コントローラー内蔵の産業用6軸ロボット新シリーズ『VT6L』受注開始

エプソンは、6軸（垂直多関節型）ロボットの新商品として、コントローラー内蔵の新シリーズ『VT6L』を2019年2月20日より受注を開始します。

新商品は、人手による単純な搬送作業を自動化する目的で開発した6軸ロボットのエントリーモデルです。可搬重量は6kgで、電気・電子部品や自動車部品の搬送、組み立て等に適しています。産業用スカラロボット「Tシリーズ」と同様に、本体とコントローラーを一体化させ、設置の簡素化と使いやすさを追求しました。本体の低価格化、コントローラー一体型による省スペース化、バッテリーレスモーターユニット搭載によるランニングコストの削減により、低TCOに貢献します。今まで、ロボットによる自動化投資に踏み切れなかった人手による単純搬送作業の置き換えにご利用いただけます。

【新商品の主な特長】

■本体とコントローラーを一体化し設置性を向上

ロボットを制御するコントローラーを本体に一体化しました。これにより、本体とコントローラー間を接続するM/Cケーブルが不要となり、省スペースでの設置が可能です。

■モーターユニットをバッテリーレス化

バッテリーを使わずにモーターの原点位置情報を記憶できるバッテリーレスモーターユニットを搭載しました。交換用のバッテリー購入費用や廃棄費用が不要になることでランニングコストを削減します。

また、メンテナンスによるロボットのダウンタイムも削減します。

■AC100～240Vの幅広い電圧で使用可能

AC100～240V単相電源に対応し、幅広い電圧でロボット稼働が可能です。企業・学校の実験室などAC100Vしか使用できない環境においても、ロボットの導入が可能です。

＊AC100Vで稼働させる場合は、定格電流20Aを確保する必要があります。

■ハンドまでの配線や電源供給をより簡単にセットアップ

■価格・受注開始日について

新商品の価格と受注開始日については、以下の通りです。

●6軸（垂直多関節型）ロボット『VT6L』

以上