ニュースリリース
2020年7月31日
会社名 セイコーエプソン株式会社
代表者名 代表取締役社長 小川 恭範
(コード番号:6724 東証第一部)

2021年3月期通期連結業績予想の公表に関するお知らせ

当社は、本日開催の取締役会において、未定としておりました2021年3月期通期連結業績予想について、下記のとおり公表することを決定しましたので、お知らせいたします。

1. 2021年3月期通期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)

  売上収益 事業利益 営業利益 税引前利益 当期利益 親会社の
所有者に帰属する
当期利益
基本的
1株当たり
当期利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
前回公表予想(A)
今回公表予想(B) 930,000 20,000 16,000 14,000 1,000 1,000 2.89
増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)
1,043,600 40,861 39,479 39,713 7,823 7,733 22.26

(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。

2. 業績予想公表の理由

2021年3月期通期連結業績予想につきましては、従来、新型コロナウイルス感染拡大による当社グループの事業活動への影響を合理的に算定することが困難であるため、「未定」としておりましたが、この度、現時点で入手可能な情報や予想などに基づき、数値を公表いたします。

売上収益につきましては、上期はプリンター事業で在宅需要によるオフィス・ホーム用インクジェットプリンター本体および消耗品の販売増加が北米・西欧などの先進国市場で継続する見通しである一方、新型コロナウイルス感染拡大による商品供給の遅延や需要・販売鈍化などの影響が残るとの想定に基づき、前年同期に対して厳しい見通しとしています。下期の売上収益は、戦略商品の投入効果が見込まれるものの、地域によっては新型コロナウイルス影響からの回復に遅れがあることから、前年同期を若干下回る見込みです。

事業利益以下の各段階利益につきましては、足元での厳しい事業環境を踏まえ、徹底した費用削減に取り組むとともに、年間を通じてメリハリを付けた費用執行を実施していくものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響による売上減少を受け、前期から減益となる予想です。

業績予想の前提となる第2四半期以降の為替レートは、1米ドル:105.00円、1ユーロ:118.00円としております。

なお、今回公表の通期業績予想につきましては、今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況または収束時期や国内外の景気動向などの影響により、変動する可能性があります。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。