
写真をプリントするためには、元のデータの色(RGBデータ)を忠実に再現するために、どの色のインクをどのくらいの量で使うか、インク配分を規定する必要があります。このインク配分をLUTと言います。
しかし、1色のデータに対してインクの組合せは幾通りも選ぶことができ、インクの色が増えるほど、その組合せは膨大になります。その中から、より良いプリントになる最適な組合せを、LCCSが自動で選択します。
より良いプリントに要求されるポイントとして、次の4つがあります。
- なめらかで色浮きのない綺麗なグラデーション
- どんなに近くで見ても分からない細かな粒状性
- ハイライトやシャドー部分も潰れない表現力
- 照明が異なっても色が変化しない優れた光源依存性(カラーインコンスタンシー)

- 乱れたグラデーションやハイライト、シャドー部の潰れを防ぐには、階調性を整える必要があります。LCCSは階調を整え、なめらかな色の分布に調整します。
また、インクを増やして色の再現領域を拡大すると、特定の色域だけが強調されて階調性が破綻します。それを、他の色との組合せにより解消します。 - 粒状性を改善するためには、多くの組合せの中から最適な組合せを選択する必要があります。
- インクの組合せによって作られる色は、 光源によって反射する色が不規則に変化する特性を持つ場合が多く、それぞれのインクを組み合わせることにより、光源の影響を受けづらい色を作り出すことができます。
そして、これら3つの特性を考慮した最適なインク配分は、LCCSにより自動生成されます。




