ニュースリリース
2019年11月19日
セイコーエプソン株式会社
エプソン販売株式会社

「エプソンのスマートチャージ」新商品投入でラインアップ強化

- プリントからフィニッシングまで進化した<LX>シリーズ、省スペース化と機能も進化した<PX>シリーズ -

製品ページ

エプソンは、プリントやコピーの使用状況に合わせて最適なプランや機器を選べる「エプソンのスマートチャージ」に、A3複合機/プリンターの<LX>シリーズ3モデル、<PX>シリーズ3モデルの計6モデルを2020年1月より順次販売します。また、学校向け新プラン「アカデミックプラン」もサービス開始し、進化した「エプソンのスマートチャージ」としてご提供します。

『LX-10050MFシリーズ』

『PX-M7090FX』

大容量給紙モデル

基本モデル

エプソン独創のインクジェット技術は、熱を使わないピエゾ方式を採用しています。シンプルな印刷プロセス、シンプルな構造に加え、さらにインクを紙に吹き付ける非接触印刷で印刷時に熱を使わない「Heat-Free Technology」※1により、TCO※2の低減と環境性能に優れています。

あらゆるプリントニーズに大きな進化で応える。機種とプランを選べる「エプソンのスマートチャージ」はオフィスや学校のセンターマシンとして活躍できる商品です。

【新商品の主な特長】

<LX>シリーズ『LX-10050MF/LX-7550MF/LX-6050MF』の主な特長

■センターマシンにふさわしい高生産性

<LX>シリーズはPrecisionCoreラインヘッドを搭載し、従来の100、75枚/分※3に加えて、60枚/分※3を新たに追加。中速~高速機までラインアップを強化しました。新商品は両面印刷など印刷パターンや用紙サイズに依存せずにそのスピードを実現します。ファーストコピータイム※4も『LX-10050MFシリーズ』で約4.9秒と高速。1枚目から大量印刷まであらゆるプリントシーンに高速で応えます。オプションのフィニッシャーは、ステープルフィニッシャーと中綴じフィニッシャーの2種類をご用意しています。中綴じフィニッシャーはステープル機能に加え、中綴じ製本が可能です。パンチユニット※5を装備すれば2穴、4穴の穴あけも可能です。フィニッシング時の印刷スピードも向上し、業務の効率化に貢献します。

また「ボックス機能」では、スキャンデータや印刷データを内蔵されたハードディスクに保存し、必要な時に印刷やメール送信、ファクス送信など活用することができます。

*ファクス受信データは内部メモリーに蓄積します。

■内製のニーズにも応えられる高画質

インクを正確に着弾させるエプソン独創のPrecisionCoreラインヘッドにより、600×1,200dpiの高解像度を実現。印刷データに応じてインクのドットサイズを制御し、文字の輪郭も細線も、よりシャープに鮮明にプリントできます。

新規CISモジュール搭載のスキャナーで、従来のCISモジュールでは識別できなかった蛍光ペン色も読み取り、鮮明に再現。また繰り返しコピーによる文字や線のつぶれも低減し、高画質コピーを実現しました。

■ビジネスを止めない高い信頼性

高耐久設計により、トータル1,200万ページ※7の出力が可能。安定した稼働で高い生産性を実現します。また、サーバーレス認証オプション「Epson Print Admin Serverless」やサーバー集中管理認証オプション「Epson Print Admin」により認証印刷にも対応します。IPsec、IPフィルタリングや、IEEE802.1xなどのセキュリティ機能にも対応しているので高セキュリティ通信が要求されるオフィスでも安心です。夜間や休日といった業務に支障を与えない任意の時間帯に自動的にファームウェアを更新します。

■インクジェットならではの高い環境性能

印字プロセスに熱を使わない「Heat-Free Technology」※1だからこそ実現できる、低消費電力設計。消費電力を320W※8以下に抑え、環境負荷を低減します。また、稼働時だけでなく待機時を含めたトータルの消費電力を示す「TEC値」が『LX-10050MFシリーズ』で1.2kWhと、高い環境性能を実現しています。レーザープリンターに比べて構造がシンプルで定期交換部品が少なく、また液体インクは粉末状のトナーに比べてプリントする際に必要な体積が小さいため、交換備品など廃棄物が少ない省資源設計で環境負荷を低減します。

■徹底的にこだわった使いやすさ

紙詰まりが発生してもアクセスしやすく、紙を取り出しやすい構造で使いやすさに徹底的にこだわっています。また、用紙サイズを自動検知するのでサイズ設定が不要です。

<PX>シリーズ『PX-M7090FX/PX-M7080FX/PX-S7090X』の主な特長

■お客様をお待たせしない高生産性、スキャンも高速

ファーストプリント※9は5.5秒とカウンター業務でもお客様をお待たせしないスピードです。また本体に搭載した温湿度センサーにより、最適な乾燥時間を検出できるので、スピーディーに両面印刷を行なえます。

『PX-M7090FX』は、大量のスキャンやコピーを便利にスピーディーに完了させる150枚セット可能のADF(オートドキュメントフィーダ)を搭載。特に両面同時スキャンは業務の効率化に大きく貢献します。

■DMやチラシにも最適な高画質

全色に顔料インクを採用しています。普通紙でも鮮明なカラープリントを実現します。さらに強い耐水性で水性マーカーにもにじみにくく、文字も細線もくっきり鮮明に精緻にプリントできるので、ビジネス文書はもちろん、DMや簡易チラシにも最適です。

『PX-M7090FX』は、新規CISモジュール搭載のスキャナーで、従来のCISモジュールでは識別できなかった蛍光ペン色も読み取り、鮮明に再現。また従来機※10に比べ、より元原稿に近い色合いで再現できます。

■インクジェットならではの環境性能

印字プロセスに熱を使わない「Heat-Free Technology」※1だから実現できる低消費電力設計です。『PX-M7080FX』基本モデルで消費電力約42W、TEC値0.3kWhです。

■すっきりコンパクトなデザインと使いやすさにこだわった各種機能

従来機※10ではボディの両サイドに設置していたインクカートリッジを用紙カセットの上に設置。すっきりしたデザインとコンパクトサイズで設置場所の自由度が高まります。

また、用紙サイズの自動検知や伸縮できる排紙トレイ、見やすい角度に調整できる操作パネルなど、使いやすさにこだわったさまざまな機能を搭載しています。

■安定稼働とセキュリティ機能も充実

約60万ページ※7の高耐久設計です。高い生産性を安定した稼働で実現します。

また、サーバーレス認証オプション「Epson Print Admin Serverless」※11やサーバー集中管理認証オプション「Epson Print Admin」により認証印刷にも対応します。IPsec、IPフィルタリングや、IEEE802.1xなどのセキュリティ機能にも対応しているので高セキュリティ通信が要求されるオフィスでも安心です。

【サービスプラン】

新商品は、シリーズ別に以下のプランをご用意しています。

プラン名 オール・イン・ワンプラン インク・スタンダードプラン カウンター・チャージプラン
対象機種 <LX>シリーズ・<PX>シリーズ <LX>シリーズ・<PX>シリーズ <LX>シリーズ
サービス詳細 月々安心の定額プラン
機器本体を購入すること
なく※12、月々の定額費用だけで、規定枚数までプリントし放題。インク、メンテナンスボックス、保守サービス※13も含まれています。
一枚単価を徹底して抑える
機器本体をご購入いただき、インクや保守サービスも必要に応じて別途ご購入・ご契約いただくプラン。
使った枚数分だけ課金※15
機器本体をご購入いただき、使った枚数分だけ課金※15していくプラン。インク、メンテナンスボックス、保守サービス※13も含まれています。
費用

【月々の費用に含まれる内容】

  • 機器使用料
  • 規定枚数までのインク、メンテナンスボックス費用
  • 保守サービス※13(故障時の修理)

【ご購入時に必要な費用】

  • 機器本体のご購入費用※14
  • 保守サービスのご契約費用(任意)

【ご使用時に必要な費用】

  • 消耗品のご購入費用(機器本体ご購入時1セット同梱)

【ご購入時に必要な費用】

  • 機器本体のご購入費用※16

【カウンター・チャージに含まれる費用】

  • インク、メンテナンスボックス費用
  • 保守サービス※13(故障時の修理)

*料金の詳細はエプソンホームページをご覧ください。

www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/

■「グループ割引」・「グループ割引アドバンス」

「オール・イン・ワンプラン」で複数台導入なら、基本印刷枚数を複数台でまとめて計算し、分け合うことができる「グループ割引」や、基本印刷枚数を超過した場合の超過従量料金に、導入機種内の最安値が適用されるため、さらにコスト効率を上げることができる「グループ割引アドバンス」など、複数台導入いただくとお得なプランをご用意しています。

*詳細はエプソンホームページをご覧ください。

www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/

■学校向け新プラン「アカデミックプラン」

先生方の働き方と、教育の質をプリンティング視点で解決し、学校現場を笑顔にするフルカスタマイズのアカデミックプランも新たに提供を開始します。高速のプリンターで多忙な先生方の印刷業務時間を削減するのはもちろん、既定枚数まではカラー・モノクロも同コストなので、カラープリントが気兼ねなくでき、写真付きの資料などがより伝わりやすくなります。新たに機器導入予算※17を確保する必要なく、現状の印刷関連費用※18をベースとした月額定額制のプランです。

*詳細は同日配信の「アカデミックプラン」のリリースをご覧ください。

【販売開始時期】

新商品の販売開始時期は以下のとおりです。

  商品名 ヘッド仕様 印刷速度※3 販売開始時期
<LX>シリーズ LX-10050MF ラインヘッド 100枚/分 2020年2月上旬予定
LX-7550MF 75枚/分
LX-6050MF 60枚/分
<PX>シリーズ PX-M7090FX シリアルヘッド カラー25ipm
モノクロ26ipm
2020年1月下旬予定
PX-S7090X
PX-M7080FX カラー24ipm
モノクロ25ipm
  1. ※1:「Heat-Free Technology」についてはリリース下部をご覧ください。

  2. ※2:Total cost Ownership:導入や維持・管理に関わる費用の総額

  3. ※3:A4横片面。印刷スピード算出方法についての詳細は、エプソンのホームページをご覧ください。

  4. ※4:●測定基準:自社基準●印刷用紙:A4普通紙●印刷品質:標準●原稿セット方向:左向き●背景除去:自動オフ●印刷開始ボタンを押してから1枚目の印刷が完了し排紙されるまでの時間。印刷原稿によってパフォーマンスが変わることがございます。

  5. ※5:パンチユニットは追加構成としてご契約時にあらかじめ選択が必要です。

  6. ※6:LX-10000Fシリーズ、LX-7000Fシリーズ(2017年6月提供開始)

  7. ※7:エプソンが定める部品交換、メンテナンスを行った場合の目安です。なお、お客様のご使用状況により、製品寿命は異なります。

  8. ※8:本体のみの最大消費電力値です。

  9. ※9:●測定基準:ISO/IEC17629●測定データおよび測定条件につきましてはエプソンのホームページでご確認ください。

  10. ※10:PX-M7070FX(2017年3月提供開始)

  11. ※11:PX-M7090FX、PX-S7090Xのみ対応、PX-S7090Xの場合は別途HDDが必要です。

  12. ※12:ご契約期間中は、リース会社から機器本体をお客様に貸与します。搬入・設置をご希望される場合は、別途料金がかかります。

  13. ※13:通常保守時間外・休日の保守サービスなどをご希望される場合は、別途追加保守料金が発生します。通常保守対応時間:月曜日~金曜日(祝日、エプソン指定休日を除く)9:00~17:30

  14. ※14:プリントヘッドは機器本体標準価格に含まれません。別途保守サービスにご加入いただくことでエプソンがプリントヘッドをお客様へ貸与します。詳細は営業にご確認ください。

  15. ※15:毎月のチャージ料金が、月額最低料金に達しない場合は契約書に定める月額最低料金を適用し請求します。

  16. ※16:プリントヘッドは機器本体標準価格に含まれません。プリントヘッドは契約期間中エプソンがお客様に貸与します。

  17. ※17:搬入・設置をご希望される場合は別途料金がかかります。ご契約期間中は、リース会社から機器本体をお客様に貸与します。

  18. ※18:用紙を除く

■「Heat -Free Technology」で未来をつくる

紙へのプリントに深く関わってきたエプソンは、インク吐出に「熱を使わない」プリンターを広くご利用いただくことが、環境対策のひとつと考えます。熱を使わずにインクを吐出する、エプソン独創の「Heat-Free Technology」を採用したピエゾ方式インクジェットプリンターは他のプリント方式に比べて圧倒的なシンプル構造と低消費電力を実現。また、ファーストプリントが速く、交換部品も少ないプリンターは低環境負荷とともにオフィスの高生産化にも貢献します。

Heat-Free Technologyがもたらす4つの価値

*当社マイクロピエゾの原理的優位性の説明であり、インクジェットプリンターの商品性能の説明ではありません。

  1. (1)低消費電力でエネルギーとコスト削減
  2. (2)省資源による環境負荷低減
  3. (3)連続高速印刷で業務効率アップ
  4. (4)低メンテナンスによる生産性向上

詳細はwww.epson.jp/products/environment/heatfree/をご覧ください。

<エプソンの環境配慮型オフィスプロジェクト>

エプソンは2019年7月1日より紙を扱う企業の責任として環境配慮型オフィスプロジェクトをスタートしています。新宿オフィス(JR新宿ミライナタワー29階~32階)内全フロアに回収ボックスを設置し、使用済み用紙を回収し、エプソン製の水をほとんど使わない乾式オフィス製紙機と、熱を使わない印刷方式による低消費電力を特長とし、環境性能に強みを持つインクジェット複合機/プリンターによる「環境配慮型オフィスセンター」で新たな用紙を再生産します。コピー用紙はもちろん、厚紙、色付き紙にアップサイクルし、ノベルティのノート・お礼状カード・カレンダー、また社員の名刺、メモパットなどとして活用します。この活動により、年間30%(約130万枚)*のコピー用紙購入削減を目指しています。

*保管文書、社外へお渡しする書類は対象から除いた目標値となります。また、エプソンの新宿オフィス内の1日あたりのプリント枚数は約16枚/人、一般的なオフィスでのプリント枚数は約17枚/人(エプソン調べ)でほぼ同等の印刷枚数です。

以上

記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。