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垂直多関節(6軸)ロボット
C4-A601S
力覚センサー S250N
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、倉敷紡績株式会社(本社 大阪市、社長 藤田晴哉、以下 クラボウ)が販売する「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」に対して、垂直多関節(6軸)ロボットと力覚センサーに関する技術協力を行い、エプソン販売株式会社(本社 新宿区、社長 鈴村文徳)を通じてクラボウに供給します。本技術協力により、従来では困難だった製造現場における高精度な作業の自動化を実現し、生産性向上に貢献します。
本「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」では、クラボウの開発した3Dビジョンセンサ(Kurasense-C100)が空間内のフラットケーブルを高速で認識し、当社の垂直多関節(6軸)ロボットで向きや形状が都度異なるフラットケーブルをわずか約2.2秒※1で掴みます。そして、力覚センサー(分解能±0.1N、±0.003N・m※2)で微小な力を検知しながら確実にコネクターに挿入し、挿入後の確認を行います。
これまでロボットへの置き換えが困難であったフラットケーブルなど線状物の挿入作業の自動化を実現しただけでなく、生産スピードや品質の向上にも寄与します。
エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」において、ものづくり企業としての事業基盤強化を進め、資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速を掲げています。独自のコア技術を製造領域で磨き上げ、あらゆる領域でロボットが人々を支える未来を目指します。
※1 特定のテスト条件下での、ロボットがフラットケーブル検出位置へ移動してからハンドで把持するまでの時間
※2 25℃環境におけるノイズレベルと時間ドリフトを含む、測定時間5秒の場合
www.epson.jp/technology/open_innovation/
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。