受章

「黄綬褒章」・ 卓越した技能者「現代の名工」

黄綬褒章

褒章は、社会や文化などに貢献した者を顕彰する日本の栄典のひとつで、顕著な功績を認められるものに対して授与されます。その貢献の内容により紅綬、緑綬、黄綬、紫綬、藍綬、紺綬に分かれており、黄綬褒章は『その道一筋に業務に精励し衆民の模範となる者』に贈られます。

小松 郁清Ikukiyo Komatsu

1985年に行われた第28回技能五輪国際大会時計修理職種で金賞を獲得した実績を持ち、以降、指導者として多数の優勝者、入賞者を輩出し、時計技能者の指導・育成は、実力・実績共に第一人者である。
厚生労働省管轄の技能検定(時計修理職種)検定委員、技能五輪(時計修理職種)の競技委員などを務め、全国の時計産業発展及び業界の技能継承と向上に多大な貢献をした。
長年、小中学校や各種イベントなどで、時計組立体験教室を実施し、ものづくりの楽しさや感動などを伝え、地域社会への貢献と青少年育成にも寄与している。

<経歴>

1982年 浜沢工業(株)<現セイコーエプソン(株)>入社
1985年 第23回技能五輪全国大会時計修理 金賞
1985年 第28回技能五輪国際大会時計修理 金賞
2010年 卓越技能者知事表彰「信州の名工] 受章
2014年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」 受章
2015年 「厚生労働省ものづくりマイスター」 認定
2019年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

2019年受章
小松 郁清 Ikukiyo Komatsu
時計技能士(組立・修理)

中田 克美 Katsumi Nakata

2018年受章
中田 克美 Katsumi Nakata
時計技能士(組立・修理)

高級時計組立の分野で高い技能を追求し、組立技術の確立や後進の育成に寄与した。 現在は、スプリングドライブを搭載したミニッツリピーター腕時計などの時計技能士として高い評価を得ている。

<経歴>

1982年 (株)諏訪精工舎 <現セイコーエプソン(株)>入社
1984年 第22回技能五輪全国大会 時計修理部門 金賞
2008年 卓越技能者知事表彰「信州の名工」受章
2010年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」受章
2018年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

※ミニッツリピーターとは、時分を機械的に音を鳴らして知らせる機構

中澤 義房Yoshifusa Nakazawa

高級時計組立の分野で高い技能を追求し、組立技術の確立や後進の育成に寄与した。1981年アメリカ開催の技能五輪国際大会(時計修理職種)で金メダルを獲得。クオーツ時計世界最薄ムーブメント※1の専任組立者を長年担当し、現在はスプリングドライブを搭載したソヌリ腕時計※2などの時計技能士として高い評価を得ている。

<経歴>

1978年 (株)諏訪精工舎 <現セイコーエプソン(株)>入社
1981年 第26回技能五輪国際大会時計修理 金賞
2006年 卓越技能者知事表彰「信州の名工」受章
2008年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」受章
2009年 ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞
2015年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

※1 1989年当時

※2 ソヌリとは、毎正時を機械的に音を鳴らして知らせる機構

2015年受章
中澤 義房 Yoshifusa Nakazawa
時計技能士(組立・修理)

柴田 浩一Koichi Shibata

2011年受章
柴田 浩一 Koichi Shibata
金型組立て・仕上げ技能士
射出成型技能士

高温・超高圧の圧力容器である人工水晶育成炉のシール面の精密手仕上げに永年精励し、世界最大の人工水晶育成炉の安全操業を継続するともに、国内外グループ拠点の若手社員への技術・技能向上指導および県内工業高校における講演や実技指導を通じて後進技能者の育成にも大きく貢献している。

<経歴>

2000年 セイコーエプソン(株)入社
2006年 青森県卓越技能者表彰
2008年 青森マイスター認定(製造過程の管理)
2010年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」受章
2011年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

竹岡 一男Kazuo Takeoka

1977年オランダ開催の技能五輪国際大会(時計修理職種)で金メダルを獲得。優れた技術や、技能でウオッチ事業の発展に寄与する傍ら、後進の育成に力を注いだ。長野県で「信州匠の時計修理士」立ち上げの中心となり、さらに現在は日本時計業界の技能発展のために日本時計協会で活躍している。

<経歴>

1975年 (株)島内精機 <現セイコーエプソン(株)>入社
1977年 第23回技能五輪国際大会時計修理 金賞
2006年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」受章
2010年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

2006年受章
竹岡 一男 Kazuo Takeoka
時計技能士(組立・調整)

塩原 研治Kenji Shiohara

2005年受章
塩原 研治 Kenji Shiohara
時計技能士(組立・調整)

1979年アイルランド開催の技能五輪国際大会(時計修理職種)で金メダルを獲得。その後、長野県の時計技能検定委員を務めるなど技能士の指導・育成に積極的に取り組む。2000年にはマイクロアーティスト工房を設立し、傑出した商品の開発と技能伝承に寄与している。

<経歴>

1976年 (株)島内精機 <現セイコーエプソン(株)>入社
1979年 第25回技能五輪国際大会時計修理 金賞
2003年 厚生労働大臣表彰 卓越した技能者「現代の名工」受章
2005年 経済産業大臣表彰「黄綬褒章」受章

他、受章者

受章年 氏名  
1956年 高石 文 時計関連技能士
2016年 飯森 尚 金型組立て・仕上げ技能、射出成型技能

卓越した技能者「現代の名工」

社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の社会的地位と技能水準の向上を図ることを目的に、1967年に制定された表彰制度で、毎年1回、厚生労働大臣により決定されます。
金属加工、機械器具組立・修理などの各産業部門において卓越した技能を有する方々が対象です。

氏名 受章年度 職種
中山 きよ子 1971年 時計技能士(組立・調整)
稲垣 篤一 1973年 時計技能士(組立・調整)
田中 功 1984年 旋盤技能士
小池 健一 1987年 時計技能士(組立・調整)
鎌野 幸雄 1988年 機械仕上げ技能士
細谷 千治 1991年 その他の機械器具組立技能士
家塚 恒夫 1998年 機械検査技能士
兼田 精 2001年 その他の機械器具組立て技能士
塩原 研治 2003年 時計技能士(組立・調整)
北澤 猛 2005年 数値制御金属工作機械技能士
竹岡 一男 2006年 機械式時計技能士(組立・調整)
原 光男(エプソントヨコム) 2006年 機械装置技能士(製作・調整)
酒井 貞明 2007年 その他の機械器具組立て技能士
中澤 義房 2008年 時計技能士(組立・調整)
飯森 尚 2008年 金型仕上げ技能士
中田 克美 2010年 時計技能士(組立・調整)
桜井 賢治(エプソントヨコム) 2010年 産業用機械組立技能士
柴田 浩一(エプソンアトミックス) 2010年 金属手仕上技能士
小松 郁清 2014年 時計技能士(組立・調整)