ニュースリリース
2020年11月9日
セイコーエプソン株式会社

エプソンの3LCDプロジェクター、世界累積販売台数3000万台達成

セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)は、2020年10月に3LCDプロジェクターの世界累積販売台数3000万台を達成したことをお知らせします。

エプソンは1989年、当社初の3LCD液晶プロジェクター「VPJ-700」を発売し、プロジェクターの新たな市場を創出しました。その後1994年に発売した「ELP-3000」において、パソコン接続によるオフィスでの大画面プレゼンテーションという文化を確立。それ以降、プロジェクターの用途はオフィスだけでなくホームや文教、商業施設などさまざまな分野へと利用シーンを拡大させ、エプソンはプロジェクターのトップメーカーとして業界をリードし、19年連続世界シェアNo.1、そしてこのたび世界累積販売台数3000万台を達成しました。

当社ビジュアルプロダクツ事業部長、吉野 泰徳は、次のようにコメントしています。

「今回、世界累積販売台数3000万台達成の発表ができることを大変喜ばしく思います。私たちは、これまでプロジェクターにおいて、ビジネスシーンや教育現場、家庭、店舗、デジタルアートの世界で、感動の映像体験や快適なビジュアルコミュニケーションを実現すべく、お客様とともに歩んできました。このような成果を出せたのも、全てのお客様ならびにステークホルダーのお力によるものであり、改めて感謝申し上げます。私たちはここで歩みを止めるつもりはありません。社会課題の解決を念頭に、ビジュアルコミュニケーションをさらに新しい先進的な手段へ進化させ、世界中のあらゆる人の想像力を刺激し、あらゆる人の創造性を発揮できる製品とサービスによって新たな価値を提供していきます。」

大画面投影が可能であり、インタラクティブ機能を備えたプロジェクターは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による教育用途での利用の他、巣ごもり需要などにより、ビジネス向け・ホーム向けを中心にニーズが高まっています。

エプソンの強みは、プロジェクターのコアデバイスであるHTPS(高温ポリシリコンTFT液晶)パネルをはじめ、自社で開発・製造したコア技術やノウハウがベースにあることです。これまでに培ってきたプロジェクター技術を応用した第4世代スマートグラス向け光学エンジンモジュールの外販を始めるなど、オープンイノベーションによるお客様価値の創出と市場拡大を加速していきます。

※500ルーメン以上のプロジェクター数量シェアにおいて。(2001年度~2019年度 Futuresource Consulting Limited調査)

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。