
水面にうかぶ「鯉」の姿、眼球が良く見える様に、又、強調するため、カラーをモノクロに変換し、コントラストを上げました。
中村征夫
背景がゆっくり暗く沈んでゆくトーンの美しさが冴え立つ作品です。鯉が泳いでいるこの水は濁っていて、おそらく実際に見るとそれほど綺麗ではないと思います。しかし、モノクロにした時にそれが美しいグラデーション表現に繋がることを、作者は知って狙っていたのでしょう。「ここに生きているぞ」という鯉の生命感が写真から滲み出てくるようです。