【東京写真月間2024】写真の力で伝えよう SDGs

【東京写真月間2024】写真の力で伝えよう SDGs
大塚 友記憲『ヌタカウペ』
長田 達明『魚津埋没林-沈黙からの目覚め』
川口 和之『OKINAWAN PROSPECTS』

  • 会期:2024年5月24日(金)~6月12日(水)
  • 時間:11:00~18:00
  • 休館:日曜日
    • (注)状況により会期・開催時間が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
    • (注)会期中、エプソンスクエア丸の内施設内で音を伴うイベントを開催することがあります。あらかじめご了承ください。
    • (注)出展作家不在の際、当館で作家への贈り物のお預かりはお断り申し上げます。
    • (注)祝花はお断り申し上げます。

この度、エプサイトギャラリーは公益社団法人 日本写真協会新規ウィンドウが開きますが主催する「東京写真月間2024」の国内企画展の一つとして、「写真の力で伝えよう SDGs」をテーマとし、写真家3名のグループ展示を行います。

▶ 作品紹介

大塚 友記憲『ヌタカウペ』

北海道の中央部に位置し、最高峰・旭岳(2,291m)を中心とした標高2,000m級の火山群の連なりの総称として現在は大雪山と呼ばれている山々。ちょうど90年前にここが日本で初めての国立公園として指定された時の指定理由は、「原始山岳環境を色濃く残されている」とされているように、今も豊かな生態系が残され、この地に降り積もる大量の雪はやがて、川やミネラル分豊富な地下水として北の大地や人々を潤し続けてくれている。先住民族の上川アイヌの人々が昔から畏敬の眼差しで「ヌタカウペ」(川の湾曲部の上にいつもいらっしゃるもの)と呼んでいた景色は100年後200年後も変わらず残していけるだろうか。

長田 達明『魚津埋没林-沈黙からの目覚め』
地元魚津市で発見された特別天然記念物の魚津埋没林は、約2000年前に流れ出た土砂がスギの原生林を埋め、その後海面が上昇して現在の姿になったと考えられています。ファインダーを通して見た埋没林の迫力に強い衝撃を受けました。長い刻を経て現れた千古の姿は神秘的で、その不思議な空間は現代社会に何かを訴えているように感じることができます。作品を通し、埋没林の誕生や生命力など、いろいろ想像し楽しんで頂きたいと思います。

川口 和之『OKINAWAN PROSPECTS』
PROSPECTSシリーズは、その言葉の一義である「眺望」や「見通し」といった意味に加え、その場所の歴史性を踏まえながら、将来の姿や展望を写真により浮かび上がらせる試みです。
沖縄県の自治体は2019年から継続して自治体SDGsモデル事業として選定されていますが、2021年にSDGs未来都市に選定されました。そのテーマは以下のとおり。
"誰一人取り残さない持続可能な美ら島「沖縄らしさ」の実現"
~SDGs推進による沖縄の継承と変革への挑戦~
70年代半ばから約50年に亘り沖縄の各地を撮り続けてきましたが、変わらない沖縄と変わり続ける沖縄の現実を見据え、思索を重ねるべきだと考えています。今回は平成後半の15年間に撮影した、変貌を続ける街並みや人々の暮らし、在り続ける基地や御嶽や蒼い海など、琉球弧のさまざまな点景を発表いたします。

大塚 友記憲

大塚 友記憲 | おおつか ゆきのり

千葉県出身。北海道・東川町在住。大雪山を四季を通じて撮影している写真家で登山ガイド。写真集「ブラボー!大雪山」「ヌプリコロカムイノミ」「北の残照」。
映画「カムイのうた」自然風景映像撮影。
日本写真協会会員。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。
NPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」理事。

web:http://yukinori.net新規ウィンドウが開きます
instagram:@yukinori_otsuka_photography新規ウィンドウが開きます

長田 達明

長田 達明 | ながた たつあき

[略歴]
1944 富山県生まれ
2018 (一社)二科会写真部 会員推挙
2020 (一社)二科会写真部 富山支部 支部長
2022 第70回二科会写真部公募展 審査員
2023 魚津埋没林「沈黙からの目覚め」写真集出版
2023 第71回二科会写真部公募展 会員賞

[現在]
公益社団法人 日本写真協会 会員
一般社団法人 二科会写真部 会員

川口 和之

川口 和之 | かわぐち かずゆき

1958年 姫路市生まれ、1977年「フォトストリート」創設。写真誌「季刊・Photo Street」を9号(1981年)まで発行。2015年、第27回「写真の会賞」受賞。
2017年から新宿の「photographers’ gallery」運営に参加。『陰と陽』同人。写真展は個展・グループ展など通算100回以上開催。写真集「沖縄幻視行」「PROSPECTS」シリーズなど20点程刊行。写真集編集制作も手掛けており、「写真・飯田幸次郎」など多数。
日本写真協会会員。