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導入事例を動画でご紹介

PaperLab導入事例 東京センチュリー株式会社様
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導入事例を記事でご紹介

PaperLab 導入事例 PaperLabと歩む循環型経済社会の実現への貢献 東京センチュリー株式会社 常務執行役員 コーポレート営業第一部門長 髙島 俊史氏 総務部 企画グループ次長湯沢 慶一氏

リース・ファイナンスのみならず、金融・サービス企業として幅広い事業を展開している東京センチュリーは、事業活動のあらゆる分野において持続可能な循環型経済社会の実現に貢献してきました。そんな東京センチュリーは「PaperLab A-8000」のコンセプトに賛同し、2017年9月に導入、稼働を開始しています。そこで、PaperLab導入のメリットや運用実績をお伺いしました。

PaperLabで
環境への思いを実現する

元来、リース業を展開していた東京センチュリーは、3つのR “リデュース”、“リユース”、“リサイクル”を運用の基本サイクルとしてきた。また、事業が拡大した現在も尚、3Rは言葉を変え経営理念として受け継がれ、一人ひとりの社員に浸透している。そんな東京センチュリーが循環型オフィスの実現を目指す「PaperLab A-8000」に興味を持ったのは自然な流れであったようだ。

PaperLab導入の理由を教えてください。

髙島氏:「循環型経済社会の実現への貢献」という当社経営理念と、PaperLabが提供するコンセプトが合致していたからです。当社の祖業であるリース事業は“リデュース”、“リユース”、“リサイクル”の3Rを基本としています。例えばパソコンのリースにしても、中古品を買いとり、リファービッシュして、再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)するという流れがあります。こうした3Rをあらためて理念として言語化したものが「循環型経済社会の実現への貢献」です。そして、PaperLabはまさに当社のこの理念に合致していると判断しましたので導入を決断しました。

なるほど、それは心強いお言葉ありがとうございます。ところで貴社はPaperLabのPR活動にご協力頂いておりますが、具体的な内容を教えてください。

髙島氏:私たちは様々な企業や地方公共団体(以下、地公体)への顧客基盤があり、当社からもお客様にPaperLabを紹介しています。お問い合わせを頂いたお客様にはPaperLabの見学会を開いております。また現在、グループ会社の富士通リースを通して、日本全国でサポートできる体制を整えていますので、導入を検討されている方にはリースやレンタルといった方法も提案しています。こうした活動によってPaperLabを広めて行く一助となればと考えています。

世界が注目するESG投資と
PaperLabの共通点

ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮している企業を重視・選別して行う投資のことで、近年、企業の投資価値を測る新たな評価基準として注目されている。そこで、PaperLabはESG投資においてステークホルダーへの良いアピールになる、と髙島俊史氏は語る。

見学会ではどのような反応がありましたか。

髙島氏:オフィス内の様々な文書をシュレッダー以上のセキュリティレベルで処理でき、ほとんど水を使わず新しい紙が生まれるというPaperLabの新技術には、みなさん驚かれているようでした。また、新たに作られた紙の品質に対しても、高く評価頂いていると感じました。

PaperLabは貴社の事業展開上どのように活用できるとお考えですか。

髙島氏:ESG投資が株式市場で注目を集めていますが、PaperLabは紙のリサイクルという点で環境、機密書類の抹消という点でステークホルダーへの良いアピールになると思います。実際、当社でもCSRトピックスとしてホームページ上にPaperLabの導入に関する記事を掲載し、ESGへの取り組みをアピールしています。

目に見える循環サイクルで
変化する環境意識

PaperLabの運用体制を教えてください。

湯沢氏:総務部の庶務業務を担当する社員がPaperLab専用の回収BOXから使用済みの紙を回収し、ステープラーの針がないかなど確認して実機に投入しています。PaperLab運用5ヶ月の累計では、給紙枚数が約178,000枚で、厚紙を含む製紙枚数が約86,000枚となっています。

再生した紙はどのように使用されていますか。

髙島氏:以前当社で、社員の子供達を職場に呼んで仕事紹介をする、家族職場訪問(ファミリーデー)というイベントを開催しました。その際、子供達の名前が印刷された名刺をPaperLabで作成し、プレゼントしました。みなさん、自分の名刺を持つのは初めてだったでしょうから、とても喜んでいましたね。親御さんの上司や同僚と、嬉しそうに名刺交換をしておりました。また、社員向けとしては電話メモを作成して本社の各フロアに配置しております。

社内の環境意識に変化はありましたか。

髙島氏:これまで使用済みの書類はシュレッダーに掛けるか、溶解処理していたのですが、PaperLab導入後は専用の回収BOXに入れれば、社内で再生して手元に戻って来るという、視覚可能な循環に代わりました。目の前で紙が新しく生まれ変わる驚きは、大人にとっても実に楽しいものです。その分かりやすさをもって、さらに紙に対する環境意識を高めていきたいと思います。

環境保全コストをポジティブに解釈して
ビジネスに繋げる

リース・ファイナンス事業から発展して『金融×サービス×事業』の新領域を切り拓いている東京センチュリーは、企業の社会的責任を「新たなコスト」としてネガティブに捉えるのではなく、「新たな可能性」としてポジティブに捉えている。PaperLabは、それらの歩みを共にするパートナーとして期待を持たれている。

今後、PaperLabの用途をどのように展開させていこうとお考えですか。

髙島氏:これまで、助走期間として様々なアイデアを出し、試行錯誤を繰り返してきました。今後はそれらを具体化し、「循環型経済社会の実現への貢献」という企業理念を社内外にアピールしていきたいと考えています。

PaperLabにどのような可能性を感じていますか。

髙島氏:リサイクル、リユースといった環境への取り組みは、企業や地公体において社会的責任であるといえます。またそれは、避けることのできないコストとしても考えられています。しかし今後は、そのコストをポジティブに解釈して、ESG投資などの観点からビジネスにつなげていくことが大切だと思います。PaperLabは、環境への取り組みを目に見える形で具体的に展開できるので、今後さらに需要は拡大していくのではないかと考えています。
(参考)東京センチュリー株式会社 CSRへの取り組み

(記事の内容、肩書きなどは2018年3月現在のものです)

  • エプソンが社内で実践する 環境配慮型 オフィス
  • エプソンが考える「環境負荷を減らすものづくり」 スマートサイクル
  • 紙の循環で、つぎの地域共創を。 紙の循環で、つぎの地域共創を。 KAMIKURU

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