2015年度 ヒューマンライフ部門 フォトストーリー賞[帰郷 ~私の愛した場所~] 冨成 鉄

受賞作品

Tetsu Tominari 東京都
作品サイズ : A3ノビ、4枚組作品
使用プリンター : エプソン「PX-5500」
使用用紙 : エプソン「画材用紙」
使用カメラ: EOS 5D Mark II(キヤノン)

彼女が自身の運命であると認識する分身“majeira”を探し出す試みとして出発した写真の旅。写真にはそれが影の様に宿ると彼女は言う。影自らが誘う場所の記憶をひとつひとつ辿り僕はそれを記録した。その記録は“majeira”の秘密が解き明かされていくドキュメンタリーでもある。

審査員講評

田沼武能
女性をモデルに使って作者の愛している故郷を表現している作品で、こうしたタイプは今回の応募作品の中では珍しかったように思います。撮るだけではなくその前後のシナリオまで構築しながら作り上げる手法ということで、コンセプチュアルアートのような一面も兼ね揃えています。モデルの衣装や髪型、ロケーション、演出などが一枚一枚綿密に準備され、さらにプリント用紙の少し淡いような質感のもので仕上げているところが雰囲気を一層引き立てています。