ロボット技術一覧

エプソンのロボット技術をご紹介します

「省・小・精の技術」に加え、センシングとスマートを融合させたコア技術を製造領域で磨き上げ、それらの技術を広げて、さまざまな領域でロボットが人々を支える未来を実現します。

ロボット技術で実現する世界

エプソンのロボット事業の成り立ち

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世界初のクオーツウオッチ(水晶振動子式腕時計)を世に送り出したエプソンは、腕時計のムーブメント(針を動かす内部機構)を量産するため、自社でスカラロボットを開発し、1983年、スカラロボットの販売をスタートしました。 以来、35年以上にわたり、お客様がものづくりの自動化を実現できる速度や精度、使いやすさを実現してきました。

ムーブメントを高い品質で量産するには、熟練作業者のようなスピードと正確さ、それを長時間発揮し続けるという、相反する要求に応える必要があります。
エプソンは、それらを両立させるという高い目標に向かってロボット制御技術に磨きをかけ、さらに自社の水晶デバイスを用いたセンシング技術と融合させることで、ロボット制御技術にブレークスルーをもたらしました。

また、その技術を拡張し、ロボットが架台や周辺機器に与える振動を抑制することで装置設計の自由度を高める技術もお届けするなど、あらゆる側面からスピードと正確さの両立に向き合ってきました。

そして、以前からニーズが高く、難易度が高いのが、人の感覚で力加減を調節しながら行う作業の自動化です。これを実現すべく、エプソンは自社の水晶デバイス技術を活かし、変形しにくいにもかかわらず微小な力の変化や回転方向を検出できる、高精度なものづくりに適した力覚センサーを開発しました。
これにより、従来のビジョンシステムによる「視覚」に加え、「触覚」をも得たエプソンロボットは、ものづくりのさまざまな課題を解決する可能性を秘めています。

水晶デバイス技術やセンシング技術を通じて、数々のイノベーションを起こしてきたエプソンは、これからも速度や精度、使いやすさを追求し続け、お客様のものづくりの自動化をサポートしていきます。

エプソンのロボット技術

エプソンは画像認識や、力や加速度を高精度で制御するセンシング技術を磨き、高い動作性能と操作性で、複雑化する市場ニーズに対応し自動化へのハードルを下げます。

人間の「感覚」を加える力覚センサー

力覚センサー

繊細な部品の組み立てや、狭い隙間に部品をはめ込むような精密な作業では、人の「感覚」に頼った微妙な力加減が必要になります。エプソンが得意とするセンシング技術の一つである水晶圧電方式を採用した力覚センサーは、人が精密な作業を行う際に欠かせない「感覚」をロボットに加える技術です。

自動加速度・速度調整技術

製造ラインロボット

ロボットを導入した製造ラインで生産性向上を図るためには、ロボットを高速で正確に動かすことが重要です。

自動加速度調整・自動速度調整は、どのような動かし方でも設定したモーターの許容範囲内に振動を抑え、加速度や速度を自動的に大きな値に設定する技術です。

ジャイロセンサーによるサーボ制御

ロボットイメージ

高速・高精度なロボット制御を実現するために解決しなければならない課題のひとつが、ロボットの振動低減です。エプソンでは、手先の動きを測定する独自のジャイロセンサーによるサーボ制御を開発し、高速で「ピタッと止まる」技術を実現しました。

分光カメラの画像処理技術

分光カメラ検査イメージ

製造ラインでは、製品品質を一定に保つために色のバラツキ検査や表面コーティングの確認検査など、外観検査が必要となる場合があります。これらの検査は微妙な色味を判別するのが難しく、人の感覚に頼った目視検査が主流でした。プリンターなど”色”をビジネスとするエプソンだからこそ実現した、小型・軽量の分光カメラを採用することで、目視検査に頼っていた外観検査の自動化が実現できます。

ロボット技術が果たす社会的責任

製造ラインロボット

新興国における所得水準上昇、先進国での少子高齢化などで、生産現場の人材獲得競争の激化が問題になっています。ロボットによる自動化は進んでいるものの、設置スペースの問題や自動化が難しい高精度な工程もあり、まだまだ多くの生産現場に人の手が介在せざるを得ません。また、ロボット導入作業に複雑な技能設定が必要なことも導入を妨げる要因となっています。

エプソンは独自のロボティクス技術とセンシング技術を核とした高速・高精度動作の実現により、お客様の期待を超えるソリューションを提供し、お客様の生産性を向上したいと考えています。

例えば、微小な力を感じることができるエプソンの力覚センサーは、ロボットに「感覚」を与えることができ、人が感覚に頼って行うような部品同士のはめ合い、FFC(Flexible flat cable)やコンデンサーの挿入といった高精度な作業でも自動化できます。
このような自動化を容易に実現できるソリューションを提供することで、人が行っていた作業のロボットへの置き換えに貢献します。今後、自動化・省人化の価値をさらに進化させることにより、多様な産業の発展を実現します。