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EPSON SureLab SL-D3000導入店訪問① SureLab SL-D3000 プリントのプロが実感した“ワンランク上の高品質”ドライ化は、リテールプリントビジネスの新しい潮流 長野県上田市・クイックフォト35上田店
 

長野県上田市にある「クイックフォト35=矢島佳幸社長」は現在、市内を流れる千曲川を挟んで、上田駅から上信越自動車道側にある「上田店」と、反対側に位置する「川西店」の2店舗を展開、両店舗とも、写真プリントと画像加工、撮影ビジネスなどを主な生業としてきたが、この中のプリント処理体制については昨年の9月、エプソンのインクジェットミニラボ「SureLab(シュアラボ)・SL-D3000」を両店舗に導入、それまでの銀塩仕上げから、SureLabによるドライ仕上げへと、その処理体制を一挙に切り替えた。

矢島佳幸 社長
矢島佳幸 社長  
とくに本店となる上田店には、SureLabが2台導入されており、高速出力機を導入していた銀塩時代を上回る“超クイック仕上げ”を実現、来店客を待たせない、注文を受けたその場で手渡せる体制を整えている。同店のような郊外型のロードサイド店においては「お客に何度も足を運んでもらうことはできないので、注文を受けたら“出来上がるまで少しだけ待っていてください”が接客の基本になることから、クイック仕上げは重要な要素になる。その点、SureLabの場合は、極端な話、電源を落としていたとしても、スイッチONですぐさま起動できるなど、非常に大きな武器になっている」そうだ。先日も、一度に200枚を超えるプリント注文があったそうだが、すべてのコマに補正を加えながら、わずか10分足らずで手渡すことができたという。
 “これからも写真店を続けていくために”ドライ化を決意

矢島社長はカラーラボの出身であるが、ラボ勤務時代には、技術者としてはもちろん、エプソンのクリスタリオ・イージーラボを県内で販売していたこともあったそうで、インクジェットによるドライプリントに対しては、以前から理解を示していた。とはいえ、今回のようにSureLabを一度に3台も導入し、一気にドライ化への道を選んだのには、どのような考えがあったのだろうか?

JR上田駅より車で約10分の郊外型店舗
JR上田駅より車で約10分の郊外型店舗

「このまま銀塩仕上げの形を継続していくのか?それともドライ化を図るべきか?真剣に考えた。例えば、あと数年だけ商売を続けて店を閉めるのであれば、いまの形を継続していく方が無難だと思う。しかし、これからも写真店の仕事を続けていくのであれば、ドライ化は不可欠だし、その転換は“いましかない!”と判断した」と、矢島社長は語る。実際、機器選定の際には、以前導入していたミニラボ機器メーカーにも、最新機種の見積りを出してもらったそうで「非常に良い条件を出してもらい、正直悩んだ部分もあった」が、それでもドライ化の道を選んだ。

しかも「片方の店舗だけSureLabを導入して、もう片方のお店はそのままで・・・そんな中途半端なことはしたくなかった。どうせ切り替えるのであれば、資金的に余力が残っているいまの内に、一気に切り替えてしまおう!」ということで、一挙3台の導入と相成った。導入後は「例えば付帯作業ひとつを取ってみても、SureLabに切り替えてからは大幅に改善された。まったく手がかからないし、待機音もほとんどしないので、それまでのプリント工場的な店内のイメージが払拭された。もはや“機器をメンテナンスする”という感覚を忘れてしまったよ」と、矢島社長は笑う。

上田店にはSureLabを2台導入。超クイック仕上げを実現している
上田店にはSureLabを2台導入。
超クイック仕上げを実現している
 品質の良さはもちろん、現場からの要望にすぐさま応えるエプソンの真摯な姿勢に脱帽

さて、肝心の“プリント品質”についてはどうか?「かつてのイージーラボや、他社製のインクジェットミニラボと比べても、今回のSureLabの品質は別格。ワンランク上の品質と発色だと感じている。画像の自動補正技術も素晴らしい。とくに最近、デジタルカメラの液晶画面を見慣れた一般ユーザーの多くは、くっきりとメリハリがある、色鮮やかな写真を好むようになってきているので、そうした要望にも対応できるSureLabの発色の良さには大満足している」とのこと。もちろん“プロのプリント品質”を自認する同店としては「まったくのノーマルで出荷することはなくて、プリント作業の際には、一コマごとに厳しく補正チェックを入れている」が、優れた自動補正技術により、ファーストスキャン時の合格ラインが上がったことで、補正作業の効率は飛躍的に向上した。

ただ、作業全体の流れや、いわゆる仕事離れの早さの度合いについては「導入した昨年9月当初に搭載されていたソフトウェアでは、SureLab自体が発売されたばかりだったこともあってか、若干使いにくい部分もあったのは事実だ。これは、初めてミニラボ操作をする人にとっては問題ないことなのだろうが、私のように長年ミニラボ機器メーカーの製品に慣れてきた人間にとっては、一連の作業を進めていく手順の中で、いくつか効率的ではないと感じる部分があった」という。

プリント店頭受付機も、エプソン製を増設した
プリント店頭受付機も、
エプソン製を増設した

そこで矢島社長は、エプソンの担当セールスに「導入後、すぐに“この部分を改良して欲しい”と要望を出した」ところ、他の導入店からも同じような要望が多かったらしく、そのわずか3ヶ月後には、改良が施されたソフトウェアにバージョンアップされたという。「この対応の早さと、我々現場の声も積極的に取り入れようとするエプソンの真摯な姿勢には、正直いって驚かされた」そうだ。

「かつて我々の業界は、ボールペン1本で注文を受けて、カラーラボに外注する形態から、自らの店でミニラボ処理するクイックシステムが確立され、みんながそれに追随した歴史があった。そしてこれから新しい流れがあるとすれば、それはSureLabなどに代表される、ドライ化に伴うリテールプリントビジネスの変革ではないだろうか?撮影ビジネスの領域は、すでにインクジェットが主流になりつつあるのに、どうして街の写真店の多くは、いまだ“銀塩々々”と口を揃えていうのだろう?デジタルの世界で生き残っていくためには、我々街の写真店も、デジタルをもっと勉強して、知識を身につけ、商売に繋げていく必要がある」ということである。
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