Epson Innovation Challenge 2026 イベント開催レポート

開催報告 Epson Innovation Challenge 開催報告 Epson Innovation Challenge

Epson Innovation Challenge 2026 イベント開催レポート
Make Vision, Rebuild Meaning.

Make Vision:技術に「見るべき未来」を与える
Rebuild Meaning:その技術が社会に果たす意味を再構築する

エプソン販売株式会社は、社会実装を見据えた新規事業の創出を目的とした共創型アクセラレーションプログラム「Epson Innovation Challenge 2026 〜For Every Fun, For Every Future.〜」を2026年1月より開催しました。本プログラムは、エプソンが持つ技術・リソースを活用し、スタートアップや新規事業担当者、エンジニア、学生とともに新たな価値を共創する取り組みとして、2023年よりアメリカをはじめとし各国で開催されてきました。日本初開催となった今回は、選抜された30チームが参加。ビジネス講座やAI活用演習を含む教育プログラム、業界屈指のメンターによるメンタリングを受けながら、エプソンが持つ多様なアセットを駆使。約2か月間に渡り、切磋琢磨しアイデアの芽を育みました。

本記事では、ジーズ原宿校舎で開催された壁打ち交流会から、JR新宿ミライナタワーのショールーム「Epson XaILab」での最終デモ発表の様子までを公開。さらに入賞した3チームのインタビューを通して、アイデアをカタチにするまでの秘訣やプロジェクト概要についてご紹介します。参加者の原体験を言語化することからこだわった本プログラム。熱い想いを抱えた入賞者が見据える次の世界とはー?ぜひご覧ください。

こちらの記事の概要


ニュースリリースへリンクします。

TOPICS

~For Every Fun, For Every Future.~をテーマに個性豊かなアイデアが集結

なぜ、For Every Fun, For Every Future.?

ビジネスアイデアを社会実装まで運ぶには、参加者のやる気・情熱がキーファクターとなります。エプソンの商品をご愛顧いただいている皆さま、そしてEpson Innovation Challengeに興味を持って参加いただく皆さまの"好きなこと""夢中になれること"を後押しする形で未来を再構築していきたいという想いを込めてこちらのテーマを設定させていただきました。

個性豊かなビジネスアイデアが集結!

アプリケーションにEpson Connectの機能を組み込むことができるWeb API(以下、Epson Connect API)をアイデア開発の軸として発展してきたEpson Innovation Challenge。今回初の試みとして、Epson Connect APIをアイデア拡張のためのアセットとして設定し、その他のアセットも含めて柔軟に考えていただきました。プロジェクターやスマートグラスを活用しデジタルとリアルをシームレスにつなぐサービス提供によるビジネスアイデアから、プリントを"体験の一部"として位置付けるエンタメ要素の高いアイデアまで、個性豊かなビジネスアイデアが集いました。どのプロジェクトにも、参加者の原体験から生まれた唯一無二のストーリーがあります。

アイデアをカタチにするためのサポート体制

国内トップクラスの講師陣による教育プログラム、経験豊富な起業家やエンジニアによるメンタリングを通してプログラム期間を伴走しました。ホームプリンタ―と接続可能なEpson Connect APIの技術については、専任サポートメンバーがバックアップ。商業用途向けプリンタ―(昇華転写プリンタ―、UVインク搭載プリンタ―等)を活用したアイデアには「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」の利用機会を提供し、エプソンのアセットを多岐に活用いただきました。

教育プログラムの受講

①事業企画ワークショップ 各務太郎 ②AI活用プロダクト開発入門 後藤成希 ③ビジネス構想力を身につける外部環境分析 田所雅之

スタートアップ経営者や技術エキスパートからのメンタリング

児玉浩康 小川博教 園田亜斗夢

平下公洋 深野嗣
佐野健 和田康宏 那珂慎二
片山椋 手嶋英津子

30チームが新たな事業創出に向けて知恵と情熱を振り絞る!

壁打ち交流会(ジーズ原宿校舎)

選抜された30チームにより、2026年1月11日(日)より本プログラムがスタート。
オンラインによるキックオフを皮切りに、教育プログラムがスタート。ジーズ原宿校舎で開催された1月18日(日)の教育プログラムでは、教育受講後に壁打ち交流会を開催。チーム間交流も活発に行われました。

中間審査(オンライン)

2月7日(土)8日(日)の中間審査では、30チームが事業アイデアやプロトタイプを発表し、次のステージに進む20チームが決まりました。どのチームのアイデアも個性豊かで、短期間での獲得量とは思えないボリュームの顧客ヒアリングや現実的な開発が進められている点が印象的でした。

最終デモデイ(JR新宿ミライナタワー)

2月28日(土)にJR新宿ミライナタワーで開催された最終デモデイでは、ファイナリストたちが約2カ月間にわたる成果を披露。社会課題の解決に向けたアイデアから、エンタメ・推し活領域の斬新なサービスまで、多様なプロジェクトが発表されました。審査の結果、優勝者には賞金100万円、準優勝者には10万円、奨励賞として5万円がチームに授与され、次の実装フェーズに向けた大きな一歩となりました。

「見るべき未来」に向けて:3つの入賞プロダクト

優勝:ジオラマパーツAIジェネレーター「Dioram.AI」

入賞の秘訣と工夫

機能開発をユーザーペインの解決からぶらさなかったこと、ワークショップやメンタリングで学びながら取り組んだこと、発表はエプソン様の課題を考えて、聞き手に伝えることを意識しました。

プロジェクト概要

ジオラマ制作における理想のパーツが高価で、独自の世界観を作りづらいという課題をAIで解決します。思い描いたパーツを展開図として生成し、家庭で手軽に印刷・組み立てができる体験を提供します。

今後の展望

AIで生成したジオラマは、出力されて初めて完成します。ユーザーが感情を乗せる印刷文化を育み、家庭用プリンターの市場とともに末長く成長していけるよう努めてまいります。


準優勝:ライブ会場からご家庭まで「Live Memory Print」

入賞の秘訣と工夫

単なるプロトタイプの作成に留まらず、実際に導入いただく段階まで実証実験を行った点です。ユーザーの具体的なフィードバックを得られたことが、サービスの質を高める大きな要因となりました。

プロジェクト概要

ライブ会場からご家庭まで、ファンの熱狂を形としてアーカイブするプロダクト「Live Memory Print」をご提案しました。

今後の展望

コンテスト後、既に1件のコラボレーションが実現しております。今後は音楽やスポーツなどのエンターテイメント業界を中心に、日本中の企業にご導入いただけるサービスへと成長させていきたいです!


奨励賞:AIによるオリジナルペーパークラフト創作

入賞の秘訣と工夫

より多くの人に使ってもらいたいという気持ちから、どんなサービスを作ったら面白いと思ってもらえるか、自由に発想できたところが良かったと思います。その発想をいかに解決していくかの段階においては、AIを活用しました。

プロジェクト概要

AIによる自動デザイン生成機能により、画像を1枚アップロードするだけで、コミカルでオリジナル性の高いペーパークラフトを気軽に作る体験を提供します。デジタル上での創作体験自体にもエンターテイメント性を持たせました。

今後の展望

より多くの方にこのサービスを使っていただきたいと思っているので、今後は公式IPとのコラボも考えていきたいと考えています。周りの人をほっこりさせるサービスを目指します。

エプソンと共創パートナーとのこれから

本プログラムを通して得られた成果は、今後の社会実装や協業の可能性へと広げて参ります。エプソンは今後も技術の可能性を広げ、人と社会を豊かに彩るというパーパスのもと、未来を創造する取り組みを推進していきます。

For Every Fun, For Every Future.