技術・イノベーション

イノベーションを支える技術

自律型双腕ロボット

エプソンのロボティクス技術の集大成

エプソンは、今まで培ってきたロボティクス技術を結集し、「見て、感じて、考えて、働く」自律型双腕ロボットWorkSenseの商品化を2017年11月に発表しました。

近年、市場ニーズの多様化や、需給がめまぐるしく変動するなど、製造現場でも多品種少量の生産や、必要なものを必要なときに生産するJIT(Just In Time)生産など柔軟な対応が要求されています。『WorkSense W-01』は、一般的な産業用ロボットのように装置に組み込み、固定して作業を行うのではなく、必要な場所に機体を移動させ単独で人に代わって組み立てや搬送などの作業を行えるように開発され、以下の特長から、これまで困難だった生産の自動化を可能とします。

自律型双腕ロボット WorkSense W-01

(注)本サービスは、YouTube™のサービスを使って提供いたします。
(注)YouTubeは、Google Inc.の商標です。

見て

4つの頭部カメラ、2つのアームカメラによって人間の目と同じように、3次元空間上で対象物の位置・姿勢を正確に認識できる機能を有し、対象物や障害物の配置が変わっても、自ら見つけて位置を把握できます。

感じて

開発過程で先行して商品化した高精度な力覚センサーを搭載した2本のロボットアームが、力を感じることで、人の手と同じように力をコントロールして対象物にダメージを与えることなく組み立てや搬送などの作業を行います。

またアームの先には、さまざまな形状・大きさの対象物を「握る、つかむ、挟む」ことができる多目的ハンドを標準装備しています。人が使う道具や治具をそのまま利用して作業できます。

考えて

3次元空間上で対象物の位置・姿勢を正確に認識する機能を有しているため、ロボットの設置場所を変更してもプログラムを変更せずに即座に作業を開始できます。そのため、日々異なる場所でさまざまな作業をさせるなど、急な生産体制の変更にも柔軟に対応できます。また7軸アームの経路や姿勢、障害物の回避をロボットが自ら考えます。

働く

人の腕のように動く7軸アームを2本有します。左右別々の作業を行うことができるほか、部品を押さえながらネジ締めするなど、片腕だけではできない双腕による協調作業ができます。

エプソンは、独創のロボティクス技術を磨き続けることで、人々を単純労働から解放し、よりクリエーティブな仕事に集中できるようにします。そして人とロボットが共存する豊かな世の中を実現していきます。