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永井延宏のフェースコントロール スコアアップのヒントはフェースコントロールにあり!

第9回 スイングの始動から腰までは、ヘッドを回転させない

正しいフェースコントロールを身に付ける その1

第1回から第8回まで3タイプのデスムーブの解説とそれぞれの対処法を永井プロに教えていただいた。ここからは正しいフェースコントロールを身に付けるため、正しい動きとその練習方法を詳しく教えて頂こう。「正しいフェースコントロールを身に付けるには、まず正しいテークバックを身に付ける必要があります。過去の回でも説明しましたが、テークバックはパワーを貯め、正しくインパクトを迎えるための助走です。助走が正しくできないと効率よくエネルギーを伝えるインパクトはできないのです。まずは、スイングの初動から8時までの動きを説明していきましょう。」

正しいフェースコントロールを身に付ける その1

デスムーブが問題なのは取り戻す動きが必要になるから

しつこいようですが、デスムーブが問題なのは、まずテークバック無駄な動きをしてしまうと、ダウンスイングでそれを取り返すための無駄な動きがさらに必要になる為、思い描く様なスイングや効率のいいインパクトができなくなるからです。例えばデスムーブAは、過剰なフェース面の回転の事ですが、クラブの構造上ヘッドが開く方向に動きたがる性質を持っているため、初動からフェースを開くようなイメージを持っていると、ハーフバックまでの間にかなり大きくフェースが開いてしまいます。正しいテークバックは、初動から8時までの“横のゾーン”での動きがカギになります。

デスムーブが問題なのは取り戻す動きが必要になるから

初動からフェースを開いてしまうとミスの幅が大きくなる

これもこの企画で何度かお話していますが、初動から8時までのフェース面は開かない。0度のままが正解です。そこからトップに向かい、フェース面の回転の数値が50度前後に収めるのがいわゆるスクエアなフェース面となりますが、フェースの開閉にとらわれるのではなく、8時以降からトップまでに正しいプレーンとコックが出来れば、自然とフェースがこの数値になります。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

私が生徒さんを見ていて感じるのは、ハーフバックからトップ位置に向かう流れは50度前後に収まっているのに、ハーフバックまでにフェースを開く動きが強いため、トップ位置でのフェースの開きを示す数値が大きく50度を越えてしまうというパターンがあります。このタイプは、ショット力はあるけど不安定なタイプに多い様です。この場合、ハーフバックまでの開く動きを減らす動きを指導すると、当然トップ位置での数値も良くなりますし、スイング軌道やタメの作り方なども良くなります。それだけ初動から8時までの動きは重要なので、フェースの回転角0度を目標にクラブの動かし方を修正していきましょう。

初動からフェースを開いてしまうとミスの幅が大きくなる

クラブを立ててテークバックできれば正しいスイングプレーンになる

テークバックでフェース面をスクエアからややシャットに保っていても、クラブヘッドが正しいスイングプレーンよりインサイドに倒れてしまうと、ボールの打ち出し方向を右に向ける要素となり、フェースの回転が起こり開いている状態となります。また、強いインサイドアウト軌道は、ボールを下からあおるようなインパクトになり、ダフりの原因になります。これを抑制するのが、「クラブを立てる」というイメージです。

クラブを立ててテークバックできれば正しいスイングプレーンになる

テークバックの始動からフェース面を回転させないように意識しながら、8時の方向からクラブヘッドが手元のやや外側を通りながらトップに向かうように動かします。前回紹介したセンサーの文字を自分に向け続けるドリルと同じ動きです。この動きができれば、初動部の8時までフェースを開かない動きから、正しいスイングプレーンに沿ってトップ位置に向かう流れが出来るでしょう。

クラブを立ててテークバックできれば正しいスイングプレーンになる

8時から12時はシャフトを半回転させるだけ

フェースを開かないように、初動部(8時迄の横の動き)でクラブを立ててテークバックできれば、正しいスイングプレーンに沿ってクラブは動くのですが、注意すべき点があります。グリップエンドと身体との距離はアドレスから8時の方向までは同じ距離を保つように意識してください。ハーフバックまでにグリップエンドが身体から離れてしまうと、シャフトが寝てヘッドがインサイドに入る動きを誘発します。そしてトップ位置付近ではグリップエンドを右首のあたりに引き込み担ぐようなトップ位置になるので、プレーンから外れてクロスするパターンに陥ります。

8時から12時はシャフトを半回転させるだけ

グリップエンドを身体から離さずに正しく8時までテークバックできたら、グリップエンドを身体から離す様に左腕を伸ばし、コックを入れながらプレーンにクラブを乗せます。イメージとしては、8時の段階でプレーン上に沿って動いているクラブを、シャフトの真ん中から、プレーンに沿って半回転させる感覚です。ヘッドとグリップを入れ替えるような意識を持ってください。

8時から12時はシャフトを半回転させるだけ

8時から12時まではフェースは自然と開いていく

8時から12時までにプレーン上でシャフトを半回転させるという動きですが、イメージが沸きづらい方は、ペットボトル等でやってみましょう。クラブと同じように、キャップ側を斜め下に向け、8時の方向あたりからクルッと半回転させます。この時、ペットボトルでもスイングプレーンを意識して、その方向に沿って回転させます。側面左側をフェースに見立ててやってみるとよりイメージしやすいでしょう。8時から12時までのクラブの操作は、シャフトを半回転させるだけです。正しいプレーン上でシャフトを半回転できれば、自然とフェースが正しい位置に収まるのです。

8時から12時まではフェースは自然と開いていく

正しくクラブを動かせば、フェースを開く意識は要らない

この企画を読んで頂いている方は、うすうす感じていらっしゃると思いますが、フェースが開くというのは、フェースの回転だけでなく、プレーンやクラブのポジションが大きく影響するということです。始動から8時の方向まではフェースを0度に保ちながらクラブを立てて。8時から12時まではスイングプレーンに沿ってシャフトを半回転させれば自然と目安となる50度まで開く。つまり自分で“フェースを開く”という意識や操作は全くいらないのです。

正しくクラブを動かせば、フェースを開く意識は要らない

ゴルフクラブ自体が常にフェースを開く傾向やプレーンのインサイドに外れたがる特性があるので、ほとんどのゴルファーはスイング中にそれを打ち消す努力をしなければならず、フェースを開く意識や動きが必要なゴルファーは、ごく一部に限られると言えます。

正しくクラブを動かせば、フェースを開く意識は要らない

テークバックでのクラブの正しい動かし方のおさらい

テークバックでのクラブの正しい動かし方はご理解頂けましたでしょうか?順を追っておさらいしていくと、

  • ・初動から8時まではフェースは0度のまま
  • ・アドレスから8時の位置まではグリップエンドと身体の距離を均等に保つ
  • ・シャフトは8時の方向からクラブヘッドが手元のやや外側を通るように立てて動かす
  • ・8時から12時まではシャフトをスイングプレーン上で半回転させる

となります。テークバックで正しい形でできれば、効率良いインパクトを作りやすくなり、結果飛距離アップや曲りの少ないボールが打てるようになるのです。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

身体の動かし方でフェースコントロールを考える

ここまでは、どちらかというとクラブの動かし方を中心に正しいフェースコントロールの仕方を説明してきました。ボールに直接エネルギーを伝えるのはクラブなので正しいクラブの動かし方を覚えることは非常に重要です。しかしクラブの動かし方だけの説明では、伝わらない部分もあります。次回からは身体の動かし方や、身体のどの部分を意識すればクラブが上手く扱えるのか等を軸にフェースコントロールの仕方をご説明していきたいと思います。クラブから、身体から、どちらでもイメージしやすいほうから覚えていただき、皆さんの上達のお手伝いになればうれしいです。

身体の動かし方でフェースコントロールを考える

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