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スイングタイプ別 堀尾研仁の目で見てわかる!スイング解析レッスン

第12回 バンカーからの脱出法

練習の機会が少ないバンカーショット

バンカーを苦手とするアマチュアゴルファーは少なくない。さまざまなシチュエーションで、高い対応力を求められる難関にもかかわらず、実際に練習できる環境はコース以外には少なく、練習する機会が少ないやっかいな存在だ。アマチュアゴルファーの正木さんは、バンカーから脱出できるときとできないときがあると、お悩みの様子。堀尾プロにアマチュアがどうすればバンカーショットが上手くなるかを聞いた。

【プロフィール】
正木 佳基さん
年齢:36歳
平均スコア:95~100
ヘッドスピード:40m/s
正木 佳基さん 年齢:36歳 平均スコア:95~100 ヘッドスピード:40m/s

バンカーから確実に脱出するコツを教えてほしいです

正木さん:バンカーショットは、うまく出るときと出ないときの差が激しいです。出るときは、何も考えずに打って普通に出るのですが、出ないときは同じように打っているつもりなのに、砂だけが飛んで、ボールが出てくれないんです。知らないうちに打ち方が変わっているのでしょうか?それとも違う要因なのでしょうか?バンカー脱出のコツがあればぜひ教えてください。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

バンカーショットは、状況の見極めが大切

堀尾プロ:バンカーショットは、まずボールがどういう状況かをしっかりと把握する必要があります。それは芝から打つショットと違い、打つ前に地面に触れる素振りができないからです。砂の粒の大きさ、砂の量、ボールの埋まり具合、傾斜、ピンの位置など、これらの情報を認識しないと、うまく打てたとしても良い結果は得られないでしょう。たとえ毎回同じスイングができたとしても、状況に適した判断ができなければ、結果がミスになってしまうのがバンカーなのです。

(注) 本サービスはYoutube™のサービスを使って提供しています。

正木さんのインパクトゾーン

正木さんのインパクトゾーン

■大きなアウトサイドイン軌道でダウンブローにヘッドが動き、フェースは大きく開いている。


堀尾プロの解説

堀尾プロ:正木さんのバンカーショットのデータを見てみましょう。アウトサイドインでダウンブロー、そしてフェースオープンと、一般的にバンカーの基本であるエクスプロージョンショットと言われる打ち方です。この打ち方は、一定のバンカーからの脱出はできるでしょう。ただ少しそれぞれの角度がきついので、砂の状況が変わると飛ばなくなってしまうかもしれません。芝からのショットもそうですが、バンカーは特に状況によってクラブ軌道をコントロールする必要があるのです。

クラブフェースで直接打たないなら、必ずフェースはオープンに

クラブフェースで直接打たないなら、必ずフェースはオープンに

堀尾プロ:グリーン周りのバンカーは、ボールを直接打たないエクスプロージョンが基本になります。その中で状況によってクラブ軌道やフェースの角度などを調節して、ボールの飛び出す高さや距離を変化させます。ただし、フェースの角度がクローズになることはありません。バンカーは砂ごとボールを飛ばすのですが、フェースをクローズにしてしまうと、必要以上にヘッドが砂に潜ってしまい、ボールが飛ばなくなってしまいます。ストレートのクラブ軌道でも、少しだけフェースをオープンにしておけばバンカーからの脱出の確率はぐっと高まりますよ。

サラサラバンカーはアウトサイドインが強いと飛ばなくなる

堀尾プロ:正木さんの打ち方は、強いアウトサイドインのエクスプロージョン。このクラブ軌道は必然的に強めのダウンブローになります。この打ち方は、多めに砂が取れやすく、砂の粒が粗いバンカーでは有効ですが、サラサラの粒の細かいバンカーでは、ヘッドの抵抗が大きくなり、エネルギーが砂に吸収されてしまって、飛ばなくなります。どんなバンカーでも安定して脱出するには、砂の見極めとそれに対応した打ち方が必要です。

サラサラバンカーはアウトサイドインが強いと飛ばなくなる

粒が大きめにはアウトサイドイン、粒が小さめならインサイドアウトのイメージ

堀尾プロ:バンカーは砂とボールの状況をしっかりと理解して、それに対応した打ち方が重要になります。シビアにピンを狙うのであれば、さらに細かく打ち方を変化させなければなりませんが、脱出を第一に考えるのであれば、軌道とフェースの向きを変えるだけでOKです。砂の粒を確認し、大きければアウトサイドイン軌道でフェースを大きめに開く。砂の粒が小さければ、軽いインサイドアウトかストレート軌道でフェースをほんの少し開くイメージです。そうすればサラサラのバンカーもヘッドが深く潜らず、ボールを前に飛ばすことができます。

粒が大きめにはアウトサイドイン、粒が小さめならインサイドアウトのイメージ

練習場でできるバンカーショットの練習

堀尾プロ:バンカーの練習は、練習場のラバーティを利用すれば可能です。ティをやや低めにセットし、ややフェースを開いた状態でボールを打ちます。その際、ボールが飛ばないダルマ落とし状態や、トップはNGです。正しく打てると軽くティにヘッドが触れて、柔らかい球が出ます。ただし地面のマットにはヘッドが触れないように注意してください。これができるようになれば、大抵のバンカーからは脱出できます。後は状況判断力を磨くこと。砂の粒の大きさを見極めるところから始めて、クラブ軌道を意識してみてください。どんなバンカーでも対応できるようになりますよ。

練習場でできるバンカーショットの練習

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