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OTTAIPNU® × smart canvas カエルノジカンの楽しみ方

テキスタイルデザイナー有限会社ウンピアット取締役東京造形大学教授 鈴木マサル Masaru Suzuki × 三宅哲也 Tetsuya Miyake smart canvas プロデューサーセイコーエプソンウエアラブル機器事業部W企画・営業部(営業開発)課長

smart canvas × OTTAIPNU® カエルノジカンの楽しみ方

OTTAIPNU®の世界

OTTAIPNU(オッタイピイヌ)は鈴木マサルが手掛けるテキスタイルブランドです。大胆な構図、鮮やかな配色と版の重なりから生まれる奥行きのある色彩。動物や植物など日常的な温かみのあるモチーフから、見る人を自然と笑顔にするようなユーモアあふれる色鮮やかなファブリックを中心に、タオルやバスマット、ハンカチ、傘など、生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開。
OTTAIPNU「shika」
OTTAIPNU「shika」
鈴木マサル
鈴木マサル
テキスタイルデザイナー
有限会社ウンピアット取締役
東京造形大学教授

1968年千葉県生まれ。
多摩美術大学染織デザイン科卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。
1995年に独立、2002年に有限会社ウンピアット設立。
OTTAIPNU「caeru」

鈴木さんを知れば知るほど、お願いしたい気持ちが止まらなくなった

三宅:今、日常的な腕時計の装着率が下がっているんですよ。一説には男性が50%以下、女性においては30%以下という調査があります。腕時計をしていない人たちは、携帯電話など、他の手段で時間を知っているわけですね。
この状況は少しさみしいなと思って、電子ペーパーを動かす技術を活かして、時間を知る以外の価値がある、むしろ時間を忘れるための時計というものを作ってみようと思ったのが、スマートキャンバスの企画を考えた最初のきっかけです。
時代はデジタル化が進んでいます。スマートキャンバスもデジタル製品と言えますが、その中で、機能や便利さとはまた違う価値として、アナログの優しさのようなものを表現できたらいいなと常に考えています。
以前、青山のスパイラルに行ったときに偶然鈴木さんの傘の展示を見る機会があって、その世界観にとても感動しました。そこから鈴木さんの作品やブランドのことを調べ始めて、鈴木さんのことを知れば知るほどこの人にお願いしなければという想いが止まらなくなって。あるきっかけで鈴木さんにお会いすることができて、今回のコラボレーションが実現しました。
鈴木:お話をいただいたのは、ちょうどデジタル最先端なスマートウオッチが大きな話題になっていた頃で、そんな時代に、三宅さんたちは何をやっているんだろうと不思議に思いました(笑)。私は、スマートキャンバスはデジタルなのにアナログの要素がふんだんにあるところに興味を惹かれましたね。紙芝居みたいで、人との距離が近い感じがするなあ、と思って。
この時計は言ってみればローテクっぽいですよね。中身はとてもハイテクなのに、見た目はかなりローテク。そこがとても気に入りました。
鈴木さんを知れば知るほど、お願いしたい気持ちが止まらなくなった OTTAIPNU「Masaru Suzuki Exhibition 2014」
OTTAIPNU「Masaru Suzuki Exhibition 2014」

人の気持ちが盛り上がる、そういうところを仕事にしているのかなと思う

鈴木:今回、時計の数字もバンドも、すべて手書きで描いています。画面では、カエルが動いていく舞台を考えながら、紙芝居のように1枚1枚めくっていくような状況をうまく設定できたらと考えました。「からくり」はスペックの制限いっぱいまで描きましたね。三宅さんには、「鈴木さんが思うようにやってみてください」と言っていただけたので、僕も「こんな感じでどうでしょう」という感じで提案してみました。
三宅:とにかく鈴木さんが表現したい世界を実現しようという気持ちで作りあげました。結果、容量制限の限界ギリギリまで色々な絵が入って、時間や季節にあわせてさまざまなシーンが情感とユーモアたっぷりに描かれた、楽しい作品ができあがりました。
かなりの枚数になりましたが、実際描いてみて難しかったことなどはありましたか?
鈴木:小さい画面の中で表情を出すために簡略化させるなど、少し難しかったところもありますが、うまく表現できたと思います。
三宅:鈴木さんは柔らかい物腰の方ですし、今回の内容もユーモアあふれる楽しいものですが、色使いや線の1本1本まで、すごいこだわりを持っていますよね。そこにかける情熱はやはりすごいアーティストだなと改めて感動しました。
今回はカエルが主人公になっていますが、鈴木さんは動物をモチーフにした作品が多いですよね。
鈴木:昔からモチーフとして動物を描いたり見たりするのが好きでしたね。幾何学模様とかよりも人との距離が近くて、伝わりやすいというのもあります。例えば僕のブランド「オッタイピイヌ」では傘なども作っていますが、傘であっても一瞬で人の気持ちを変えて、明るくできるというものでありたいと思っています。例えば会社で嫌なことがあった帰りに思わず衝動買いしてしまうような(笑)そんな傘でありたいと。
僕は主にプリントテキスタイルという、生地に色と柄がついたものを作っているわけですが、言ってみれば、プリントの色や柄は、機能としては生地に無くてもいいものですよね。でも、それをあえてやっているというのは、色や柄によって人の気持ちはすごく盛り上がる、変化する、そういうところを僕は仕事にしているのかなと最近は思っています。
OTTAIPNU「mizutama bird」「fukurou」「hebi」「tsukiakari」「koishi」
OTTAIPNU「mizutama bird」「fukurou」「hebi」「tsukiakari」「koishi」
ハッピーでかわいいだけじゃないところも楽しんでほしい OTTAIPNU「house」
OTTAIPNU「house」

ハッピーでかわいいだけじゃないところも楽しんでほしい

三宅:「カエルノジカン」では、新たに季節で変わる画面を取り入れました。時計の“日時を知る”という機能においては、葉っぱが変わったり絵が変わったりしても意味は全くないですが、こういうからくりは見ているだけで楽しい気持ちになりますよね。四季や景色を楽しむという人間の基本的な欲求みたいなものを、鈴木さんはよく理解されていると思いました。それは人にとって、本当に大切なことです。デジタルや機能だけで生きていたら時々つまらないと思うし、今回、そういう「余裕」の部分を作っていただけたと思います。
鈴木:デジタルがすべて悪いわけではないですが、アナログが持っているちょっとした面倒くささとか、ずれが生じるようなところを僕は大切にしていきたいと思っていますね。
三宅:あとはハッピーで可愛いだけじゃない、たとえば夜中にはお化けが出てきたりとか、コウモリがいたりとか、ちょっとダークな部分もありますね。
鈴木:夜中の2時とか3時あたりですね。たまたま眠れなくてふと時計を見たら、こんなのが出てる!みたいなことが起こったら楽しいと思っています。画面の組み合わせのバリエーションが多いので、もしかしたら使い始めてから2年後ぐらいに初めて見る画面があるかもしれませんね。
あとは、温度計の画面では、氷点下になるとカエルが冬眠したりもします。これは日本ではなかなか見られないと思いますが(笑)。
三宅:バンドにはビビッドな色を使っていますよね。これには何か狙いがありますか?
鈴木:ファッショナブルに使ってもらいたいと思いまして。時計のバンドってたいていシルバーか黒か白くらいしかないじゃないですか。なので、あえてこういう色をつけて、楽しさを出したいと思いました。バンドにもカエルやヘビをあしらっていますが、キャラクターグッズにはしたくなかったので、実際につけたときには手首の内側に回って、あまり表に出てこないようにしています。
三宅:先ほど「アナログ的なずれ」を大切にしたい、というお話がありましたが、このバンドの色も、あえてずらして描いていますよね。
鈴木:僕はヴィンテージのファブリックや、ロシア・アヴァンギャルドのポスターなど、技術があまり発達していなかった頃に、誰かがどうにか工夫して作り上げていたようなものがすごく好きなんです。今の時代、技術が進歩して版ズレなどは起きないので、もとからあえてずらす必要はないわけですが、そういう誤差みたいなものをわざと作ることで、人の存在を感じさせることができるかなと思っています。
ハッピーでかわいいだけじゃないところも楽しんでほしい

スーツの男性にもつけてもらいたくて、黒いベルトも作りました

三宅:鈴木さんは、「カエルノジカン」をどんな人につけてもらいたいですか?
鈴木:大人のひとですね。僕のデザインは動物のモチーフが多いせいか、子どもや若い人向けだと勘違いされることもありますが、そうではなくて、大人向けに作っています。この「カエルノジカン」も、大人にこそつけて欲しいですし、むしろ男性がつけてくれたら面白いなと思っています。そういう思いもあって黒いベルトを作ってみました。スーツの方がつけても違和感がないですよね。普段はモノクロのベルトをつけて、休日はカラーのベルトに変えるという楽しみ方もできると思います。
三宅:腕時計は男性にとって唯一のアクセサリー的なところもあります。だからこそ遊び心を持って楽しんでくれる人が増えるといいですね。きれいなスーツを着て真面目を装っているけれども、手元には遊び心が見えかくれしている、みたいな。ちょっとした会話のネタにもなりますしね。
「カエルノジカン」は、グラフィックで楽しんでもらえる、ちょっとユーモアのある商品です。私も、女性だけではなく、男性にもぜひつけてもらいたいと思っています。
スーツの男性にもつけてもらいたくて、黒いベルトも作りました
スーツの男性にもつけてもらいたくて、黒いベルトも作りました
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  • (注)画像は一部ハメコミ合成です。
  • (注)バンドのパッケージは、シリーズ・納品時期により異なります。