ニュースリリース
2022年2月25日
セイコーエプソン株式会社

男性育児休職取得率100%の目標を設定

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、2022年度における男性社員の育児休職取得率100%*1の目標を設定しましたのでお知らせします。

■目標設定の背景

エプソンは、社員が安心して働き続けられるよう、仕事と生活の両立ができる環境づくりを推進しています。出産・育児の際にも男女の格差無く働くことができるよう、育児支援に力を入れており、休暇、休職、短時間勤務など、育児を大切にしながら仕事と両立する制度を整備しています。その結果、近年の女性の育児休職取得率は100%を維持しています。

一方で、男性の育児休職取得率は30%*2にとどまっており、この度対象となり得る男性社員に対して意識調査を実施したところ、89%*3の社員が「育児休職を取得したい」という回答が得られました。

エプソンは、男性も女性も、平等に育児にかかわり、仕事との両立ができる会社になることを目指し、2022年4月の育児・介護休業法の改正と合わせて、男性社員の育児休職取得率100%の目標を設定することに致しました。

■具体的な取り組み

新たな取り組みとして、「育児休職(以下 育休)意向登録活動」を開始します。育休意向登録活動は、休業取得の対象になった男性社員に対して、新しく作成した育休制度周知シートに沿って必ず上司との面談を行い、育休取得の意向を確認する活動です。

その後、育休取得希望者に対しては、育休取得申請マニュアルを提供し、取得までのフォローを継続的に行ってまいります。また、育休取得対象者だけでなく、上司向けにもマニュアルを作成し上司の育休マネジメントを支援します。

まずは、子どもが1歳未満の男性社員に育休を取得してもらうためにメールでの個別フォローを行います。

さらに、これから子どもが生まれる予定の男性社員に向けて、育休取得の必要性や会社の制度などが正しく理解できるようイントラネットでの情報開示を行うほか、セミナーや動画配信による新生児育児に対する心構えや産後の環境変化などが学べる「企業版両親学級セミナー」を、今後定期的に実施します。

エプソンは、「育休意向登録活動」をはじめとした、さまざまなフォローを継続的に実施することで2022年度における男性社員の育休取得率100%を目指します。また、男性社員の育休に限らず、ダイバーシティの推進を重要な経営課題の一つと捉えて、今後もさらなる取り組みを進めてまいります。

ダイバーシティの推進について

www.epson.jp/SR/our_people/diversity.htm

*1:2022年度における、育児休職の取得者または取得計画者数/制度対象者数(制度対象者:配偶者が出産し、育児休職が取得可能になった者)

*2:2020年度実績。2020年度における、育児休職取得者数/制度対象者数(制度対象者:配偶者が出産し、育児休職が取得可能になった者)

*3:2021年12月~2022年1月に実施した社内アンケート調査。39歳までの男性社員に対して、「あなたは育児休職を取得したいですか」という問いに対して、「取得したい」と回答した割合

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。