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エプサイトプレミアム写真展 Vol.2 感動の一枚 出展者作品紹介(やーよ)
エプサイトプレミアム写真展 Vol.2 感動の一枚 出展者作品紹介(やーよ)
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出展者名(読み)
の頭文字
あーい
うーお
かーこ
さーそ
たーと
なーの
はーほ
まーも
やーよ
らーわ
矢島 和平
螺旋
作品コメント
純白のキャンパスが瞬く間に色づき情感溢れる世界が描かれていく。Artist SAORI KANDA :Art performance at 武蔵野美術大学
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
色彩豊かなライティングでパフォーマンスを華やかに演出されています。そんな瞬間に立ち会っていらっしゃるのが羨ましく思いました。手筆と妖艶な表情が印象的で、ついアップで撮ってしまいがちですが描かれたキャンバスも意識したフレーミングはさすがでした。
簗田 正治
お詣り
作品コメント
印旛の静かな朝霧につつまれ、一人の老婆が水神様のお詣りをしていました。
ゲスト写真家コメント
コムロミホ
霧に包まれた中、歩く人物。そして伸びを感じさせる木と鳥居の配置。空間をうまく利用した余韻のある構図で、映画のワンシーンのようなストーリーを感じさせる一枚に仕上がっています。人物との出会いも天候も、良いシャッターチャンスに巡り会えた一枚ですね。
矢沼 克則
我が子
作品コメント
夏の野猿公苑は露天風呂に入る猿は少ないですが、春に生まれた子の毛づくろいをする、温かい親子の様子を見ることが出来、思わずシャッターを押しました。
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
正確なピントに鮮やかで豊かな色に惹かれました。毛の質感がとても繊細に再現されていて実物を見ているように感じました。親猿の深い目線や子猿の目の輝きも素晴らしいですね。画面右がやや空いているもののしっかりと子猿を軸に作画されています。指先が魅せる表情の優しさがとても印象的でした。
山口 峻右
Dragon Eye
作品コメント
雪解け時期の6月頃にしか見る事の出来ない絶景で「ドラゴンアイ」と呼ばれています。何時間も山道を登った者だけが見られる絶景になります。場所は御嶽山の三ノ池という所になります。「ドラゴンアイ」は、高山でコバルトブルー色を放つ雪解け水の真ん中に、丸く残った雪が竜の目のように見える自然現象です。天気が悪く一瞬しか晴れませんでしたが、晴れていればもっと美しく見れたかも知れません。御嶽山三ノ池
ゲスト写真家コメント
萩原 れいこ
澄み切ったコバルトブルーの水と、溶け始めた残雪の造形がとても神秘的なドラゴンアイです。何時間も山道を登って訪れたそうですが、きっと感動もひとしおだったことでしょう。上から俯瞰するアングルはドラゴンアイの魅力を存分に伝え、周囲の山々も美しく、自然への畏怖の念を感じます。小さな人の姿も良いですね。自然の雄大さを感じさせてくれます。天気が悪かったそうですが、良い雲を捉えていて素晴らしい風景です。
ヤマザキ カヨ
鏡花水月
作品コメント
花見で有名な公園。雨が上がったばかりで花見客がまだ来る前、ほんの束の間、静まり返った瞬間、カメラを楽しむ人たちだけの時間がありました。
ゲスト写真家コメント
上田 晃司
鏡花水月という素晴らしいタイトルからも見応えのある作品に仕上がっていますね。雨上がりは桜を撮影するにはなかなか難しいですが、水たまりを活用して反射を活かすことでダイナミックな作品になっています。画面構成もすばらしく、桜の切りどころもバランスが良いですね。
山嵜 聡子
神の子
作品コメント
バリ島のヒンズー教の神事で奉納するバリ舞踊を舞う、こどもの踊り子のオフショット。
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
一年中お祭りがあると言っても過言ではないバリ島の衣装や装飾は綺麗ですね。作品も適度な露出にビビットにも感じる色彩が美しいです。子供たちが着けている鮮やかな色彩の衣装はプリントすると一層目を引くと思います。
山本 和広
幻影橋
作品コメント
すみだリバーウォークがらの吾妻橋。二重露光で撮影しました。
ゲスト写真家コメント
コムロミホ
一枚目はピントを合わせて、二枚目はピントをずらして丸ボケを作ることで、街中が光をまとったような幻想的な作品に仕上がっています。暖色の光が、街並みの温かさを表現しています。人は写っていませんが、この街に住む人々のドラマを想像したくなります。
山本 修一
冬の記憶
作品コメント
初めて水没林を見ました。冬の寒さを思うような綺麗な白い枝。一瞬晴れた空がなぎった水面に映しだされ、枝とは対照的な影を見せてくれました。
ゲスト写真家コメント
萩原 れいこ
真っ白になった水没林はいつからここにあるのでしょうか。何十、何百年もの長い年月、時代の移ろいを静かに見つめていることでしょう。壮大な時の長さを思うと、自分がちっぽけな存在に思えてきます。水面に映った黒い影が印象的で、水没林の白と黒、空と山の対比が不思議なコントラストを生み、異次元の世界へ誘うようです。鏡のように凪いだ水面も神秘的で、夢中で撮影された山本さんの笑顔が目に浮かぶようです。
矢本 賢
春日川の川市
作品コメント
時間の流れとともに形を変えてきた川市だが、初夏のにぎわいを今に残している。
ゲスト写真家コメント
上田 晃司
夕日に染まる美しい夏の空と川市の屋台の活気が印象的な作品だと思います。手前の色々な屋台が画面の左下から右上に対角線構図でまとめられており奥行がしっかり出ています。周りのビルなどはシルエットになり明部と暗部のバランスが非常によく屋台が目立つ様にまとめられていると思います。
yuyama
そまる
作品コメント
夏のあたたかく澄んだ空気。マジックアワーの特別な時間。刻一刻と変わるグラデーションで空、雲、海が染まり壮大な地球を感じる。その美しさにちっぽけな悩みも吹き飛び心が奪われる。
ゲスト写真家コメント
上田 晃司
一日で最も美しい時間であるマジックアワーと夏らしい濃い空の色が印象的な作品です。砂浜とダイナミックな夏雲、遠くに見える島のバランスがよく、ポストカードにしたいくらい美しいです。繊細な光をしっかりと捉え色を表現されており、感動しました。
湯沢 茂
孤高の華
作品コメント
砂丘には見事な風紋ができていて、自然の力とその繊細な美しさを感じました。風は相当強く地表では砂が沢山舞っているので、横になったモデルも大変で、周りには砂が舞っているのが見て取れると思います。良い機会に恵まれて、雄大な砂丘の風景と調和したモデルの美しさが撮れたと思います。
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
この作品には、澄んだ空間に立つ凛としたモデルが、美しく配置されています。砂丘の起伏が巧みに活かされ、平面的になりがちな背景に見事な立体感と奥行きを感じさせます。砂が舞う過酷な環境の中、撮り手とモデルの努力が伝わり、その困難を乗り越えた瞬間に生まれた表情は、厳しさと美しさを見事に融合させた素晴らしい一枚です。この情景は、まさに自然と人間の織りなす芸術そのものです。
Yuzurin
真如堂の夜
作品コメント
京都市内に珍しく降る雪の深夜。雪の真如堂を撮影中、雪が止み満月が現れた瞬間を撮りました。
ゲスト写真家コメント
コムロミホ
写真中央に真如堂と満月、シンメトリーになるように石畳を配置し、とても丁寧なフレーミングです。シンプルながらも安定感のある構図のため、月明かりに照らされた真如堂の静けさと迫力がダイレクトに伝わってきます。
Yutaka Michael Maria KAMEGAYA
大磯シャボン玉メロディー
作品コメント
真夏夕暮れの大磯海岸。白いワンピースを着た大人の女性がシャボン玉で無邪気に遊ぶ。その満面の笑みは、微かにオレンジ光の包む青い海をどこまでも明るく照らすのであった。
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
いい表情を捉えています。この太陽を受け止める順光という光の方向性も色がしっかり受け止められていいのですが、モデルの後ろ側から撮影すると逆光〜サイド光という光線状態になってモデルの肌もここまで赤くなりすぎずシャボン玉ももっとキラキラ輝くようになると思います。次回行かれた時に逆光でも試してみてください。
YUKKI
吉兆の輝き
作品コメント
紅葉を狙って鎌倉の長谷寺へ。境内は混雑していたが、吉祥を意味する小さな卍池には数本の枝紅葉が浮べられ、ライトアップされていました。水中からライトアップされた枝紅葉と水面の神秘的な輝きに魅了され、その輝きを引き出すように撮影しました。結構暗い環境でしたが、手振れを意識しISO3200でシャッター速度1/15で手振れなく撮影できました。吉祥の池で神秘的に輝くモミジのハーモニーが伝わればと思います
ゲスト写真家コメント
鈴木 サトル
最初は枝が付いているので植え込みの樹木かと思ったのですが、浮かべられた枝から伐採されたモミジをさらに水中からライトアップと言う事で、どおりで不思議な感覚がしたのですね。なかなか演出の効いたセッティングですが、左上にしっかり仏像を入れて写したあたりがポイントで、そこに「浮かぶモミジと眺める仏像」のドラマが生まれています。
ユリ
絆
作品コメント
東北絆祭りで見たハロとブルーインパルス、そして伊達政宗像。1枚におさめることができて嬉しかったです。
ゲスト写真家コメント
鈴木 サトル
ハロとブルーインパルスと伊達政宗像の組みあわせと言う事で中々豪勢なメンバーですね!普通なら日差しとせいぜい鳥達と言ったところかと思いますが、キレイな構図が決まったところで良い場所からこの瞬間をタイミングよく写すことができています。あとは解像度の問題。解像度が低いため、小さいサイズのプリントなら大丈夫ですが、大きくプリントするとなると画像が荒れてしまうため注意が必要です。
Yoko Adachi
一日の終わりに
作品コメント
雲の隙間からさす夕陽が海から棚田へと一筋の光の道を作り、静寂のうちに今日が終わる。旅先で出会った美しい光景に感動して撮影しました。
ゲスト写真家コメント
萩原 れいこ
海原から大地へと続く光の道。いぶし銀のような味わい深い輝きが美しいです一枚です。光はほんのりと温かい色を宿し、一日の終わりを優しくねぎらってくれているようです。私も旅が好きですが、旅先での出合いは心に深く刻まれますね。初めて訪れる場所では不思議と絶景に出合える気がします。その場所が「またおいで」と語りかけているのでしょうか。刹那の輝きがとても切なく、大切にしたい一期一会の瞬間です。
ヨコイミエ
夏至のブルーモーメント
作品コメント
太陽が一番長い日に日本で一番夕陽が美しい場所で夕陽をずっとずっと眺めていた。その愛おしい時間を届けます。
ゲスト写真家コメント
上田 晃司
本当に美しい作品で見入ってしまいます。夕日の美しいグラデーションに灯台と太陽が際立っていますね。構図も素晴らしく主題の灯台から背景の太陽に掛けての視線誘導効果とバランスが素晴らしいですね。Velvet Fine Art Paperにプリントすることで深みのある色表現も相性が良いと思います。
義岡 久郎
雲上に浮く
作品コメント
昨年12月の渡良瀬遊水地です。霧の発生は頻繁に見られるのですが、この朝は年に数度の霧となりました。まさに絶景で霧に酔う心境での撮影でした。
ゲスト写真家コメント
萩原 れいこ
まるで水彩画のような、儚げで優しい風景ですね。濃い霧が雲海のようにたなびき、雲上に顔を出した木立が島々のようにも見えます。オレンジ色から黄色、黄緑色から水色と柔らかい色のグラデーションが繊細な表情で、夢見心地な気分でうっとりしてしまいました。和紙など柔らかい素材の紙にプリントしても素敵ですね。穏やかでしみじみと味わい深い、ずっと眺めていたくなるような心地よい風景です。
吉田 智彦
妖艶
作品コメント
いつもの表情と違い、寂しげな表情がとても印象的で素敵でした。
ゲスト写真家コメント
河野 英喜
モデルの背後にある光をうまく使って妖艶で立体感のある絵作りになっています。撮影者が普段見ているものとは異なる表情に出会えた瞬間は、きっとシャッターに集中されたことでしょう。ただ画面左のハイライト(窓?)がモデルの表情を弱めているのが残念です。現場にいるわけではないので厳密に言えないのですがモデルのポジションを少し動かしてこのハイライトは削っておきたいところでした。
Yoshi-
共生
作品コメント
日の出を撮影中に台風の影響なのか雨柱と青空が発生した。偶然歩いて来たサーファーが視界に入った途端自然の偉大さや畏怖の念を感じ、大きさや明暗の対比、人の位置や構図を考え撮影した。今年の異常気象は小さな人間の影響により発生していると思われる。人が認識している以上に真摯に共生を考える必要があると感じた。
ゲスト写真家コメント
萩原 れいこ
とても雄大で荘厳な風景です。人物を入れたことで、空の高さや広さが充分に伝わってきます。青空と金色に輝く雨柱の対比が不気味なほど美しく、自然に対する畏怖の念を感じます。Yoshi-さんのおっしゃる通り、人がとてもちっぽけに見えますね。近年の異常気象は人間が引き起こした問題であり、地球に大きな影響を及ぼしているのは間違いありません。この作品を見た方が、思いを馳せ、考えるキッカケになることを願ってます。
作品コメント
ゲスト写真家コメント
河野 英喜