社員が快適に働くことができる “魅力的”なオフィスづくりのポイント＜2＞｜ビジネスソリューション・導入事例

コミュニケーションが活性化される空間づくりのポイント

オフィスにおいてコミュニケーションがしっかり取れていることは社員同士の信頼関係構築に深く関係し、社員同士の良好な繋がりは会社への帰属意識を高めてくれます。

また、社内のコミュニケーションを活性化させることは、「イノベーションの促進」「人材定着化」など、社員個人だけではなく企業全体にとっても良い影響を与えてくれます。

ここからは、エプソン販売の名古屋支店リニューアル事例を参考に、オフィスづくりという観点からコミュニケーションを活性化させるポイントをご紹介します。

メインのワークエリアでは、敢えて高さ・大きさの異なるデスクを不規則に配置し、空間に“動き”を付けることで単調なオフィスからの逸脱を狙いました。まるでカフェのようなカジュアルさを表現することでコミュニケーションの活性化が実現できます。

さらに、ポップな印象を与えるカラフルなデザインは、オフィスならではの“堅苦しさ”をなくし、一人一人がリラックスした状態で、風通しよく気楽に集まることができます。

また、コミュニケーション活性化の仕掛けとして、自動販売機や電子レンジ、プリンターや文具類など、社員の利用頻度が高い機能を1か所に集約する方法があります。

名古屋支店では、社員の利用頻度の高いプリンターを、ワークエリアとリラックスエリアの境界となる位置にレイアウト。自然と人がオフィスの中心に集まり、そこですれ違う人、周辺の座席の人との偶発的なコミュニケーションを生み出す仕掛けとして機能させました。

このようにプリンターや共有の文具などの備品関係についても、レイアウトを工夫することによってオフィス全体のデザインを維持したままエリアとエリアを無理なく区切る仕切りとしても活用することができます。

ここまでオフィスにおけるコミュニケーション活性化のポイントをご紹介してきましたが、ハイブリッドな働き方が浸透している今、リアルとオンラインを繋ぐコミュニケーション円滑化への配慮も必要不可欠です。

名古屋支店では、ビジネスプロジェクターを導入し、大きな画面でスピーディーに情報を共有。Web会議や研修など、離れていてもコミュニケーションの質を落とさずに繋がることができます。他拠点のオフィスとの遠隔会議においても、大画面で投写することで、同じオフィス内に居るような、臨場感のあるコミュニケーションが図れます。

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