーなどの用途に
■導入機種
A4カラーインクジェット複合機 PX-M791FT
■設置場所
4階建校舎の各フロアに1台づつ設置、その他2台はスタジオに設置

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学校長に聞きました

自分なりの学びを進めていく中で
子ども達は常設された複合機を自由に活用

毎日の授業や学習、係や委員会活動、部活動など
さまざまなシーンで各フロア常設の複合機が活用されている

春日井市立高森台中学校 校長 水谷 年孝 様

春日井市立高森台中学校
校長
水谷 年孝 様
(注)記載の各所属・役職は、取材のあった
2022年5月時点のものです。
以下同。

本校では、春日井市の定める「かすがいスタンダード」を基に、学習規律の徹底とICTの有効活用を意識して授業改善に取り組んできました。子ども達はどの教科でも、一人ひとりが自分の課題をもち、友逹と相談・議論したり、インターネットで調べたり、データやノートにまとめたりと、自分で学習方法や内容を工夫する学びを始めています。
GIGAスクール構想では、このような「協働的な学び」や「個別最適な学び」の充実が最も重要であり、それを支える道具の一つとして、インクジェット複合機は欠かせない存在です。

自分なりの学びを進めていく中で、子ども達は各フロアに常設されたインクジェット複合機を自由に使っています。
子ども達はChromebook™からWi-Fi®を使って直接印刷ができるため、ネット検索した情報や、友達が端末で作ったレポートや成果物、カメラで撮影した資料などを印刷やコピーをして、自分のノートに貼って参考にしたりしています。特にテスト前は、友達との間でノートを印刷し合って勉強することが増えるなど、まるで大学生のようです。

さらに授業だけでなく、係や委員会の活動でも、インクジェット複合機を活用しています。
以前と違い掲示物などは端末を使って作るようになりましたが、フォームを用意しておけば手書きよりも作り易く、短時間で作れ、写真やイラストを入れてカラー印刷できるのでクオリティが向上しています。手軽にみんなに注目させることもでき、情報共有の面でもメリットがあります。子ども達は「もっといいモノを作ろう!」と工夫するため、今まで以上に良いモノが増えました。
また、去年の3年生の総合の授業では、入学してくる3つの校区の小学6年生に向けて、班毎に、学校紹介のスライドや、発表の様子を撮影した動画を作成しましたが、制作過程では、シナリオを印刷して、みんなで赤字を加えながら試行錯誤を繰り返したりしていました。紙ならではのメリットは、全体を俯瞰しながら修正できる点だと思います。
運動部ではミーティングのメニューや予定表など、部活動でも、資料などのコピーや印刷に活用されています。
これらは子ども達自身が自由に行えるため、先生方がまとめて印刷する負担もなく、以前よりもとても管理が楽で快適です。

こうした子ども達一人ひとりの学びを支えるために、先生もインクジェット複合機を活用しています。
例えば、美術では、生徒一人ひとりの興味やタイプに合わせた色彩や作品の資料を先生がネットで探して印刷して渡したりするなど、「個別最適な学び」を後押しする道具として、カラー印刷物が活用されています。また、進路指導では、学校ポスターや体験入学の資料なども、コピーやPDFデータを印刷して廊下に掲示したりしています。

インクジェット複合機は校務でも先生方を助けています。例えば、校内の授業研究会では大量の資料を印刷して冊子にまとめますが、今までは孔版印刷機で4~5時間かかっていた作業が、各フロアーで行えることで1時間で済むようになりました。先生の働き方改革にも、インクジェット複合機が大きく貢献してくれています。

ご利用者様の感想を聞いてみました

GIGAスクール構想でも紙はなくならないデジタルにも紙にもそれぞれのメリットがある

学習で情報を共有することはとても大事、その点で
1人1台端末と自由に印刷できる複合機はリンクする

春日井市立高森台中学校 教務主任・社会科 小川 晋 様

春日井市立高森台中学校
教務主任・社会科
小川 晋 様

子ども達には、学習に関係のあることなら自由に印刷していいと伝え、規制せずに使用を認めています。
例えば体育のタグラグビーの授業では、子ども達が、自分達が行う学習内容のメニュー計画を立てています。
「戦術練習を行い、練習試合をして、ミーティングで課題と改善点を話し合い、評価する」などの計画をグループで協議し、端末で計画表を作成しています。また、子ども達自身が、YouTube™などから練習方法などの動画情報を探し出し、端末を活用して教え合ったりしています。動画を探してGoogle Classroom™に上げることは体育係の仕事にもなっています。校庭にはWi-Fi®が無く、外では端末が自由に使えないため、授業の時には、これらをカラー印刷して校庭などに持参しています。
また、英語では、英作文に絵を追加して作品として掲出することがあり、美術でも、子どもに合わせた絵画や色の参考資料として渡すことがあります。家庭科でも、献立を考える授業などで使用しており、カラー印刷物はフル活用されています。

今は資料集など教材量が多いため、勉強熱心な子ほど、毎日教科書を持ち帰るため、つい忘れ物をしがちです。忘れ物をしてしまった場合でも、その場ですぐにコピー対応が取れるため、学びを止めずに済んでいます。
また、ちょっとした枚数不足などでも、わざわざ職員室まで戻らずに、教室で子ども達を見守りながらコピーや印刷ができるので、とても助かっています。この点でも、インクジェット複合機は無くてはならない存在です。

子ども達が1人1台端末の環境になればなるほど、学習で情報を共有することがとても重要になってきます。情報を共有することで、みんなで学び合い、高め合っていくことができます。
自分達のノートや作品を印刷して共有できる環境を作ってあげることが大切で、これが1人1台端末と自由に使えるインクジェット複合機がリンクすることの大きなメリットだと感じています。

GIGAスクール構想でも、紙がなくなることはありません。デジタルにも紙にもそれぞれのメリットがあり、人によって使い易さや理解のし易さも違います。子ども達にインクジェット複合機を自由に使わせることで、何をデジタルで扱い、何を印刷すれば役立つかが判断できるようになるなど、目的に応じて方法を選択する力も養われてきています。
これからも、子ども達の学習に最適な環境に配慮しながら、子ども達の成長を支援していきたいと思います。

学年毎の各フロアに複合機を1台設置 子ども達はいつでも自由に使うことができる

学年毎の各フロアに複合機を1台設置
子ども達はいつでも自由に使うことができる

課題では、子ども達自身でカラー印刷をしながら試行や修正を繰り返すことができる

課題では、子ども達自身でカラー印刷をしながら試行や修正を繰り返すことができる

クラスの今月の目標に対する子ども達各自の振り返りレポートを教室内に掲示

クラスの今月の目標に対する子ども達各自の振り返りレポートを教室内に掲示

まとめ

導入効果

  • 各フロアにインクジェット複合機を設置したことで1人1台端末との連携活用が増加
  • 手軽にカラー印刷して試行や修正を繰り返せることで子ども達の工夫する力や制作能力が養える
  • 印刷物による情報交換や教え合いが、生徒達の「協働的な学び」や「個別最適な学び」を後押し
  • 子ども達が自由に印刷できるので、先生がまとめて印刷する負担もなく管理が楽で快適

春日井市立高森台中学校様

お客様のご紹介

春日井市立高森台中学校様

春日井市立高森台中学校様

所在地 愛知県春日井市高森台8-6
児童数 児童数:12学級・320人(2022年度・特別支援学級含む)
教職員数 教員31人・職員11人(2022年度)
設置場所 4階建校舎の各フロアに1台づつ設置、その他2台はスタジオに設置

日本三大ニュータウンの一つとして知られる愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンにある公立中学校。人口約31万人を有する春日井市は、全国からICT教育の先進自治体として注目されており、1999年度に校務の情報化、2008年度に拡大提示環境の整備と段階的にICT活用の授業を開始。
2013年度からは、学習規律の徹底とICTの有効活用を中心とした教育環境づくりを「かすがいスタンダード」として市内全校へ展開し、2014年度には実験的に1人1台端末を活用した授業も開始した。なかでも高森台中学校は、市内実践研究に取り組む試験校としてGIGAスクール構想におけるリーディングスクールとなっている。2020年9月からは1人1台のChromebook™を使った授業をスタート、さらに2021年7月から校内にA4カラーインクジェット複合機「PX-M791FT」6台を設置し生徒達にも自由に使えるようにしたことで、「先生主導」の授業から「子どもが主役」の学びへと、学習スタイルが大きく変わりつつある。

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