利用者に調査！「外食費」はキャッシュレス決済を希望｜飲食業向け｜ビジネスソリューション・導入事例

キャッシュレス決済の利用は「食に関係する決済」が多数

　キャッシュレス決済を現在利用している20～50代の男女の方に、キャッシュレス決済の利用実態について調査しました。調査によると、半数以上の方が「外食費」「食費」において現金での支払い機会や頻度が多いと感じていました。また、今後キャッシュレス決済を利用したいシーンとして、7割にあたる方が「外食費」「食費」で使いたいという結果となりました。また、他の日用品費、書籍代などと比較しても、特に「食に関係する決済」に関してキャッシュレス決済を利用したいという声が多く見られました。会計の手早さや手軽さを重視するほか、ポイントサービスなども魅力的という声がありました。

・ご飯は必ず毎日食べるものなので、カードが使えればお会計もスムーズで楽だし、ポイントも貯まるため、利用したい。（女性／20代）

・現金を持ち歩かなくても気軽に食べたいものを食べられるから良い。（女性／40代）

「キャッシュレス決済」で、お金を気にせず、気軽に食事！

　このようにキャッシュレス決済は「食に関する決済」として注目を集めていますが、特に「外食費の決済」として利用したいという意見が多数でした。20代の回答者に多かったのが、外食をする際に手持ちの現金に不安があって、食べたいものを我慢したり、別のメニューを選んだりした経験がある、というものです。全体でみると約3割が、キャッシュレス決済にすることで現金決済の時よりもお財布の中身や手持ちのお金を気にせずに飲食できると回答しているため、キャッシュレス化することで、このような不安もなくなることでしょう。他にも、「他の人に気楽にごちそうしたくなる」、「少し値段の張るメニューにチャレンジしてみる」といったお財布のひもが緩む感覚があるようです。

・食べるのが好きだから、手持ちを気にせず好きなものを食べたい。（男性／20代）

・家族で外食すると金額が大きくなるけど、カードを持っておけば安心できる。直前に手元に現金が少ないことに気づいてキャッシュコーナーを探すのに苦労したことがある。（男性／50代）

キャッシュレス決済対応かどうかでお店選びを決める時代に・・・

　既にキャッシュレス決済を利用している方のなかには、キャッシュレス決済に対応していないお店は入店を躊躇してしまう場合もあると答えている方もいます。（グラフ3）さらに、現金の管理・手持ちに気を使わなくていい、お金を引き出しに行かなくていいなど多くの利用者が利便性を感じています。今後の利用方法としては、外食費の支払い時の割り勘のしやすさなどが挙げられます。7割近くの利用者が、歓送迎会や忘年会などのシーズンでは外食費が多くなると回答していますので、キャッシュレス決済であるかどうかで、シーズンのお店選びが決まってくるということも考えられます。