ニュースリリース
2020年2月27日
セイコーエプソン株式会社

新型コロナウイルス発生への対応について

このたびの新型コロナウイルスによって影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下 エプソン)および国内エプソングループは、新型コロナウイルスに対する日本国内対応として、社員およびお客様をはじめとするステークホルダーの皆さまの健康や安全を第一に考え、日本政府および地方自治体などの方針に従い、下記の対応を実施いたします。

1. 基本方針

エプソングループは、日本政府および地方自治体などの方針に従い、社員およびお客様をはじめとするステークホルダーの皆さまの健康や安全、感染拡大の防止に努めることを最優先とする対応を実施いたします。

2. 中国での生産状況および日本市場向け製品供給について

エプソングループの中国における製造工場については、中国政府からの各企業への活動自粛通達に従い、2月9日まで稼働を停止しておりました。10日より順次操業を再開し、21日には中国圏の製造拠点はすべて操業再開となりましたが、現地交通機関、物流、協力サプライヤーの状況により、今後送品に影響が出る可能性があります。

刻一刻と状況は変化しておりますが、お客様への影響を最小限にするため対応を進めてまいります。

3. 日本におけるエプソン主催イベント、当グループが出展する展示会について

国内における新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、お客様や関係の皆さま、グループ社員などの安全確保と健康維持、感染拡大の防止のために、エプソン主催のイベントや当グループが出展する展示会などに関しては、開催や出展可否を含め、実施計画の見直しを進めております。

4. グループ従業員の対応について

感染症の基本的な感染予防策である手洗い・咳エチケットを含め「社員が行うこと」に関する注意喚起を徹底し、出勤前に健康チェックを行い、発熱または風邪症状がある場合は出社させない方針としております。また、公共交通機関を利用している社員には、マスク着用を心がけるとともに、首都圏を中心に時差通勤および在宅勤務を積極的に活用することとしております。

さらに、出張・外出については以下の対応を実施しております。

1)海外出張・国内出張

当面の間、原則禁止。

2)外出

移動時の接触を極力避けるために、その必要性・緊急性・人数を確認するとともに、テレビ会議や電話会議等の代替手段を検討することとしております。

5. 当グループ施設への入場、来訪について

国内における当グループ事業所、ショールームなどでは、受付者・警備スタッフなどはマスクを着用させていただいております。

また来訪者の皆さまには、以下の問診を実施させていただき、入構条件を満たしていない場合は入場をお断わりさせていただいております。

関係者の皆さまにおかれましては、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

<入構条件>

  1. 中国大陸、香港、マカオ、韓国・大邱広域市および慶尚北道清道郡を出国して、14日を経過していること。
  2. 1.の期間平熱であり、現時点で発熱や激しい咳などの呼吸器症状がないこと。
  3. 1.2.に限らず、現時点で発熱など風邪の症状がないこと。

エプソングループは、今後も各方面の情報収集を行いながら、基本的な方針に則り、必要な対応を随時実施してまいります。

※上記対応は、2月27日時点でのものです。今後の状況や規制の変更によっては、対応が変わる可能性がありますので、あらかじめご了承願います。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。