技術・イノベーション

イノベーションを支える技術

熱を使わないインク吐出技術:Heat-Free Technologyの優位性

エプソンのピエゾインクジェット方式の原理的優位性

生産性・印刷品質・環境性能を左右するインク吐出技術

エプソンは、インクジェット方式の中でも、独自のマイクロピエゾ技術を確立しており、この熱を使わないインク吐出技術がホーム・オフィス向けをはじめ、エプソンのあらゆるインクジェットプリンターに共通の技術基盤となっています。

このコア技術により、エプソンのインクジェットプリンターは、現在オフィスなどで主に使われているレーザープリンターに匹敵する生産性と印刷品質を実現し、合わせてTCOの低減や環境負荷低減に貢献します。

※Total Cost of Ownership:導入や維持・管理に関わる費用の総額

レーザー方式との比較

レーザー方式の印刷は、帯電・露光・現像・転写・定着まで、数多くの工程を経て印刷する方式です。トナーという微細な粉末を紙に接触させて転写し、熱と圧力で定着する処理が行われます。

これに対し、エプソンのピエゾインクジェット方式は、熱を使わずにインクを紙に吹き付けるだけの非接触でシンプルな構造であるため、故障しにくく、交換部品や廃棄物が少ないというメリットがあります。万が一紙詰まりが発生した場合でも、簡単に紙を取り除くことができるほか、高温となる部品もなく安全に作業を行うことができます。また、熱を使わないことは、消費電力が少ないといったメリットにもつながります。

印刷開始時のウオームアップが不要なため一枚目が出るのが速い

※イメージ図。機種によって温めに必要な時間は異なります。

印刷工程に熱を使わないから必要な電力も少ない

※イメージ図。機種によって実際の消費電力は異なります。

熱を使わずシンプルな構造
交換部品数を大幅に削減でき、省資源化を実現

万が一の紙詰まり時も、メンテナンスが簡単

※当社マイクロピエゾヘッドの原理的優位性の説明であり、インクジェットプリンターの商品としての性能説明ではありません。

他のインクジェット方式との比較

他社で多く使われているサーマルインクジェット方式は、ヒーターによる加熱でインク内に気泡を発生させて、インク滴を吐出するため、印刷時にインクを一定の温度以下に制御する必要があります。特にインク打ち込み量の多い高濃度印刷の際には、加熱が続いてしまうためクールダウンタイムが必要になり、印刷スピードが大きく低下する場合があります。

それに対して、エプソンのピエゾインクジェット方式は、熱を使わず電圧を加えることで収縮するピエゾ素子の機械的な動きによってインク滴を吐出するため、高濃度印刷でも印刷スピードが安定しています。さらに、熱によるデバイスの性能劣化が少なく、耐久性に優れています。

印刷濃度が高いパターンも速度を落とすことなく印刷
稼働時間が短くなる分、電力も節約

※イメージ図。印刷パターンによって異なります。

熱を使わないためヘッドの劣化が少なく交換不要
ピエゾ素子はセラミック製で素材的な劣化もしないため、高耐久

※イメージ図。

※当社マイクロピエゾヘッドの原理的優位性の説明であり、インクジェットプリンターの商品としての性能説明ではありません。

マイクロピエゾ技術