ニュースリリース
2021年11月5日
エプソン販売株式会社

エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」が長野県塩尻市立全小中学校15校で活用され、気兼ねないカラー印刷による教育の質向上に貢献

- 2020年4月の運用開始以降、カラープリントが増大し学校現場を笑顔に -

製品ページ

エプソン販売株式会社は、学校向けサービスとして展開しているエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」を長野県塩尻市教育委員会に採用いただき、2020年4月1日より市内の全小中学校15校で運用いただいています。

導入から1年半が経過した現在、導入前と比較して学校現場における教材やお便りなどのプリントのカラー比率が約40%アップ。生徒や先生、保護者の方から「プリント物が見やすく読みやすくなった」「テスト問題をカラーで高精細に出力できるため、地図や写真などが見やすくなった」とご好評いただいており、教育の質の向上につながっています。


「LX-10050MFシリーズ」


「教材プリントのカラー化」

GIGAスクール構想により、教育現場ではICT機器の導入が一層加速される状況にありますが、オンライン授業などのデジタル化が進む一方、入試やテストの出題、家庭への連絡は、プリント物で行われており、先生の業務に負荷がかかっている現状があります。エプソンのスマートチャージは高速印刷が可能なため、プリント時間と手間軽減で先生の働き方改革に寄与します。また、気兼ねなくカラー印刷ができるためプリントの視認性向上による教育の質の向上に寄与、学校現場が抱える課題をプリンティングの視点で解決することを提案しています。

今回、長野県塩尻市教育委員会では、「プリントのカラー化」「先生の働き方改革」「消耗品管理の効率化」の3つの課題を解決するために、塩尻市内全小中学校15校に学校向け特別プランである「アカデミックプラン」を採用、エプソンのスマートチャージ「LX-10050MF」25台、「PX-M7050FX」15台、計40台を導入いただきました。

【塩尻市教育委員会様 ご導入前の課題とご導入後の効果】

▼ご導入前の課題

  1. 学校現場ではカラー印刷を自由に行いたい、という要望が多かった
  2. 働き方改革の推進にあたり、孔版印刷機使用時の印刷にかかる工数が多かった
  3. 年度末になると学校現場から消耗品予算の相談が多数寄せられた

▼ご導入後の効果

1. アカデミックプランは、カラー、モノクロとも同一コスト
気兼ねないカラー印刷で、児童生徒へのプリントや保護者向け資料もカラー化で分かりやすく

今までは、学校予算の関係から必要以上にカラー印刷を控え、カラー印刷するのは掲示写真のみ、教材プリントやテスト、保護者へのお便りなどの多くはモノクロ印刷でした。導入後は写真やイラストが入った資料をカラー印刷することはもちろん、例えば一部重要なポイントを赤字で記したい時なども躊躇なくプリントしています。写真を見て答えることが多い理科や社会などは、正解率が上がるなどカラー化の効果を感じています。

【広陵中学校 教諭】

学級便りの作成時、モノクロ印刷でもわかりやすくするために、字を大きくしたり、下線を引いたり、写真を選定したりと、作成に時間と手間がかかっていました。その作成工数をカラー印刷により軽減することができました。保護者からも「カラーで見やすくなった」と大変好評です。

【吉田小学校 教諭】

2. 100枚/の高速ラインインクジェット複合機「LX-10050MFシリーズ」で働き方改革に貢献

今までの孔版印刷機では、片面しか印刷できないことや印刷物を最終的に丁合する作業に負担がかかっていました。導入後は複数ページのデータを必要部数、高速で印刷できるため授業準備などの時間短縮に繋がっています。また、学校規模に応じ複数台数配置しているので、先生同士、印刷を同時にでき、印刷渋滞が起こらないことも好評です。1枚目のプリントが速いので、必要な書類をすぐに印刷することができストレスが減りました。(今まで学年便り作成の作業に30分かかっていましたが、このプリンターを使用してから10分に削減でき、他の業務の時間を増やすことができました。)

【両小野中学校 教諭】

3. 消耗品予算管理、発注業務も大幅に効率化

教育委員会や学校事務の立場からも消耗品の発注やそれに伴う予算管理が不要になったことで、事務負担が大幅に軽減されました。各学校で契約時期がずれていた印刷機器のリース契約も今回アカデミックプランを全校一斉に導入することで、契約や支払いの事務作業の平準化も進みました。

【塩尻市教育委員会 教育総務課担当】

【エプソンのスマートチャージ 学校向けサービス「アカデミックプラン」で学校現場を笑顔に】

急速な変化に直面する学校現場において、教育には欠かせない資料の印刷ひとつとっても課題はさまざまです。エプソンのアカデミックプランは、「カラー印刷の我慢不要」「高速印刷による時間と手間削減」「新たな消耗品予算不要」という3つのポイントにより、これからも学校現場の抱える課題を解決し、学校現場を笑顔にすることに貢献していきます。

※:印刷スピード算出方法についての詳細はエプソンのホームページをご覧ください。

●「Heat-Free Technology」で未来をつくる

紙へのプリントに深く関わってきたエプソンは、インク吐出に「熱を使わない」プリンターを広くご利用いただくことが、環境対策のひとつと考えます。

熱を使わずにインクを吐出する、エプソン独創の「Heat-Free Technology」を採用したピエゾ方式インクジェットプリンターは他のプリント方式に比べて圧倒的なシンプル構造と低消費電力を実現。また、ファーストプリントが速く、交換部品も少ないプリンターは低環境負荷とともに高生産化にも貢献します。

Heat-Free Technologyがもたらす4つの価値

*当社マイクロピエゾの原理的優位性の説明であり、インクジェットプリンターの商品性能の説明ではありません。

  1. 低消費電力でエネルギーとコスト削減
  2. 省資源による環境負荷低減
  3. 連続高速印刷で業務効率アップ
  4. 低メンテナンスによる生産性向上

詳細はwww.epson.jp/products/environment/heatfree/をご覧ください。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。