ドットコントロールテクノロジー

安定して高速・高画質を実現する
「ドットコントロールテクノロジー」

すべてのプリンターに求められるのは、高画質な印刷を速く安定して行えることです。 しかし、プリンターが制御できない要因、例えば多種多様な用紙で印刷をされる場合に、高速・高画質が安定的に得られない場合があります。そのような場合であっても高い印刷品質を安定して実現してくれるのが「ドットコントロールテクノロジー」です。
「ドットコントロールテクノロジー」の役割や、その背景にある技術について解説いたします。

「ドットコントロールテクノロジー」
とは

ドットコントロールテクノロジーは「速い・きれい・安定」の3要素を高い次元で実現するためにエプソンプリンターに搭載されている技術です。高品質なインクジェット印刷において重要な要件の一つとして挙げられるのが「正確なドット位置」です。
エプソンはPrecisionCoreテクノロジーなどの独自技術により高い着弾位置精度を実現していますが、多種多様な用紙があるなかで、用紙によってはたわみや、搬送時の用紙滑りなどを要因とした要因としたドット位置のずれが発生し、「正確なドット位置」が得られない場合があります。
そのような場合であっても、画質劣化を抑制し、高画質な印刷を速く安定して行えることを実現しているのが「ドットコントロールテクノロジー」です。

「ドットコントロールテクノロジー」を
構成する2つの技術

ドットコントロールテクノロジー

ドットコントロールテクノロジーは、「ハーフトーニング」と「マイクロウィーブ」の2つの技術によって成り立っており、各技術により画質の荒れや色むらやバンディングを抑制します。 ドットコントロールテクノロジーは、カラーコントロールテクノロジーのカラーマネジメントフローによって得られたインク量を、ハーフトーニング処理によってドット量に変換し、その後マイクロウィーブ処理によってプリンター印刷を実現しています。 ドットコントロールテクノロジーを構成する「ハーフトーニング」「マイクロウィーブ」の技術について詳しく見ていきましょう。

エプソンのハーフトーニング

ハーフトーニング

エプソンのハーフトーニングは、データの持つ滑らかで自然な色や階調を再現するほか、ヘッドの往復走査時にずれが起きても画質の荒れを最小限に抑えることができる技術です。 往路復路を組み合わせたドット分散性に加え、往路と復路の各々のドット分散性も良好にすることで、ずれが起きたときの画質の荒れを抑制します。

マイクロウィーブ

マイクロウィーブ

マイクロウィーブとはパス間のずれが生じても色むらやバンディング(帯状のスジ)を目立たなくさせる技術です。
一般的には、色むらやバンディングを目立たなくするためには印刷速度を犠牲にしますが、エプソンのマイクロウィーブは、ハーフトーニングで決めたドット配置に対してどのパス・どのノズルでドット吐出するかを最適化し、ずれの分散を最大化することで高速・高画質の両立を実現しています。